東京Vが井上プロ初弾にレアンドロ劇的弾で8連敗の岐阜撃破! 福岡は山口に打ち負け新体制初白星ならず…《J2》
2019.06.30 21:25 Sun
明治安田生命J2リーグ第20節の2試合が30日に行われた。
岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われたFC岐阜vs東京ヴェルディは、アウェイの東京Vが1-2で逆転勝利した。
前節、北野誠新監督の初陣となったレノファ山口戦に0-4で大敗した最下位のFC岐阜は泥沼の7連敗中。対する12位の東京Vは2位の大宮アルディージャとゴールレスドローに終わったものの、2戦連続クリーンシートと復調の気配を見せる。
新体制のホーム初陣となった岐阜は最終ラインに4人のセンターバックを配し、守備時には2トップの前田、ライアン・デ・フリースも落ちて中盤に吸収される形で守る守備的な入りを見せる。
そのため、立ち上がりから相手陣内でハーフコートゲームを展開する東京Vだったが、中央のスペースを消されてフィニッシュまで持ち込めない。すると、アウェイチームが焦れ始めた前半半ば過ぎの29分に岐阜がワンチャンスを生かす。ロングボールのこぼれ球を拾ったデ・フリースがDFを引き付けてボックス右から浮き球のクロスを入れると、これに反応したフリーの山岸にダイビングヘッドで流し込んだ。
1-1のイーブンで折り返した試合は後半も同様の試合展開に。立ち上がりには佐藤、林と東京Vに2点目のチャンスが訪れるが、左ポストとGKビクトルの好守に阻まれる。すると、その後は蒸し暑い厳しいコンディションに攻め疲れたアウェイチームの勢いが徐々に失われる。
それでも、最後まで勝ち点3を諦めない東京Vは90分、ボックス右で藤本が浮き球で入れたクロスをファーに飛び込んだレアンドロが相手とポストと交錯しながらも泥臭く押し込み、途中出場の2選手の連係から土壇場で逆転ゴールを奪取。岐阜との難しいアウェイゲームを逆転で制した東京Vは2戦ぶりの白星で10位に浮上。敗れた岐阜は泥沼の8連敗となった。
また、レベルファイブスタジアムで行われたアビスパ福岡vsレノファ山口は、。
久藤清一新監督の下、1分け2敗と未勝利が続く21位の福岡が2勝2分けで4戦負けなしの17位の山口をホームで迎え撃った下位対決。
試合は立ち上がりから打ち合いの展開に。まずは7分、右サイドからのクロスのこぼれ球にボックス中央で反応した森本が抑えの利いた見事な左足のダイレクトボレーを突き刺し、福岡が先制に成功。しかし、福岡は28分に得たPKをキッカーの森本がGK吉満に止められて流れを失うと、32分には吉濱の右CKを楠本に頭で叩き込まれて同点に追いつかれる。
それでも、37分にはショートカウンターから右サイドの松田が折り返したボールを中央の石津が冷静に右足のボレーで合わせ、再び勝ち越して試合を折り返した。
しかし、迎えた後半は立ち上がりから攻勢を強めた山口が押し込む。すると、59分にはボックス内でうまくルーズボールをコントロールした山下の巧みな反転シュートが決まり、山口が試合を振り出しに戻す。
これで完全に流れを掴んだ山口は足が止まり始めたホームチームを押し込み、79分には左サイドをえぐった瀬川のクロスに対してDFのクリアが甘くなったところを高木が拾い、ボックス右から強烈なシュートを突き刺す。さらに、試合終了間際には山口のロングカウンターからボックス付近まで持ち込んだ山下がボックス外でのGKセランテスの手を使ったセーブをモノともしないシュートでゴールネットを揺らし、試合を決定付ける4点目とした。
そして、福岡との打ち合いを4-2で制した山口が2連勝で5戦無敗に。一方、拙攻、拙守の福岡は痛恨の連敗でまたしても新体制初白星を逃した。
◆明治安田生命J2リーグ第20節 結果・日程
▽6/30
FC岐阜 1-2 東京ヴェルディ
アビスパ福岡 2-4 レノファ山口
▽6/29
栃木SC 1-2 愛媛FC
大宮アルディージャ 0-0 ツエーゲン金沢
ジェフユナイテッド千葉 1-2 FC町田ゼルビア
横浜FC 5-1 ファジアーノ岡山
ヴァンフォーレ甲府 0-1 徳島ヴォルティス
V・ファーレン長崎 3-2 琉球FC
モンテディオ山形 0-1 柏レイソル
京都サンガF.C. 2-2 水戸ホーリーホック
