両チームの守護神が重大ミス…神戸vs大分は2-2の痛み分けに《J1》
2019.06.22 19:59 Sat
明治安田生命J1リーグ第16節、ヴィッセル神戸vs大分トリニータが22日に行われ、2-2の引き分けに終わった。
前節4試合ぶりの出場となったイニエスタのビューティフル弾で首位のFC東京を破った神戸(勝ち点17)はフィンク新監督の初陣を白星で飾った。直近のリーグ戦2勝1分けと勢いに乗り始めた中迎える今節、スタメンは前節から2人変更。イニエスタはベンチ外となった。
一方の大分(勝ち点25)はリーグ戦ここ4試合で2分け2敗と、上位ながらも調子は良くない。上位対決となった前節の名古屋グランパス戦はオナイウ連発も追いつかれた末のドロー決着。5試合ぶり勝利を目指す今節のスタメンには前節と同じ11人が起用された。
11位の神戸と6位の大分が激突。まずは大分、4分にオナイウのパスを起点に小塚が藤本とのコンビネーションからボックス右に侵入。だが、ここは山口に対応されシュートは打てず。
対する神戸は6分、キックオフから続けていた高い位置からのプレッシャーが利いて小川が相手のパスをカット。ボールがボックス手前のウェリントンに渡ると、ゴール前に抜け出したビジャにダイレクトパスを供給。これをビジャは難なく流し込んで神戸に先制点をもたらした。
主審が笛を吹いていたら確実に一発退場だった神戸。失点だけで済んでラッキーだったとも言える中、勢いを持ち直そうとビジャが11分に絶妙なループシュートでゴールを狙う。だがGK高木がビッグセーブで掻き出した。
しかし26分、このGK高木が失点に直結するミスを犯す。ゴール前まで攻め込まれていた大分はGKに戻して落ち着かせようとするが、トラップかクリアか迷ったのかトラップが大きくなってしまう。そこにすかさずウェリントンが強襲。高木からボールを奪ってそのままゴールに流し込んだ。
互いのGKのミスから試合が大きく動き、ここまでは神戸が2-1でリード。そのまま迎えた後半、まずは神戸が50分にウェリントンのシュートでゴールに迫る。追いかける大分は後半最初と55分に選手の入れ替えを行い活性化を図る。
それでもなかなか攻撃の形が作れない大分に対し、神戸は66分、右サイドの西のクロスをビジャがヘディングシュート。ゴール左下隅を捉えていたがGK高木が汚名返上とファインセーブを見せた。71分には三田が左サイドから持ち込んでシュート。これはGKの正面へ。リードを守る神戸も75分あたりで2人選手を交代させる。
試合終盤を迎える中、79分に大分は小林が相手のパスを奪ってカウンターを仕掛ける。相手に囲まれながらもボックスの手前で放ったシュートは惜しくも枠の右に外れた。
あとは逃げ切るだけの神戸だったが89分、陣形をコンパクトに保っていたが一瞬の隙を突かれ相手DF鈴木に前線へスルーパスを許すと、このパスで最終ラインを突破した小林にゴールを奪われ土壇場で同点とされてしまった。
後半アディショナルタイムにウェリントンが負傷してしまうという泣きっ面に蜂となった神戸はホームで勝ち点を取りこぼす結果に。一方、何とか勝ち点を拾った大分だが5試合勝利から遠ざかっている。
前節4試合ぶりの出場となったイニエスタのビューティフル弾で首位のFC東京を破った神戸(勝ち点17)はフィンク新監督の初陣を白星で飾った。直近のリーグ戦2勝1分けと勢いに乗り始めた中迎える今節、スタメンは前節から2人変更。イニエスタはベンチ外となった。
11位の神戸と6位の大分が激突。まずは大分、4分にオナイウのパスを起点に小塚が藤本とのコンビネーションからボックス右に侵入。だが、ここは山口に対応されシュートは打てず。
対する神戸は6分、キックオフから続けていた高い位置からのプレッシャーが利いて小川が相手のパスをカット。ボールがボックス手前のウェリントンに渡ると、ゴール前に抜け出したビジャにダイレクトパスを供給。これをビジャは難なく流し込んで神戸に先制点をもたらした。
幸先良くホームでリードを得た神戸だったがその2分後、宮のコントロールミスからピンチを招くと、一旦立て直そうとGKに戻すもキム・スンギュもコントロールミス。これを藤本に奪われ、最後は小塚のパスを受けたオナイウがネットを揺らし同点に追いついた。この時、GKキム・スンギュがボールを奪われた際に後ろからスライディングタックルを仕掛け藤本を倒してしまったが、このプレーに対するお咎めはなかった。
主審が笛を吹いていたら確実に一発退場だった神戸。失点だけで済んでラッキーだったとも言える中、勢いを持ち直そうとビジャが11分に絶妙なループシュートでゴールを狙う。だがGK高木がビッグセーブで掻き出した。
しかし26分、このGK高木が失点に直結するミスを犯す。ゴール前まで攻め込まれていた大分はGKに戻して落ち着かせようとするが、トラップかクリアか迷ったのかトラップが大きくなってしまう。そこにすかさずウェリントンが強襲。高木からボールを奪ってそのままゴールに流し込んだ。
互いのGKのミスから試合が大きく動き、ここまでは神戸が2-1でリード。そのまま迎えた後半、まずは神戸が50分にウェリントンのシュートでゴールに迫る。追いかける大分は後半最初と55分に選手の入れ替えを行い活性化を図る。
それでもなかなか攻撃の形が作れない大分に対し、神戸は66分、右サイドの西のクロスをビジャがヘディングシュート。ゴール左下隅を捉えていたがGK高木が汚名返上とファインセーブを見せた。71分には三田が左サイドから持ち込んでシュート。これはGKの正面へ。リードを守る神戸も75分あたりで2人選手を交代させる。
試合終盤を迎える中、79分に大分は小林が相手のパスを奪ってカウンターを仕掛ける。相手に囲まれながらもボックスの手前で放ったシュートは惜しくも枠の右に外れた。
あとは逃げ切るだけの神戸だったが89分、陣形をコンパクトに保っていたが一瞬の隙を突かれ相手DF鈴木に前線へスルーパスを許すと、このパスで最終ラインを突破した小林にゴールを奪われ土壇場で同点とされてしまった。
後半アディショナルタイムにウェリントンが負傷してしまうという泣きっ面に蜂となった神戸はホームで勝ち点を取りこぼす結果に。一方、何とか勝ち点を拾った大分だが5試合勝利から遠ざかっている。
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