キャリアを振り返るフェルナンド・トーレス…「自分のやってきたことを誇らしく思う」

2019.06.23 14:05 Sun
©超ワールドサッカー
現役引退を表明したサガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(35)が23日、都内での会見に出席した。

21日に自身のツイッター(@Torres)で引退を電撃発表したエル・ニーニョは、駆けつけた海外メディアも含む報道陣からの質疑応答に応対。引退理由や、今後、そして、これまでの歩み等々について、次のようにコメントした。
◆フェルナンド・トーレス(サガン鳥栖)
(c) CWS Brains, LTD.
──引退決断の経緯、時期
「先も話したが、僕は常に高い意識を持ち、高いレベルを求めてサッカーをやってきた。現状、そのレベルに達していないと思い、引退を決断した。そのなかで、身体的にも自分が求めるレベルは難しいと思ったし、出場数やプレー時間が減ってきたことでメンタル的にも厳しかった。それなら今までの功績を残してきたを考えて、引退を決意させてもらった」

──引退決断後の心境
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「引退を表明した後のみんなの反応を見ていると、本当に僕がやってきた功績を誇らしく思う。今まで様々なチームや、代表で常にトロフィーを目指してプレーしてきた。そのなかで、たくさんの良いプレーができたり、トロフィーを獲得することができた」

「そして、チームメイトだけでなく、SNS上で対戦相手や今まで会ったことのないプレーヤーからもリスペクトの言葉をもらった。そういう反応を見ると、僕が築いてきた18年間のキャリアを誇らしく思う」
──鳥栖でのキャリアを振り返って
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「もちろん、サッカー人生のなかで難しい状況もあったが、それをネガティブにとらえず、新たなチャレンジとして受けとらえてきたし、そのなかで自分を成長させてきた。今までの良かったところや、悪かったところを挙げるのは難しく、常にベストを尽くして這い上がってきた。引退した後、どんな人生が待っているのか、それがどれだけエキサイティングなものなのか楽しみ」

──様々な舞台でプレーしてきた思い出
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「もちろん、それぞれのチームで色々な思い出がある。強いて挙げるなら、アトレティコ・マドリーでキャリアを始め、そのなかでリバプール移籍を決めたとき。アトレティコのサポーターがどんな気持ちになるのかという思いがあるなか、リバプール行きを決めた」

「でも、リバプールでなかなかタイトルが取れず、そんな矢先にオファーをもらったチェルシーに移籍をした。そのチェルシーでタイトルを取り、ミランに行くことになったが、チームにとっても、個人にとってもタイミング的にあまり良くなかった。それから運が良く、キャリアを始めたアトレティコに戻ることができた」

「アトレティコはキャリアを始めたチームということもあり、様々な思い出がある。その後、Jリーグのサガン鳥栖に来ることになった。この移籍が一番難しい挑戦だったが、この挑戦ができて本当に嬉しく思っている」

──今後、どのような形で鳥栖に関わっていくのか
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「チームの組織改革をしたい。そのなかで、若手育成に目を向けたい。サガン鳥栖のアカデミーにいる素晴らしい選手たちを成長させ、チームをより大きくしていきたい。そして、チーム改革については、常にポジティブな人々とともに働き、どんどん成長させていきたいと思っている」

──引退後の将来設計、アトレティコ復帰の予定
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「18年間にわたり、練習して、試合に臨む毎日だった。だから、一旦、ネクストステップを待ちたい。それが何か決まったとき、動き始めたい。もちろん、サガン鳥栖のアドバイザーとしても、チームのためにできることをやっていきたい」

「アトレティコに戻るかどうかは現時点でわからない。アトレティコは僕が育ったクラブだし、戻ることがあるかもしれないが、今の僕は何の経験もない。コーチや監督として戻るのなら、しっかり勉強しなければならない。だから、現段階ではない」

──キャリアのなかで大きな決断がいくつかあった。今回の決断は異なるか
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「アトレティコからリバプールに移籍する際は、離れたくないという思いがあったなかで、クラブと僕自身のベストを考えての決断だったから難しかった。でも、アトレティコに戻ることはそこまで難しいものじゃなかった。引退に関しては、この先の自分を考えた。最初は難しい決断だと思ったが、実際に考え始めると、意外とすんなり決めることができた」

──18年間のキャリアで最も印象に残るチームメイト、相手選手
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「印象に残るチームメイトは、スティーブン・ジェラード。彼は自分のことを選手として成長させてくれた選手であり、ピッチ外でも様々な影響を受けた。彼との3年半に戻って、また一緒にプレーしたい気持ちがある」

「印象的な相手選手の名前を挙げるとすると、ジョン・テリーとカルレス・プジョール。彼らは強靭なフィジカルがあって、ディフェンダーとしてもすごく良い選手だったから、対戦の際は大変だった」

──監督交代が引退決断に影響したか
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「監督交代は全く関係ない。引退を決断は僕のなかで決めたこと。もしチームがトップを走っていても、決断は変わっていなかったと思う」

──日本の育成年代に思うこと、改善点は
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「鳥栖のユースは素晴らしい選手がいる。重要なのはそういったユースをはじめ、選手がチームに感謝、愛を持ってプレーすること。それがチームを強くする。ユースの選手はトップチームに上がってきたとき、彼らはもうプロサッカー選手の1人。そのなかで、自分に何ができるのかを日々のトレーニングから全力を尽くさなければならない」

「ヨーロッパの選手は本当に自信があって、自分のできることを堂々と披露する。その点に関しては、日本の選手に見習う必要があると思うし、彼らはポテンシャルがあるのに、見せ切れていないときがある。そこを伸ばす環境を作って、チームの強化に繋げていきたい」

──日本で印象に残る試合とゴール、引退までに目指すゴール数
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「この先については、できる限り多くの試合に出て、ストライカーとして多くのゴールを決めたい。印象に残るゴールは、やはり昨年のJ1残留を決めた横浜FM戦のもの。初めてやってきたとき、何とか状況を変えたいという思いがあったから、そういう思いが表れたゴールだったと思う。今シーズンにも言えることだが、この先もチームとして戦うことで、より良い結果がついてくると思っている」

──鳥栖の魅力、キャリア最後のチームメイトに馳せる思い
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「サッカーは情熱が重要。そのなかで、レフェリーに対して強く向かうものそう。絶対に3ポイントを取るという思いを持って、チームのために全力で戦ってきた。チームメイトに関しても、加入初日からサポートしてくれたし、選手名簿を持ってきて名前を覚えるのを手伝ってくれたり、ご飯に連れて行ってくれたりして、絆を深めるために色々なことをしてくれた。だから、この先の2カ月間も日々のトレーニング、試合でどんどん戦っていって、みんなに何かしらの恩返しがしたい」
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