コパ以来の再戦…チリvsアルゼンチンは両者クロスバーに嫌われゴールレスドロー《国際親善試合》
2019.09.06 13:35 Fri
国際親善試合のチリ代表vsアルゼンチン代表が日本時間6日に行われ、ゴールレスドローに終わった。
6月から7月にかけて行われたコパ・アメリカ2019で3位の座を争った両者。その際は2-1でアルゼンチンが勝利したが、今回、早くも再戦を迎えることとなった。
前回の試合で1ゴールを記録したビダルは選外のチリ。GKブラーボ、アランギス、サンチェス、E・バルガスらが先発に名を連ねた。
一方、アルゼンチンは現在、メッシがコパ・アメリカでの南米サッカー連盟(CONMEBOL)への侮辱的な発言によって3カ月の代表戦出場停止に。ディ・マリアとアグエロも招集外。今回の試合に向けては、3位決定戦で貴重な決勝ゴールを奪ったディバラに加えて、ロ・セルソ、L・マルティネスらが起用された。
試合は序盤から激しい球際勝負を見せ、6分にパレデス、7分にアランギスと両チームに早くもイエローカードが提示される展開に。そんななか、12分に敵陣中央でボールを受けたディバラがやや左に持ち込んで左足を振り抜く。強烈な一撃だったが、シュートはゴール右外へと外れた。
ここまでアルゼンチンの攻撃にやや苦しむチリだが、前半終盤にかけて反撃。40分にはボックス右手前でパスを受けたアランギスが混戦の中から左足シュート。ゴール左を捉えたが、GKマルチェシンの好守に阻まれた。
ヒヤリとする場面を迎えたアルゼンチンは、44分にロ・セルソが右サイドからのクロスをボレーで合わせてゴールを脅かすもゴールネットは揺らすことができず。ゴールレスで試合を折り返した。
チリは後半開始直後、投入されたばかりのルビオが惜しいミドルシュートを放ってけん制。対するアルゼンチンも56分にボックス右外に流れたボールをデ・パウルがクロスを送る。中央でクアルタが競るも、ボールはゴール左外へと外れた。
するとチリにビッグチャンス。味方のスルーパスに反応したE・バルガスがマイナス方向にグラウンダーのクロスを供給し、走り込んだピナレスが合わせる。しかし、これがクロスバーに直撃。絶好のチャンスをモノにすることができなかった。
対するアルゼンチンにも決定機。左サイドを抜け出したディバラのクロスは味方に合わず。それでもボックス手前にこぼれたボールに反応したアラリオが、相手守備陣の不意を突く浮き球のスルーパスをボックス内へ。走り込んだL・マルティネスが右足アウトで合わせるも若干ミートしきれず、GKブラーボにキャッチされた。
両チームともに決めきれず、ゴールレスのまま試合終盤に。するとアルゼンチンは85分、右CKにクアルタが頭で合わせるも、クロスバー。最後まで両者がゴールネットを揺らす瞬間は訪れず。ゴールレスドローに終わった。
6月から7月にかけて行われたコパ・アメリカ2019で3位の座を争った両者。その際は2-1でアルゼンチンが勝利したが、今回、早くも再戦を迎えることとなった。
前回の試合で1ゴールを記録したビダルは選外のチリ。GKブラーボ、アランギス、サンチェス、E・バルガスらが先発に名を連ねた。
試合は序盤から激しい球際勝負を見せ、6分にパレデス、7分にアランギスと両チームに早くもイエローカードが提示される展開に。そんななか、12分に敵陣中央でボールを受けたディバラがやや左に持ち込んで左足を振り抜く。強烈な一撃だったが、シュートはゴール右外へと外れた。
さらにアルゼンチンは23分、ロ・セルソから縦パスを受けたボックス右手前のL・マルティネスがワンタッチで中央に落とす。走り込んだディバラがダイレクトで左足を合わせるも、GKブラーボの守備範囲に。素早い反応でパンチングされた。
ここまでアルゼンチンの攻撃にやや苦しむチリだが、前半終盤にかけて反撃。40分にはボックス右手前でパスを受けたアランギスが混戦の中から左足シュート。ゴール左を捉えたが、GKマルチェシンの好守に阻まれた。
ヒヤリとする場面を迎えたアルゼンチンは、44分にロ・セルソが右サイドからのクロスをボレーで合わせてゴールを脅かすもゴールネットは揺らすことができず。ゴールレスで試合を折り返した。
チリは後半開始直後、投入されたばかりのルビオが惜しいミドルシュートを放ってけん制。対するアルゼンチンも56分にボックス右外に流れたボールをデ・パウルがクロスを送る。中央でクアルタが競るも、ボールはゴール左外へと外れた。
