サラ移籍金問題が決着! FIFAがカーディフに移籍金7億円の支払いを命ずる

2019.10.01 02:00 Tue
Getty Images
国際サッカー連盟(FIFA)は9月30日、アルゼンチン人FWエミリアーノ・サラの移籍金問題に対するナントの訴えを認め、カーディフへ移籍金600万ユーロ(約7億円)の支払いを命じた。
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サラは今冬の移籍市場でナントからカーディフへの移籍が決まっていた。しかし、1月21日にサラを乗せた小型飛行機がナントからカーディフに向かう途中で墜落し、サラは帰らぬ人となってしまった。移籍が決まった直後に起こった選手の死という他に類を見ない事態に、ナントとカーディフの間で移籍金を巡って問題が発生。サラの移籍金1700万ユーロ(約21億円)の全額支払いを要求するナントに対し、カーディフはこの移籍が無効であると主張し、移籍金を支払わない旨のレポートをFIFAに提出していた。
これを受け、FIFAは25日に行われた会議でFIFAプレイヤーズステータス委員会による話し合いが行われ、以下のような決定が発表された。

「FIFAプレイヤーズステータス委員会は、2019年1月19日に締結されたエミリアーノ・サラの譲渡契約に基づいてカーディフ・シティがナントに支払うべき最初の分割払いに相当する600万ユーロを支払う必要があるという決定に至った」
「また、この訴訟を取り巻く悲劇的で独特な状況を考慮し、今回の手続き費用を両チームからから請求しないことを決定した」

なお、両クラブは10日以内であればスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴することができるという。

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