元イングランド代表DFアシュリー・コール、英2部ダービーを退団…今冬加入から半年
2019.06.04 07:45 Tue
ダービー・カウンティは3日、元イングランド代表DFアシュリー・コール(38)の退団を発表した。
A・コールはアーセナルでプロデビュー後、クリスタル・パレスや、チェルシー、ローマ、ロサンゼルス・ギャラクシーでプレー。今年1月に半年間の契約でダービーに加入した。
そのダービーでチェルシー時代の同僚である指揮官のフランク・ランパード監督とタッグ。チャンピオンシップ(イングランド2部)9試合を含む公式戦12試合に出場した。
なお、ダービーはチャンピオンシップ6位でフィニッシュ。昇格プレーオフに勝ち進んだが、決勝でアストン・ビラに敗れ、プレミアリーグ昇格を逃している。
A・コールはアーセナルでプロデビュー後、クリスタル・パレスや、チェルシー、ローマ、ロサンゼルス・ギャラクシーでプレー。今年1月に半年間の契約でダービーに加入した。
そのダービーでチェルシー時代の同僚である指揮官のフランク・ランパード監督とタッグ。チャンピオンシップ(イングランド2部)9試合を含む公式戦12試合に出場した。
アシュリー・コールの関連記事
記事をさがす
|
アシュリー・コールの人気記事ランキング
1
「泣きたかった」1月にミランへレンタルのウォーカーがシティ退団への思いを明かす「どれだけ自分が幸運だったか」
ミランにレンタル移籍中のイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、マンチェスター・シティから離れた際の辛さを明かした。 シェフィールド・ユナイテッドでキャリアをスタートさせたウォーカーは、トッテナムでその名を轟かせることに。2017年7月にシティへと完全移籍した。 右サイドバックをメインに時にはセンターバックでもプレーしたウォーカーは、公式戦319試合で6ゴール23アシストを記録。ただ、今シーズンは公式戦18試合の出場に留まり出番が減少。1月にミランへとレンタル移籍していた。 イギリス『BBC』の「The Kyle Walker Podcast」に出演したウォーカーは、シティを去る際のことを振り返り、悲しい別れだったとした。 「カウンターの向こうで、食べ物や飲み物を出してくれるエマという女性を見ただけでも泣きたかった」 「毎日、彼女に『おはよう』と挨拶して抱き締めていたのに、突然もう彼女に会えなくなってしまった。移籍の手続き中はそんなことは考えないけど、別れを告げるとなると辛かった」 その中でもミランへの移籍を決断したウォーカー。チームへの恨みは全くなく、シティへの感謝を述べながらも自身のために移籍を決めたとした。 「シティについて悪いことは何も言えない。ピッチ内外で、このクラブが僕にしてくれたことは信じられないほどだ」 「このチームから抜け出ると、どれだけ自分が幸運だったかを考える。これは僕がこれまでプレーした他のどのクラブに対しても失礼な言い方ではないけど、僕たちがそこで過ごした7年間は、サッカーの世界でで再び起こるとは思えない」 また、イングランド代表として100キャップ(現在95キャップ)を目指すためにも移籍が必要だったとコメントした。 「100キャップを獲得した他の唯一の黒人選手はアシュリー・コールだ。もし僕が100キャップに到達する2人目の黒人選手になれたら、とても名誉なことだ」 「トゥヘル監督から電話をもらって話をした時は、本当にホッとした。ミランへの移籍についても彼と話し、母国を代表したいのであればヨーロッパに残れと伝えられた」 ミランではここまで11試合に出場。イングランド代表としても3月の2026年北中米ワールドカップ欧州予選でも2試合でプレーしている。 2025.04.05 13:00 Sat2
改めて偉業だったアーセナルのプレミア無敗優勝、“インビンシブルズ”の強みとは
圧倒的な強さを誇りプレミアリーグで首位を独走するリバプール。しかし、2月29日の第28節でワトフォードに3-0と完敗。無敗記録は「44」でストップした。 当然のことながら、ここまでの記録は賞賛されるべきもの。2019年1月3日のマンチェスター・シティ戦で敗れて以降、無敗を継続。ついに、初のプレミアリーグタイトル獲得にも迫っている。 そんなリバプールをもってしても達成できなかった無敗優勝を成し遂げているアーセナルの偉業は、16年の時を経て、再び脚光を浴びるべき事案だろう。 <span class="paragraph-title">◆ユナイテッドとアーセナルの2強時代</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200302_48_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ここ数年、特にチェルシーやシティが圧倒的な資金力を武器にチームを強化し、プレミアリーグの覇権争いに加わった頃からプレミアリーグを観るようになった人にとっては、アーセナルの無敗優勝など遥か昔のことに思えるのかもしれない。 