するとチリにビッグチャンス。味方のスルーパスに反応したE・バルガスがマイナス方向にグラウンダーのクロスを供給し、走り込んだピナレスが合わせる。しかし、これがクロスバーに直撃。絶好のチャンスをモノにすることができなかった。
対するアルゼンチンにも決定機。左サイドを抜け出したディバラのクロスは味方に合わず。それでもボックス手前にこぼれたボールに反応したアラリオが、相手守備陣の不意を突く浮き球のスルーパスをボックス内へ。走り込んだL・マルティネスが右足アウトで合わせるも若干ミートしきれず、GKブラーボにキャッチされた。
両チームともに決めきれず、ゴールレスのまま試合終盤に。するとアルゼンチンは85分、右CKにクアルタが頭で合わせるも、クロスバー。最後まで両者がゴールネットを揺らす瞬間は訪れず。ゴールレスドローに終わった。
チリ代表の関連記事
|
チリ代表の人気記事ランキング
1
元バルサGKブラーボ、テア=シュテーゲンとの定位置争いを回想 「共存不可と断定されたが…」
レアル・ベティスのチリ代表GKクラウディオ・ブラーボがバルセロナ時代に定位置を争った元チームメイトについてコメントした。スペイン『Relevo』が伝える。 ベティスは12日にサウジアラビアで行われたスーペル・コパ・デ・エスパーニャ準決勝にてバルセロナと対戦。ラ・リーガ首位相手に延長戦を含む120分間で2-2の激闘を演じたが、最終的にはPK戦を2-4で落とし、決勝戦進出を逃している。 PK戦では両軍ともに4人がキッカーを務め、ブラーボが1本も防げなかった一方、バルセロナのGKアンドレ・テア=シュテーゲンは2本をセーブ。元同僚同士の対決は後者が制す形となった。 バルセロナ時代のブラーボにとって、テア=シュテーゲンはポジションを分けあうライバルで、不仲が囁かれた時期も。試合後のインタビューではそれを否定し、むしろ仲は良かったと語っている。 「私がテア=シュテーゲンと問題を抱えていたことは一度もないよ。彼は国内外のカップ戦で起用され、私はリーグ戦に起用が限定された。マスコミからそれについて大騒ぎされたね(笑)」 「一部の人たちは私たち2人が敵どうしだと言い、共存は不可能だと断定されたが、全くもって事実ではないよ」 2人は2014年夏に揃ってバルセロナへ加入。2シーズンにわたって「分業制」を敷かれたが、2014-15シーズンはブラーボがラ・リーガ優勝、テア=シュテーゲンが国王杯とチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献と、2人の共存なくして3冠をなし得なかった事実がある。 最終的にはローテーションに不満を抱いたブラーボが退団の道を選んだが、今となっては良い思い出として記憶されていることだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】〈試合ハイライト〉バルセロナ 2-2(PK4-2) ベティス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> A heart-stopping win! <a href="https://t.co/2qM4JLh0PJ">pic.twitter.com/2qM4JLh0PJ</a></p>— FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1613778214203031552?ref_src=twsrc%5Etfw">January 13, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.13 15:51 Fri2
チリ代表GKブラーボ妻が夫の同僚ビダルを痛烈に批判 「酔っぱらいは練習しなかった」
▽マンチェスター・シティに所属するチリ代表GKクラウディオ・ブラーボの妻が、同国代表のW杯予選敗退を受けて、夫の同僚であるバイエルンMFアルトゥーロ・ビダルを痛烈に批判した。イギリス『デイリー・メール』など複数メディアが伝えている。 ▽チリは10日、ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選最終節のブラジル代表戦で0-3の敗戦を喫した結果、3位から出場圏外の6位に転落し、3大会連続での本大会行きを逃した。 ▽2大会連続でW杯に出場し、コパ・アメリカ2連覇中だったチリの予選敗退は世界中でショッキングなニュースとして報じられた中、すでに国内では戦犯探しが始まっている。