【リーガエスパニョーラ・シーズンプレビュー】2連覇王者バルサ優位も3強による熾烈な覇権争い復活か

2019.08.16 19:00 Fri
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2019-20シーズンのリーガエスパニョーラが8月16日(金)に開幕を迎える。昨シーズンはマドリードの2強の自滅によって独走したバルセロナの連覇に終わったが、今シーズンは再び3強による熾烈な覇権争いが期待される。

◆ネイマール復帰は? 的確補強で優勝の最右翼~バルセロナ~
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今シーズンも優勝候補の筆頭は2連覇中の王者バルセロナだ。昨季は一時調子を崩した時期こそあったものの、絶好調だったエースFWメッシに加え、DFピケの復活で安定感を取り戻した守備陣の好パフォーマンスもあり、シーズンを通して順調に勝ち点を積み重ねて王者に相応しい1年を過ごした。

ラ・リーガ3連覇に加えチャンピオンズリーグ(CL)、コパ・デル・レイのシーズン3冠を目指すブラウグラナは、今夏の移籍市場で積極的な補強を敢行。昨夏にも獲得寸前に迫ったアトレティコのエースFWグリーズマンに加え、新司令塔候補にアヤックスの新鋭MFフレンキー・デ・ヨング、勤続疲労が指摘されるDFジョルディ・アルバのバックアップにベティスDFジュニオール・フィルポを確保。DFデ・リフトの獲得撤退とDFムサ・ワゲのトップ昇格に留まった最終ラインにやや不安を残すが、ほぼ戦力ダウンなしでの戦力増強に成功。さらに、移籍市場閉幕までにFWネイマールの復帰、MFコウチーニョの放出という“大きな動き”も噂される。
その中で注目を集めるのが、バルベルデ監督が選択する今シーズンのメインシステムだ。プレシーズンマッチではメッシの不在もあってグリーズマンを最前線、左ウイングに配した[4-3-3]を採用していたが、スアレスを含めた3選手の連係が深まれば、メッシを中央でフリーマンとする[4-3-1-2]や、メッシとグリーズマンの2トップによる中盤フラットの[4-4-2]など、様々なオプションも想定される。さらに、ネイマール復帰となれば、守備度外視で世界最高峰のアタッカー4人を並べるテレビゲームのような布陣も実現するはずだ。

◆積極補強も不穏な船出か?~レアル・マドリー
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ロペテギ、ソラーリ、ジダンと3人の監督の下で昨季を戦ったレアル・マドリーは、公式戦の敗戦数や失点数など近年のクラブワーストをことごとく更新する屈辱のシーズンを過ごした。そして、ジダン第2次体制の実質1年目となる今シーズンはその屈辱を払拭することが求められる。
ジダン監督再任要請の際に今夏の大型補強を約束したペレス会長の下、意中のチェルシーMFアザール、手薄な最終ラインにポルトDFミリトン、リヨンDFメンディ、エースFWベンゼマのバックアップにフランクフルトFWヨビッチ。近未来の主力候補としてサントスFWロドリゴ、日本代表FW久保建英と移籍市場序盤に積極補強を敢行。その一方で、MFベイルやMFハメス・ロドリゲス、GKケイロル・ナバスなど余剰人員の売却交渉に手間取った影響もあって、その後の補強が停滞。ジダン監督がアザールと共に獲得を望むマンチェスター・ユナイテッドMFポグバやそのプランBであるトッテナムMFエリクセン、アヤックスMFファン・デ・ベーク、ポグバ失敗時の保険と目されるFWネイマールの交渉を開幕までに完了させることができず、ジダン監督とペレス会長の関係悪化も指摘されている。

また、今夏のプレシーズンマッチではジダン監督時代の主力が多く残留しているにも関わらず、90分間での勝利がわずかに2勝と思うような結果を残せず。とりわけ、アメリカで行われたアトレティコとのダービーでは3-7という屈辱的な敗戦を喫しており、ピリッとしない守備陣やオーバーウエイトでキレを欠く新エース候補アザールを含め厳しい船出が予想される。なお、リザーブチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャをひとまず主戦場とする久保に関してはトップチーム登録やバジャドリー移籍の可能性も伝えられるが、果たして…。

◆近年稀に見る大刷新! 超新星フェリックスに注目!~アトレティコ・マドリー~
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今夏、前述の2チーム以上に大幅なスカッド刷新に動いたアトレティコは、大きな期待と不安の双方を抱えて新シーズンに挑む、今季最注目のチームだ。昨季はグリーズマンを含め主力の残留と、クラブ史上最高額での加入となったMFレマルなど積極補強を敢行し、大きな期待を集めたものの、最終的には首位のバルセロナと勝ち点11差の2位で無冠に終わる厳しい1年となった。

新シーズンに向けては新契約を締結したシメオネ監督の続投こそ決まったものの、近年の成功に大きく貢献したDFゴディン、DFフィリペ・ルイス、DFフアンフラン、グリーズマンの重鎮、今後の中心選手を担うMFロドリ、DFリュカが一気に退団。代わって今夏ここまでの移籍市場最高額でベンフィカの超新星FWフェリックス、MFマルコス・ジョレンテ、DFエルモソ、MFエクトル・エレーラ、DFトリッピアー、DFフェリペなど、若手と即戦力を組み合わせた8人を獲得した。