また、ここ数年のアーセナルしか知らない方にとっては不思議なことであり、いつまで過去の栄光にしがみついているのだと思う方もいるかもしれない。 しかし、2003-04シーズンのアーセナルが達成した無敗優勝は、当時115年ぶりの快挙。そして、今回リバプールが達成できなかったことで、いかに難しいことなのかがクローズアップされるだろう。 当時のプレミアリーグは、サー・アレックス・ファーガソン監督率いるマンチェスター・ユナイテッドとアーセン・ヴェンゲル監督率いるアーセナルの2強時代だった。 <span class="paragraph-title">◆ヴェンゲルが作り上げた“インビンシブルズ”</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200302_48_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アーセナルの成績は26勝12分け。今のリバプールほど圧倒的な勝利数は残していない。勝ち点にして90。昨シーズンであれば3位、ここ3シーズンでも優勝はできていない数字だ。 システムは[4-4-2]。このシーズンに獲得したGKイェンス・レーマンが守護神となり、ソル・キャンベルとコロ・トゥーレのセンターバックコンビ、右サイドバックにローレン、左サイドバックにアシュリー・コールが並ぶ。中盤はボランチにパトリック・ヴィエラとジウべウト・シウバ。右サイドに現在はアシスタントコーチのフレドリック・ユングベリ、左サイドはアカデミーで指揮を執るロベール・ピレス。2トップはティエリ・アンリ、デニス・ベルカンプというのが基本布陣だ。 特徴はアンリとピレスのコンビによる左サイドからの攻撃。ピレスがカットインすればアンリがサイドに流れてチャンスメイクをするという、流動性もチームの魅力であり、特徴の1つだった。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJrUFR1dUxlbSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 左サイドが圧倒的な破壊力を持つ一方で、油断した相手には右のユングベリとローレンが一気に攻め上がる。ユングベリはオフ・ザ・ボールの動きに長け、飛び出す能力は抜群。ベルカンプはアンリを含めた攻撃陣をサポート。巧みなポストプレーや繊細なボールタッチでのチャンスメイクはチームを支えた。 ヴィエラとジウべウト・シウバのコンビは中盤を安定させ、攻守にわたって抜群のバランス感覚を見せた。センターバックの2人も常にソリッドな守備を見せ、サイドバックも隙なし。レーマンの予想外のプレーは不安を覚えさせたが、どのポジションを見ても、非常に質の高い選手が揃っていた。 加えて、クオリティの高いパス回しと、当時のプレミアリーグでは革新的だったアタッキングフットボールは多くの者を魅了。流れるような攻撃を常に見せ、いつでもゴールを奪える雰囲気すらあった。 <span class="paragraph-title">◆死闘“バトル・オブ・オールド・トラフォード”</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200302_48_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> このシーズン、アーセナルが最も窮地に立たされたのは、宿敵マンチェスター・ユナイテッドとの試合だった。 2003年9月21日。シーズン序盤のゲームは、波乱に満ちた試合だった。ライバル関係にあった両チームは、試合前からヒートアップ。熱のこもった試合展開となると、ゴールレスで迎えた80分に中盤の要であるヴィエラが退場処分に。アーセナルは数的不利となる。 このままゴールレスドローに終わるかと思われた後半アディショナルタイムには、先発出場していたマーティン・キーオンが後にセレッソ大阪でもプレーするディエゴ・フォルランを押し倒しPKを与えてしまう。 絶体絶命のピンチに陥ったアーセナルだったが、キッカーのルート・ファン・ニステルローイのシュートはクロスバーを直撃。PKを与えた張本人のキーオンはファン・ニステルローイに近寄って歓喜に沸くと、そのまま乱闘騒ぎに。結局0-0の引き分けに終わったが、両者の関係を色濃く表した伝説の一戦となった。 この試合の引き分けがなければ、アーセナルの無敗優勝は達成されておらず、シーズン序盤ながらも大きなターニングポイントとなった試合だった。 <span class="paragraph-title">◆強みは攻守のバランスと多様性</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200302_48_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> このシーズン、アーセナルが無敗優勝を達成できたのは、攻守のバランスが取れていたことが大きい。 前述の通り、各ポジションのメンバーの能力が高い上に、ほとんどが8割以上の試合に出場している。バランスのとれたメンバーが、バランスよく試合に出場していることは強みだ。 また、攻撃パターンの多様性も強みの1つだった。エースのアンリは30ゴールを記録して得点王に輝いたが、次に得点を記録したのはピレスで14ゴール。その次はベルカンプとユングベリの4ゴールだ。いかに2人の得点、特にアンリへの依存度は高かった。 しかし、キャリア絶頂期に突入しつつあったアンリはどのチームも止められない。30ゴールを挙げた上に9アシストを記録。一方で、ピレスは11アシスト、ユングベリは6アシスト、ベルカンプも8アシストを記録と、フィニッシュはアンリに依存していたものの、お膳立てのパターンは多彩だった。 今シーズンのリバプールは、トレント・アレクサンダー=アーノルド、アンドリュー・ロバートソンという超強力な両サイドバックが大きな武器。前線のロベルト・フィルミノ、モハメド・サラー、サディオ・マネはバランスよく得点を奪っているが、攻撃のパターンは多くはない。 また、中盤も要のジョーダン・ヘンダーソンがケガで離脱していたという不運もあるが、要が抜けたときの脆さはある。最終ラインもジョー・ゴメスではなく、デヤン・ロブレンが昨年12月7日以来、約3カ月ぶりの先発となったことで、トロイ・ディーニーに狙い撃ちされてしまった。 そして、ブレイク明けのリーグ戦3試合では、いずれもその得意の両サイドバックが前半は機能不全に。後半盛り返してなんとか勝利を収めてきたが、ワトフォード戦は後半も機能させられなかった。多様性という点で、当時のアーセナルとの差はあったと言えるだろう。 もちろん、当時よりはその他のチーム力も上がっており、無敗優勝がより難しいものになったことは否定できない。その中で、ここまで無敗を続け、しかも白星を積み上げたことは称賛以外の何物でもない。 ただ、改めてその難しさがわかった無敗優勝。アーセナルは率直にリバプールの敗戦に胸を撫で下ろし、アーセナルファンも再び“インビンシブルズ”を誇らしく思える日々がまだ続く。あとは、ヴェンゲルの教えを受けたミケル・アルテタ監督が、当時の様な強さと美しさを取り戻させてくれることを願うばかりではないだろうか。 <div id="cws_ad">《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》</div> 2020.03.02 22:45 Mon3
ベルギー戦で右WB出場のアレクサンダー=アーノルド、イングランド代表OBは疑問
元イングランド代表DFのアシュリー・コール氏はイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの起用ポジションに疑問を抱いているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 イングランドは11日に開催されたUEFAネーションズリーグで、FIFAランキング1位のベルギー代表と対戦。前半はFWロメル・ルカクにPKを決められ、リードされる苦しい展開だったが、ハーフタイム前にFWマーカス・ラッシュフォードのPKで追いつくと、後半に入りMFメイソン・マウントのゴールで逆転に成功した。その後は逃げ切り、大きな勝利を手にしている。 アレクサンダー=アーノルドはこの試合で、[3-4-2-1]の右ウィングバックとして起用された。しかし、リバプールでこれまで公式戦138試合に出場し、8ゴール36アシストを記録している輝きはあまり見られず、79分にDFリース・ジェームズと交代。逆転ゴールに繋がるクロスを放った以外に大きな見せ場はなく、ベンチに下がっている。 現役時代にイングランド代表不動の左サイドバックとして107試合に出場したA・コール氏はイギリス『スカイ・スポーツ』で、アレクサンダー=アーノルドの右ウィングバック起用を決断したガレス・サウスゲート監督の采配に疑問を投げかけた。 「私は彼がウィングバックとしてプレーする姿は見たくない。彼はもっと深い位置からプレーをスタートさせて、(相手の)エリアに入っていくのに適している」 「彼がスペースに入ってくれば、クロスやパスなどで(プレーの)幅を出せるようになるだろう。(今日の試合で)彼は相手の左ウィングバックを追いかけ、後ろに入ろうとしていたが、それは適した仕事ではないと思う」 昨シーズンのプレミアリーグを制したリバプールにおいて、攻撃面で大きな貢献度を誇ったアレクサンダー=アーノルド。代表で同じ活躍ができるかどうかはサウスゲート監督の起用法にかかっていると言えるだろう 2020.10.12 11:45 Mon4