湘南、鹿島に劇的勝利! 坂が後半ロスタイム決勝弾《J1》
2019.08.03 21:10 Sat
明治安田生命J1リーグ第21節が3日にShonan BMWスタジアム平塚で行われ、湘南ベルマーレが鹿島アントラーズに3-2で勝利した。
2試合ぶりの勝利を目指す12位の湘南は、中13日で臨む今節に向け、前節から先発4名を変更。フレイレや武富が欠場となり、坂と野田を起用した。
中2日のハードスケジュール下にある3位の鹿島は、ここ7戦無敗。今節に向けては変更を1点にとどめ、町田の代わりにチョン・スンヒョンを起用した。
キックオフから良い入りを見せたのは、ホームの湘南。16分にボックス左でフリーの野田に好機が巡ってくるなど、優勝争いを演じる鹿島を相手にフレッシュさを生かして攻勢に出る。
動きが重い鹿島はバイタルエリアやや右寄りの位置でFKのチャンスを獲得した22分、古巣戦の永木が右足で直接。ボールがカーブしながらゴール右を突いたが、クロスバーに嫌われる。
その湘南は前半終了間際にバイタルエリア左の位置でFKのチャンスを獲得。松田が右足で直接狙ったが、ボールは左ポストを叩いてしまい、この好機もモノにできない。
ゴールレスで折り返した湘南が49分、均衡を破る。左サイドの杉岡がグラウンダーのクロスを中央に送ると、ファーサイドの山崎が滑り込みながらプッシュ。鹿島を相手に先制する。
湘南が引き続き攻勢のなか、52分に再び杉岡が起点に。ボックス左の杉岡が放ったシュートが相手にディフレクトすると、ファーサイドの野田が押し込み、一気に鹿島を突き放してみせる。
立て続けの失点で苦しい戦いを強いられた鹿島。だが、54分に山本と伊藤を同時投入した直後から反撃姿勢を強めていき、一変して湘南から攻撃のイニシアチブを握る展開となる。
その鹿島は敵陣左サイドでスローインの機会を得た64分、ボックス左の土居がつま先でファーサイドに浮き球パスを供給。前がかった相手GKを越したボールにセルジーニョが詰めて1点を返す。
息を吹き返したその鹿島は、続く73分に追いつく。ボックス右で切り返した白崎が松田のファウルを受けてPKのチャンスを獲得。これを伊藤が冷静に決め、試合を降り出しに戻してみせる。
その語、最後の交代枠で上田を投入した鹿島だが、同じく3人目の交代カードでクリスランをピッチを送り出した湘南が最後の最後にドラマティックな展開を演出する。
後半アディショナル6分、78分からピッチに入った梅崎がラストプレーの左CKからクロスを送ると、ファーサイドの坂がヘディングシュート。湘南がこの劇的ゴールで鹿島を下している。
2試合ぶりの勝利を目指す12位の湘南は、中13日で臨む今節に向け、前節から先発4名を変更。フレイレや武富が欠場となり、坂と野田を起用した。
中2日のハードスケジュール下にある3位の鹿島は、ここ7戦無敗。今節に向けては変更を1点にとどめ、町田の代わりにチョン・スンヒョンを起用した。
動きが重い鹿島はバイタルエリアやや右寄りの位置でFKのチャンスを獲得した22分、古巣戦の永木が右足で直接。ボールがカーブしながらゴール右を突いたが、クロスバーに嫌われる。
優勢の湘南は35分、自陣低い位置で小池のバックパスを山崎はカットしてチャンス。敵陣右サイド深くから山崎がゴールを狙うが、GKクォン・スンテに阻まれ、先制機を生かせない。
その湘南は前半終了間際にバイタルエリア左の位置でFKのチャンスを獲得。松田が右足で直接狙ったが、ボールは左ポストを叩いてしまい、この好機もモノにできない。
ゴールレスで折り返した湘南が49分、均衡を破る。左サイドの杉岡がグラウンダーのクロスを中央に送ると、ファーサイドの山崎が滑り込みながらプッシュ。鹿島を相手に先制する。
湘南が引き続き攻勢のなか、52分に再び杉岡が起点に。ボックス左の杉岡が放ったシュートが相手にディフレクトすると、ファーサイドの野田が押し込み、一気に鹿島を突き放してみせる。
立て続けの失点で苦しい戦いを強いられた鹿島。だが、54分に山本と伊藤を同時投入した直後から反撃姿勢を強めていき、一変して湘南から攻撃のイニシアチブを握る展開となる。
