ベンゼマのハットなど5発のマドリーが打ち合い制してプレシーズンマッチ初勝利! 久保は73分から出場《アウディカップ》

2019.08.01 02:55 Thu
Getty Images
アウディカップ3位決定戦、レアル・マドリーvsフェネルバフチェが7月31日に行われ、5-3でレアル・マドリーが勝利した。レアル・マドリーのMF久保建英は73分から出場している。

2009年から毎年、バイエルン主催で行われているアウディカップ。前日の試合でトッテナムに0-1と敗れたレアル・マドリーは、ここまでプレシーズンマッチ未勝利の中、トッテナム戦のスタメンから4選手を変更。モドリッチやセルヒオ・ラモスをベンチスタートとしたものの、主力をベースに起用した。そして、トッテナム戦の終盤に10分ほど出場した久保は引き続きベンチスタートとなった。

バイエルンに1-6と惨敗したフェネルバフチェに対し、3トップに右からヴィニシウス、ベンゼマ、アザールと並べたレアル・マドリーは6分に失点する。G・ロドリゲスに自陣右サイドを突破され、ボックス手前左からコントロールシュートをゴール右に流し込まれた。
続く10分にもトゥファンに強烈なミドルシュートでゴールを脅かされたレアル・マドリーだったが、12分に追いついた。右サイドからのヴィニシウスのグラウンダークロスをファーサイドで受けたベンゼマが冷静にGKとの一対一を制した。

試合を振り出しに戻したレアル・マドリーは続く14分、ベンゼマがボックス左に侵入してGKを強襲する決定的なシュートを浴びせる。そして27分、逆転に成功した。右サイドからのクロースのFKをベンゼマがヘッドで流し込んだ。
ところが35分、1失点目と同じような形から失点する。オドリオソラの空けたスペースをディラールに突かれ、ディフレクトしたシュートがゴールに吸い込まれた。

これまでのプレシーズンマッチ同様、守備に大きな問題を抱えるレアル・マドリーは迎えた後半、アザール、ヴァラン、GKケイロル・ナバスに代えてL・バスケスらを投入。

すると53分、L・バスケスの右クロスからベンゼマがハットトリック達成となるヘディングシュートを決め、勝ち越しに成功した。

しかし、57分のヴィニシウスのおぜん立てからイスコに訪れた決定機を逸すると、59分に3失点目を喫する。ゴール正面からトゥファンに打たれたミドルシュートがGKルニンの手を弾いてゴール右上に突き刺さった。

それでも62分、直前に投入されていたマリアーノのミドルシュートをGKが弾いたルーズボールをナチョが詰めてレアル・マドリーが4-3とした。

そして73分に久保を右インサイドMFの位置に投入したレアル・マドリーは、79分にマリアーノが5点目を奪う。最終盤の88分には久保が右足ミドルでゴールに迫る場面もあった中、5-3で打ち合いを制し、プレシーズンマッチ初勝利とした。

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