プレシーズンマッチではグリーズマンの後釜を担うフェリックスが評判以上の輝きを放つなど、PK戦での勝利を含め6連勝という最高の形でシーズン開幕を迎えることになった。ただ、シーズンを通しては百戦錬磨の重鎮たちの不在によって、メンタル面やロッカールームの一体感という部分が懸念材料となりそうだ。新主将のMFコケや生え抜きのMFサウール、新ディフェンスリーダーのDFヒメネスら新たなリーダーたちの役割が重要になる。

◆オトラ・リーガの主役は?~セビージャ、バレンシア、ベティス~
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飛び抜けた戦力、実績を持つ3強による別次元の優勝争いが行われる一方、オトラ・リーガの戦いにも注目が集まる。そのオトラ・リーガの覇権争いを牽引することが期待されるのが、セビージャ、バレンシア、ベティスの3チームだ。

昨季、マチン、カパロスという2人監督の下でヨーロッパリーグ(EL)出場圏内ギリギリの6位フィニッシュとなったセビージャは、ローマを退団した敏腕SDモンチ氏の復帰に伴い、今夏大幅なチーム刷新に動いた。前レアル・マドリー指揮官のロペテギ新監督を招へいし、開幕時点で11人の新戦力を獲得。昨季、主力のMFサラビア、FWベン・イェデルらの流出は痛手となったが、モンチ氏の慧眼を生かしてボルドーDFクンデやPSVのFWルーク・デ・ヨング、モナコMFロニー・ロペス、マルセイユFWオカンポスなど実力者を確保。また、指揮官の戦術を知るポルトMFオリベル・トーレスやレアル・マドリーDFレギロンらも獲得しており、新シーズンの躍進を期待させる夏を過ごしている。

昨季、序盤戦の大不振から見事に立ち直り、4位フィニッシュとコパ・デル・レイ制覇と近年で最高の戦績を手にしたバレンシアだが、今シーズンに関しては難しいシーズンになる可能性が指摘される。現時点で公式なアナウンスはないものの、エースFWロドリゴにアトレティコ行き濃厚との報道が出ており、仮にマルセリーノ体制でエースに君臨した同選手の流出となれば、昨季同様に序盤戦で苦しむことになるかもしれない。ここまでの補強に関してはGKネト、FWサンティ・ミナとのトレードという形でバルセロナGKシレッセン、セルタFWマキシ・ゴメスの獲得に始まり、ビジャレアルDFジャウメ・コスタ、レバンテMFジェイソンと国内の中堅クラブの主力、DFマンガラの復帰など最小限の補強に留まっている印象だ。そのため、昨季と同等の成果を得るには逸材MFフェラン・トーレスやMFソレール、FWゴンサロ・ゲデスら若手の覚醒が必要となるはずだ。

宿敵セビージャと同様に今夏監督交代に踏み切った昨季10位のベティスは“ポジショナルプレーの権化”セティエン前監督から、よりダイナミックな縦への推進力を求める前エスパニョール指揮官のルビ新監督を招へい。今夏の移籍市場では守護神パウ・ロペス、MFロ・セルソ、フィルポと3人の主力を引き抜かれた一方、ルビ監督の下で昨季17ゴールを記録したエスパニョールFWボルハ・イグレシアス、ビッグクラブの関心を集めたリヨンFWフェキル、ソシエダFWフアンミ、フィルポ後釜にビジャレアルMFペドラサを確保するなど、主力流出を補って余りある補強に成功。極端なチームスタイルの転換によって序盤戦の苦戦は予想されるが、ヨーロッパ出場権に絡む躍進が期待される。

その他では昨季7位のエスパニョールやELとの二足の草鞋を履く5位のヘタフェ、アスレティック・ビルバオ、ソシエダあたりがヨーロッパ出場権に絡むことになりそうだ。また、いずれも久々のプリメーラ復帰となるオサスナやグラナダ、マジョルカの昇格組3チームの戦いにも注目したい。

◆乾がエイバル帰還~日本人選手~
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久保の去就次第ではあるが、現時点で今シーズンのプリメーラでプレーする日本人選手はベティスから古巣エイバルに復帰したMF乾貴士のみに。セグンダA(スペイン2部)にMF香川真司(サラゴサ)、MF柴崎岳(デポルティボ)、FW岡崎慎司(マラガ)が加入し盛り上がりを見せていることを考えれば、やや寂しいところだが、日本を背負う乾の活躍に期待したいところだ。

昨夏、ステップアップを図って加入したベティスでは、親しみの薄い“ポジショナルプレー”への順応に加え、セティエン監督が採用したシステムに適正ポジションを見いだせず、リーグ戦8試合の出場にとどまった。それでも、今年1月にレンタル移籍したアラベスでは12試合で2ゴールを挙げるなど、本調子を取り戻している。

1年ぶりの復帰となるエイバルでは恩師メンディリバル監督の存在もあって主力としての起用が濃厚だ。起用法に関しては昨季左サイドハーフでブレイクを果たし、バルセロナ経由でヘタフェに旅立ったDFククレジャの後釜としての役割が求められる。縦への推進力では劣るものの、ドリブル精度やプレーの引き出しの多さでは乾が勝っており、昨季とは異なる形でエイバルのサイドアタックを活性化させたい。

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