開催国イタリアがベルギーに快勝もベスト4進出は他力に…《U-21欧州選手権》

2019.06.23 06:16 Sun
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U-21欧州選手権2019グループA最終節、U-21ベルギー代表vsU-21イタリア代表が22日に行われ、1-3でイタリアが快勝した。

3日前の試合でU-21スペイン代表に敗れて2連敗となり敗退の決まった最下位ベルギーと、U-21ポーランド代表に敗れて1勝1敗となった2位イタリアの一戦。
開催国のイタリアはミーティングに遅刻したケアンとザニオーロが先発を外れ、3トップに右からキエーザ、クトローネ、ペッレグリーニを並べた。そのイタリアが立ち上がりから押し込むと、7分に決定機。左サイドからのペッゼッラの完璧なクロスに対し、ダイビングヘッドで飛び込んだバレッラのシュートは枠を外してしまう。

すると10分にピンチ。ディフェンスライン裏に抜け出したルケバキオにGK強襲のシュートを浴びせられた。

その後、17分にマンドラゴーラの左足ミドルでゴールに迫ったイタリアだったが、守備を固めるベルギー相手に攻めあぐねる展開が続いた。しかし前半終了間際の44分に先制ゴールをこじ開ける。左クロスのルーズボールをボックス右のバレッラがボレーシュートを浴びせてGKを強襲すると、ルーズボールを再びバレッラが左足でねじ込んだ。
イタリアが1点をリードして迎えた後半、53分に加点する。ペッレグリーニの左サイドからのクロスをクトローネが巧みなヘディングシュートで流し込んだ。

その後も攻め立てるイタリアは65分にクトローネのポストプレーからロカテッリが決定的なシュートを浴びせれば、67分にはスローインの流れからマンドラゴーラがGKを強襲する強烈なシュートを浴びせた。

しかし79分、ボックス手前左からヴェルスハーレンのミドルシュートがゴール右に決まってベルギーに1点を返される。

終盤の89分、ボックス左でパスを受けたキエーザがゴール右に決めて3-1と快勝したイタリアだったが、スペインがポーランドに5-0と勝利したことで、3チーム間の当該得失点により2位で終了。他2グループの2位チームの結果にベスト4進出が委ねられる状況となった。

◆グループA順位表
[勝点/試合数/得失差]
1.スペイン[6/3/4]
2.イタリア[6/3/3]
3.ポーランド[6/3/-3]
4.ベルギー[0/3/-4]
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レテギのドッピエッタでイタリアがベネズエラに勝利【国際親善試合】

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