エジル、ドイツ代表引退の原因となったトルコ大統領が結婚式に出席
2019.06.09 16:18 Sun
アーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジル(30)が7日、トルコのイスタンブールでアミーネ・グルゼ(26)と結婚式を挙げ、既報通りトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が付添人として出席した。
エルドアン大統領は対立者を厳しく取り締まり、軍、警察、裁判官を解任させるなど、独裁的な政治手法が国内外から多く批判される人物だ。
一方、トルコにルーツを持つエジルだが、生まれ育ったドイツでフル代表になる選択をしていた。しかし、そのエジルはロシア・ワールドカップ(W杯)前の昨年5月にロンドンを訪れたエルドアン大統領にエバートンのトルコ代表FWジェンク・トスン、マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンと共に面会。その際に撮られた記念写真が公となったことで、反エルドアン大統領派のドイツ国民やドイツサッカー連盟(DFB)から非難を浴びた。
結局、ヨアヒム・レーブ監督は多くの批判を浴びたエジルとギュンドアンをロシアW杯に招集も、エジルは惨敗となった同大会後に、「民族差別と軽蔑を感じ、これ以上ドイツ代表でプレーしない」と、DFB幹部らを非難すると共に代表引退を発表していた。
この代表引退によってエルドアン大統領との距離をさらに縮めたエジルは、2014年度のミス・トルコに輝いたアミーネさんとの結婚式に同大統領を招待することになった。
なお、エルドアン大統領の出席で物議を醸す結婚式となった中、エジルとアミーネ夫妻は、今後1000人の子供たちの手術代を負担するチャリティー活動の計画を発表している。
エルドアン大統領は対立者を厳しく取り締まり、軍、警察、裁判官を解任させるなど、独裁的な政治手法が国内外から多く批判される人物だ。
結局、ヨアヒム・レーブ監督は多くの批判を浴びたエジルとギュンドアンをロシアW杯に招集も、エジルは惨敗となった同大会後に、「民族差別と軽蔑を感じ、これ以上ドイツ代表でプレーしない」と、DFB幹部らを非難すると共に代表引退を発表していた。
この代表引退によってエルドアン大統領との距離をさらに縮めたエジルは、2014年度のミス・トルコに輝いたアミーネさんとの結婚式に同大統領を招待することになった。
すでにドイツ代表とは無関係のエジルだが、エルドアン大統領との蜜月の関係は、現役引退後を含め今後のドイツでの活動に大きな影響を与えることになりそうだ。
なお、エルドアン大統領の出席で物議を醸す結婚式となった中、エジルとアミーネ夫妻は、今後1000人の子供たちの手術代を負担するチャリティー活動の計画を発表している。
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