鹿児島ユナイテッドFC 1-3 アルビレックス新潟
岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われたFC岐阜vs東京ヴェルディは、アウェイの東京Vが1-2で逆転勝利した。
新体制のホーム初陣となった岐阜は最終ラインに4人のセンターバックを配し、守備時には2トップの前田、ライアン・デ・フリースも落ちて中盤に吸収される形で守る守備的な入りを見せる。
そのため、立ち上がりから相手陣内でハーフコートゲームを展開する東京Vだったが、中央のスペースを消されてフィニッシュまで持ち込めない。すると、アウェイチームが焦れ始めた前半半ば過ぎの29分に岐阜がワンチャンスを生かす。ロングボールのこぼれ球を拾ったデ・フリースがDFを引き付けてボックス右から浮き球のクロスを入れると、これに反応したフリーの山岸にダイビングヘッドで流し込んだ。
岐阜の思惑通りの展開に持ち込まれた東京Vだったが、前半終了間際に追いつく。45分、ボックス内で端戸が倒されて得たPKをキッカーの井上が冷静に右隅へ決め、プロ4年目にして待望の公式戦初ゴールとした。
1-1のイーブンで折り返した試合は後半も同様の試合展開に。立ち上がりには佐藤、林と東京Vに2点目のチャンスが訪れるが、左ポストとGKビクトルの好守に阻まれる。すると、その後は蒸し暑い厳しいコンディションに攻め疲れたアウェイチームの勢いが徐々に失われる。
それでも、最後まで勝ち点3を諦めない東京Vは90分、ボックス右で藤本が浮き球で入れたクロスをファーに飛び込んだレアンドロが相手とポストと交錯しながらも泥臭く押し込み、途中出場の2選手の連係から土壇場で逆転ゴールを奪取。岐阜との難しいアウェイゲームを逆転で制した東京Vは2戦ぶりの白星で10位に浮上。敗れた岐阜は泥沼の8連敗となった。
また、レベルファイブスタジアムで行われたアビスパ福岡vsレノファ山口は、。
久藤清一新監督の下、1分け2敗と未勝利が続く21位の福岡が2勝2分けで4戦負けなしの17位の山口をホームで迎え撃った下位対決。
試合は立ち上がりから打ち合いの展開に。まずは7分、右サイドからのクロスのこぼれ球にボックス中央で反応した森本が抑えの利いた見事な左足のダイレクトボレーを突き刺し、福岡が先制に成功。しかし、福岡は28分に得たPKをキッカーの森本がGK吉満に止められて流れを失うと、32分には吉濱の右CKを楠本に頭で叩き込まれて同点に追いつかれる。
それでも、37分にはショートカウンターから右サイドの松田が折り返したボールを中央の石津が冷静に右足のボレーで合わせ、再び勝ち越して試合を折り返した。
しかし、迎えた後半は立ち上がりから攻勢を強めた山口が押し込む。すると、59分にはボックス内でうまくルーズボールをコントロールした山下の巧みな反転シュートが決まり、山口が試合を振り出しに戻す。
これで完全に流れを掴んだ山口は足が止まり始めたホームチームを押し込み、79分には左サイドをえぐった瀬川のクロスに対してDFのクリアが甘くなったところを高木が拾い、ボックス右から強烈なシュートを突き刺す。さらに、試合終了間際には山口のロングカウンターからボックス付近まで持ち込んだ山下がボックス外でのGKセランテスの手を使ったセーブをモノともしないシュートでゴールネットを揺らし、試合を決定付ける4点目とした。
そして、福岡との打ち合いを4-2で制した山口が2連勝で5戦無敗に。一方、拙攻、拙守の福岡は痛恨の連敗でまたしても新体制初白星を逃した。
◆明治安田生命J2リーグ第20節 結果・日程
▽6/30
FC岐阜 1-2 東京ヴェルディ
アビスパ福岡 2-4 レノファ山口
▽6/29
栃木SC 1-2 愛媛FC
大宮アルディージャ 0-0 ツエーゲン金沢
ジェフユナイテッド千葉 1-2 FC町田ゼルビア
横浜FC 5-1 ファジアーノ岡山
ヴァンフォーレ甲府 0-1 徳島ヴォルティス
V・ファーレン長崎 3-2 琉球FC
モンテディオ山形 0-1 柏レイソル
京都サンガF.C. 2-2 水戸ホーリーホック
鹿児島ユナイテッドFC 1-3 アルビレックス新潟
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