【CLグループ第2節プレビュー①】グループB突破候補のスパーズとバイエルンが激突!

2019.10.01 18:00 Tue
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チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節が1日と2日に開催される。ここではA~Dの第2節のマッチプレビューを紹介していく。

★CLグループステージ第2節
▽10/1(火)
《25:55》
◆グループA
レアル・マドリー vs クラブ・ブルージュ

◆グループC
アタランタ vs シャフタール
《28:00》
◆グループA
ガラタサライ vs パリ・サンジェルマン

◆グループB
トッテナム vs バイエルン
ツルヴェナ・ズヴェズダ vs オリンピアコス
◆グループC
マンチェスター・シティ vs ディナモ・ザグレブ

◆グループD
ユベントス vs レバークーゼン
ロコモティフ・モスクワ vs アトレティコ・マドリー

◆グループA:長友ガラタサライがPSGと対戦
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開幕節に行われたグループA本命対決のレアル・マドリーとパリ・サンジェルマン(PSG)のビッグマッチは、ホームチームのPSGが攻守に圧倒する形で3-0と快勝した。そしてガラタサライのDF長友がフル出場したクラブ・ブルージュ戦はゴールレスドローに終わっている。迎える第2節、長友ガラタサライがPSGをホームに迎える。

アウェイでのクラブ・ブルージュ戦では劣勢を強いられた中、長友が際どいミドルシュートでゴールに迫ったシーンのあったガラタサライ。ただ、FWファルカオやMFエンゾンジら大型補強を敢行した効果は発揮されたとは言い難い内容で勝ち点1獲得に留まった。ホームの大サポーターの後押しを受けられる今節ではそのアドバンテージを生かし、PSGを苦しめることはできるか。

一方、FWネイマール、FWムバッペ、FWカバーニが不在だった中、レアル・マドリーを一蹴したPSG。古巣対決のFWディ・マリアが躍動し、2ゴールを記録。同じく古巣対決のGKケイロル・ナバスはほぼ仕事がないほどの完勝劇だった。好スタートを切った中、ネイマールは今節まで出場停止となるが、ムバッペが負傷から復帰しており、PSGとしては連勝スタートとしてグループステージの戦いを優位に進めたい。

守備の要セルヒオ・ラモスを欠いた影響もあってPSGにまさかの完敗スタートとなり、ジダン監督の解任報道も出たレアル・マドリーだったが、ラ・リーガでは立て直しを図り、チーム状態は好転している。直近のアトレティコ・マドリーとのダービーではゴールレスドローに終わったが、首位に浮上した。格下のクラブ・ブルージュ相手には確実に勝利し、PSGを追いたい。

◆グループB:突破候補のスパーズとバイエルンが激突!
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グループBの開幕節では突破候補のバイエルンが順当に白星スタートを切った一方、トッテナムはアウェイでのオリンピアコス戦を引き分けた。迎える第2節、突破候補のトッテナムとバイエルンが激突する。

オリンピアコス戦ではカウンターがハマった前半に2ゴールが決まったものの、後半にオリンピアコスの反撃を許し、引き分けに持ち込まれたトッテナム。その後もEFLカップで4部相手にジャイアントキリングを起こされるなどチーム状態が芳しくない中、直近のプレミアリーグではサウサンプトン相手に10人となった中、2-1で競り勝って公式戦4試合ぶりの勝利を飾った。一先ず悪い流れを断ち切った中、バイエルンとのビッグマッチを制して勢いに乗れるか。

一方、ツルヴェナ・ズヴェズダ相手に終わってみれば3-0の快勝を飾ったバイエルンは、ブンデスリーガでも首位に立ち、好調なチーム状態となっている。新戦力のFWペリシッチやMFコウチーニョ、DFリュカにDFパヴァールらが順調にチームにフィットし、チーム力が上がっている。ブンデスリーガ開幕6戦連発と絶好調を維持するFWレヴァンドフスキを軸に、トッテナム攻略といきたい。

◆グループC:初勝利目指すアタランタがシャフタールと激突
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グループCの本命であるマンチェスター・シティは、開幕節ではシャフタールに敵地で3発快勝し、貫禄の白星スタート。一方でCL初登場のアタランタが格下と思われたディナモ・ザグレブに0-4と惨敗する波乱が起こった。迎える第2節、初勝利を目指すアタランタが突破候補のシャフタールと対戦する。

ザグレブ戦ではCLの雰囲気に飲み込まれ、相手の攻勢を受け止めきれなかったアタランタ。ただ、その後のセリエAではローマに勝利し、直近のサッスオーロ戦では4-1と圧勝して見せた。実力的にはシャフタールを撃破する力があると思われるアタランタだが、サン・シーロで行われる仮のホーム戦を制し、生き残ることはできるか。

シャフタール戦後もワトフォードに8-0と圧勝するなど、DFラポルテの不在を感じさせない圧倒的な攻撃力で守備をカバーしているシティは、ディナモ・ザグレブとホームで対戦する。初戦でアタランタを撃破した力は侮れないが、2連勝としてグループを優位に進めたい。

◆グループD:黒星スタートのレバークーゼン、生き残りを懸けてユーベと対戦
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開幕節ではグループDの突破候補であるユベントスとアトレティコ・マドリーが激突し、アトレティコが2点差を追いつく形で2-2の引き分けに終わった。そして、ロコモティフ・モスクワがレバークーゼンにアウェイで勝利し、2強への挑戦権を手にしている。第2節では痛恨の黒星スタートとなったレバークーゼンがユベントスと対戦する。

ロコモティフ戦ではGKフラデツキーの軽率なミスが響き、1-2と惜敗したレバークーゼン。痛い躓きとなったが、その後のブンデスリーガでは2連勝し、いずれも無失点とチーム状態は改善されている。敵地での難しい試合が予想されるが、ユベントスを撃破して生き残ることはできるか。

対するユベントスはサッリ監督の下、新スタイルに着手中。FWディバラが2トップの一角として機能性を見せつつ、新戦力のMFラムジーとMFラビオがチームにフィットしつつある状況で、徐々にサッリ・スタイルが浸透している。セリエAでは追走するインテルとのダービーをレバークーゼン戦後に控える中、ホームでの試合で必勝を期す。

アトレティコはユベントス戦では執念のドローに持ち込み、最低限の結果を手にした。ただ、その後のラ・リーガでは1勝2分けと足踏みが続いている。ロコモティフが徹底して守備を固めてくることが予想される中、新星FWフェリックスはこじ開けることができるか。

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