その中でブラーボは、シティ移籍以降十分な出場機会を得ていないことを理由に試合勘の欠如によるパフォーマンス低下を指摘されている。 ▽こういった批判に憤るブラーボの妻、カルラ・パルドさんは自身のSNSを通じて、ビダルの名前こそ出していないものの、“酔っ払い”という言葉を使って同選手こそが戦犯だったと主張している。 「私の代表、多くの美しい瞬間と経験を与えてくれてありがとう。それは本当に美しいものだったわ」 「だけど、代表のユニフォームを着るときは常にプロフェッショナルでいなければならないわ。個人的にほとんどのプレーヤーが懸命に努力をしていたことを知っているわ。その一方で、一部の人はパーティーのためにチームを離れ、酔っぱらって練習に参加していなかった。いまはこの国の多くの人が涙に暮れていると思うけど、私はここで私のキャプテン(夫)を腕を広げて待っているわ」 ▽なお、ビダルは以前に自国開催のコパ・アメリカ中にパーティー出席後に飲酒運転で捕まった過去があり、カルラさんはこの一件を含め、不真面目な夫の同僚を批判したようだ。ただ、現時点で妻の発言に関してブラーボ本人からの反応はなく、夫の普段の発言を元に今回の発言に至ったのか、夫を守りたいがゆえの妻の暴走なのかは不明だ。 ▽奇しくもビダルはカルラさんの批判の数時間後にチリ代表からの引退を発表しており、ブラーボとビダルがすぐさま気まずい再会を果たす可能性は低いようだ。 2017.10.12 02:05 Thu3
チリ代表、ベリッソ監督が辞任…昨年5月就任もW杯南米予選で8位に低迷…
チリサッカー連盟(FFC)は17日、エドゥアルド・ベリッソ監督(54)の辞任を発表した。 ベリッソ監督は昨年5月にマルティン・ラサルテ前監督の下でカタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃したチリ代表の新指揮官に就任。 しかし、就任以降の16試合では4勝5分け7敗と思うような戦績を残せず。2026年北中米W杯南米予選ではここまで1勝2敗2分けの8位に低迷していた。 この成績不振を受け、16日に行われたパラグアイ代表戦のゴールレスドロー後に「結果が出なかった場合、それを認めなければならない」と、公式会見の場で辞任を発表した。 なお、後任監督は現時点で未定となっており、21日に行われるエクアドル代表戦はユース部門を統括するニコラス・コルドバ氏が暫定指揮官として指揮する。 現役時代にアルゼンチン代表DFとして活躍したベリッソ監督は、現役引退後にチリ代表のアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタート。以降はセルタやセビージャ、アスレティック・ビルバオ、パラグアイ代表の指揮官を歴任していた。 2023.11.17 22:31 Fri4
元チリ代表の10番が逮捕…タトゥーアーティストに性的暴行か
元チリ代表MFのホルヘ・バルディビア氏が性的暴行容疑で逮捕された。 現役時代は巧みなプレースタイルでチリ代表の10番としても長らく活躍したバルディビア氏。ブラジル『Globo』によると、22日にチリで性的暴行容疑により、逮捕されたという。 被害を訴えるのはタトゥーアーティストの女性で、20日にタトゥーについての話をし、飲食をともに。だが、その先を覚えておらず、翌日に電話でバルディビアに尋ねたようだ。 すると、バルディビアから性的関係を持ったと告げられ、女性はその日に被害届を提出。バルディビアは合意に基づくものと否認しているが、チリ検察庁は捜査を始めたとされる。 バルディビア氏は現在41歳。2022年に現役引退して以降、ラジオ局でコメンテーターを務めるが、事件が解決するまで出演が見送られるとのことだ。 <span class="paragraph-title">【写真】身柄を拘束されたバルディビア</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="tr" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/tr_hbr/status/1848928884638793977?ref_src=twsrc%5Etfw">October 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.23 12:55 Wed5