その鹿島は敵陣左サイドでスローインの機会を得た64分、ボックス左の土居がつま先でファーサイドに浮き球パスを供給。前がかった相手GKを越したボールにセルジーニョが詰めて1点を返す。
息を吹き返したその鹿島は、続く73分に追いつく。ボックス右で切り返した白崎が松田のファウルを受けてPKのチャンスを獲得。これを伊藤が冷静に決め、試合を降り出しに戻してみせる。
その語、最後の交代枠で上田を投入した鹿島だが、同じく3人目の交代カードでクリスランをピッチを送り出した湘南が最後の最後にドラマティックな展開を演出する。
後半アディショナル6分、78分からピッチに入った梅崎がラストプレーの左CKからクロスを送ると、ファーサイドの坂がヘディングシュート。湘南がこの劇的ゴールで鹿島を下している。
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連鎖したJリーグのジャイキリ/六川亨の日本サッカーの歩み
J1リーグも残り4節となったが、毎年シーズン終盤は下位チームも残留を目指して必死の戦いを挑んでくる。このため“ジャイアントキリング”が起こりやすい。とはいえ第34節は各地で波乱が続出し、優勝争いと残留争いは予断を許さなくなった。 まず“金J”ではシュート4本のFC東京が2位の神戸に2-0と快勝した。荒木遼太郎の2アシストは見事だったし、GK野澤大志ブランドンと交代出場した波多野豪も決定機を阻止する活躍を見せた。 FC東京も4試合負けなしと好調を維持していたが、いずれもホーム味スタや国立競技場、埼スタ、日産と首都圏での試合というアドバンテージがあった。しかし神戸戦はアウェーのノエスタ。にもかかわらず神戸の猛攻を凌ぎきったのだから見事というしかない。 そして、こうした“ジャイキリ”は伝播するのか、翌日は柏が細谷真大のゴールで後半アディショナルタイムまで町田を1-0とリードした。試合内容でも町田を圧倒し、勝点3はほぼ確実かと思われたが、痛恨のPK献上で1-1のドローに終わった。 しかし、この勝点1と湘南の逆転勝利により、鳥栖のJ2降格が決定したのだから、柏にとっては残留へ向けて価値ある勝点1と言っていいだろう。 湘南は、ここ2連勝で過去の残留争いの経験値からしぶといところを見せていた。とはいえ広島に先制を許した段階で、首位相手の逆転劇は難しいと思ったものだ。ところが後半開始早々に福田翔生のゴールで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムの2分には田中聡が強シュートを突き刺して逆転に成功。このまま逃げ切って広島に12試合ぶりの屈辱を味わわせた。 19位の札幌も名古屋に、18位の磐田もC大阪に、それぞれ2-0、2-1で勝って勝点3を積み上げ、残留争いから抜け出そうと必死だ。 そして浦和である。渡邊凌磨のゴールで先制したまではよかったが、後半は東京Vの反撃に防戦一方。クリアボールを綱島悠斗に押し込まれてJ1初ゴールで同点に追いつかれると、さらにCKから綱島にヘディングで叩き込まれて逆転負けを喫した。 綱島の活躍で勝点3をゲットした東京Vは、FC東京と同じ勝点51で7位に浮上すると同時にJ1残留も確定。一方、4連敗となった浦和は勝点39のまま16へ後退し、2試合消化試合が少ないとはいえ、気付けば降格ゾーンに足を踏み入れつつある。 優勝争いは依然として広島と神戸が勝点1差で争っているが、残留争いに目を向ければ23日には順延された第25節の浦和対柏戦が開催される。勝点39同士の6ポイントマッチだけに激戦は必至だろう。同日には勝点40の新潟も第35節の東京V戦を控えている。順位がどう入れ替わるのか、それぞれのサポーターにとっては、それこそ「天国と地獄」の水曜ナイターと言える。 さらにJ2では、昇格目前の横浜FCが仙台に0-3、同じく昇格にリーチをかけていた清水もホームで山形に1-2と敗れて昇格はお預けになった。こちらも両チームはリセットしての第36節ということになる。 果たして今後も“ジャイキリ”が続出するのか。上位、下位とも目の離せないJリーグである。 文・六川亨 2024.10.21 21:30 Mon4
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