大迫が一時同点弾も10人のブレーメン、打ち合いに敗れて連敗スタート《ブンデスリーガ》

2019.08.25 00:29 Sun
Getty Images
ブレーメンは24日、ブンデスリーガ第2節でホッフェンハイムとのアウェイ戦に臨み、2-3で敗れた。ブレーメンのFW大迫勇也は86分までプレーしている。

開幕節のデュッセルドルフ戦をホームで完敗したブレーメンは、大迫が引き続きスタメンとなり、[4-3-3]の左ウイングで先発となった。

一進一退の攻防で立ち上がった中、ブレーメンは8分に大迫が反転から左足ミドルでゴールに迫った。
その後、17分に負傷したトプラクがプレー続行不可能となってモフワルドが投入された中、試合は膠着状態が続いたが、ブレーメンは38分にCKからフュルクルクがヘディングシュートでオンターゲットを記録。

すると42分、シャヒンの左CKからフュルクルクの放ったヘディングシュートがネットを揺らし、ブレーメンが先制して前半を終えた。
しかし迎えた後半開始9分、左CKからビカクチッチのヘディングシュートが決まって、ブレーメンは試合を振り出しに戻されてしまう。

さらに59分、ブレーメンは一気に逆転を許す。ルーズボールに反応したボックス内のベブに鋭い反転からシュートを突き刺された。

追う展開となったブレーメンは71分、追いつきかける。大迫のボレーシュートのルーズボールを拾ったフュルクルクがDFとの競り合いを制してゴールに押し込んだが、VARの末にフュルクルクにハンドがあったとしてノーゴールに覆った。

厳しい判定に見舞われたブレーメンは77分、J・エッゲシュタインが2枚目のイエローカードを受けてしまい、10人に。

それでも81分、大迫が同点弾を挙げる。クラーセンが敵陣でボールをカットした流れから、パスを受けた大迫がDFを外してボックス中央へ侵入し、ゴール右にシュートを突き刺した。

足をつった大迫が86分にピッチを後にした中、ブレーメンは87分に勝ち越されてしまう。右CKからカデラベクにヘディングシュートを決められてしまった。

これが決勝点となってブレーメンは痛い敗戦。大迫が今季リーグ初ゴールを決めたものの、開幕2連敗スタートとなってしまった。

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