【2018-19リーガエスパニョーラ・シーズン総括】最優秀選手はメッシ!

2019.05.28 21:00 Tue
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★安定感光ったバルセロナが連覇!
昨季、2年ぶりの優勝を果たしたバルセロナに対して、ロペテギ新体制のレアル・マドリー、積極補強のアトレティコ・マドリーと三つ巴の争いが想定された中、レアル・マドリーのシーズン早々の脱落、アトレティコの取りこぼしによってシーズン中盤から独走態勢に入ったバルセロナが2位以下に勝ち点11差を付けての圧勝劇で2連覇を達成した。

バルベルデ体制2年目となったバルセロナは巨星MFイニエスタの退団によって新たなサイクルを迎えた中、中盤にMFアルトゥール、MFビダル、補強ポイントだったセンターバックにDFラングレを加えた。第3節のウエスカ戦で8-2の大勝を飾るなど、開幕4連勝の好スタートを切ったが、第5節のジローナ戦でのドローから守備面の問題によってレガネス戦の初黒星を含め4戦未勝利に。さらに、5試合ぶりの白星を挙げたセビージャ戦ではエースFWメッシが右腕を骨折するアクシデントに見舞われ、今季最初のエル・クラシコでは大エースを欠くことに。それでも、FWスアレスのハットトリックの活躍でレアル・マドリーを一蹴すると、ベティス相手のホーム敗戦という屈辱こそ味わったものの、DFピケを中心とする守備陣の安定によってそこから無敗を継続。4月の第31節、アトレティコ戦を2-0で制して優勝に大きく近づくと、第35節のレバンテ戦をメッシのゴールで勝ち切って3節を残しての連覇を達成した。

そのバルセロナの後塵を拝して2位フィニッシュとなったアトレティコは、エースFWグリーズマン、守護神オブラクの残留に加え、クラブ史上最高額で獲得したMFレマル、FWジェウソン・マルティンス、MFロドリゴ・エルナンデスら新戦力の加入によって下馬評は高かったものの、グリーズマンやFWジエゴ・コスタの不振やロドリ以外の新戦力の適応の遅れに加え、DFゴディンら守備陣の不振も重なって第3節のセルタ戦で早くも土が付くなど、苦しい序盤戦に。その後、一度は盛り返したものの、2月始めのベティス、レアル・マドリー相手の連敗で優勝の可能性がほぼ潰えると、宿敵の予想外の躓きに2位確保に成功したものの期待外れの1年に。また、今季限りでグリーズマン、ゴディン、DFフアンフランら重鎮の退団が確定し、来季に向けては大きな再編を迫られることになる。
連覇が期待された中、ここ10数年で最悪のシーズンを過ごすことになったのが、3位のレアル・マドリー。ジダン監督、エースFWクリスティアーノ・ロナウドの退団を受けてロペテギ体制で再スタートを切ると、開幕4勝1分けと好スタートを切ったものの、第6節のセビージャ戦で初黒星を喫すると、深刻な得点力不足に陥って公式戦5戦未勝利と一転泥沼に陥る。そして、メッシ不在のバルセロナ相手の大敗を受けてロペテギ体制が終焉。その後、ソラーリ監督の下で復調気配を見せたが、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグ(CL)での敗退を受け、ソラーリ監督も今年3月に解任。その後任としてジダン監督の電撃再任が発表されたが、モチベーションを著しく欠いたチームは“笛吹けど踊らぬ”という状態で最悪のシーズンを終えることになった。

優勝争い、残留争いが比較的早々に決着がついた中、最後まで熾烈な争いが繰り広げられた4位争いとヨーロッパリーグ(EL)出場争いでは、4位にバレンシア、以下ヘタフェ、セビージャ、エスパニョールという結果に終わった。CLとの二足の草鞋に深刻な得点力不足で序盤戦は降格圏に沈んだバレンシアだったが、シーズンを通じて安定した守備と、後半戦の攻撃陣の復調によって最終的に昨季と同じ4位フィニッシュに成功。また、昨季の堅守をベースに得点力を増したヘタフェ、中国旋風が巻き起こったエスパニョールの健闘も光った。
残留争いにおいては今季昇格組のラージョ(最下位)、ウエスカ(19位)の2チームに加え、昨季は昇格組として躍進を見せたジローナが無念の降格に。大苦戦を強いられたビジャレアルや昇格組唯一の生き残りとなったバジャドリーは終盤戦で粘り強く獲得した勝ち点が最後に生きた。

最後にヘタフェのMF柴崎岳、アラベスのMF乾貴士の日本人選手2選手に関してはいずれも厳しいシーズンを過ごすことになった。昨夏の退団も噂された柴崎はシーズン最終盤に出場機会を与えられたものの、今季リーグ戦の出場はわずか7試合に。一方、エイバルからベティスにステップアップを図った乾は、そのベティスで目に見える結果を残せず、今冬の移籍市場でアラベスにレンタルに出された。そのアラベスでは2試合連続ゴールを記録するなど、レギュラーポジションを掴んだが、シーズン終盤は足首のケガに悩まされ、最終的にはベティスで8試合、アラベスで12試合の合計20試合2ゴールという結果に終わった。

【最優秀選手&監督】
★最優秀選手
◆FWリオネル・メッシ(バルセロナ)
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今季も圧巻の輝きを放ったメッシが文句なしのMVPだ。今季の欧州得点王となる36ゴールに加え、リーガトップタイの13アシストとチームが今季記録した総得点90の半数以上に絡む圧巻の数字を残した。31歳という年齢もあって今季はバルベルデ監督の休養策に同意したことで出場時間は減ったものの、右腕の骨折というアクシデンタルなケガ以外に大きなケガに悩まされることなくシーズンを通してフレッシュな状態でプレーできた点も大きかった。来季に向けては完調のデンベレ、今夏加入が噂されるFWグリーズマンを新たに従えて今季以上の輝きを放つことになるのか。

★最優秀監督
◆ホセ・ボルダラス(ヘタフェ)
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惜しくもクラブ史上初のCL出場権を逃したものの、乏しい戦力を率いてヘタフェをクラブ史上最高位の5位に導いた55歳のスペイン人指揮官を最優秀監督に推したい。2016年に当時セグンダAに所属したヘタフェの指揮官に就任したボルダラスは就任1年目でプリメーラ昇格に導くと、昨季はアトレティコに迫る堅守を武器に昇格組ながら8位での残留に成功。そして、就任3年目となった今季はシーズンを通して4位争い、EL出場権争いに絡んだ中、2009-10シーズン以来のEL出場権獲得に成功した。対戦相手からの研究が進んだ中、昨季の42得点33失点から48得点35失点と数字面を改善。また、今季新加入のFWハイメ・マタがチーム最多タイの14ゴール、MFネマニャ・マクシモビッチが最多出場と戦術の落とし込みに関しても見事な手腕を発揮した。

【期待以上】
★チーム
◆エスパニョール
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2004-05シーズンの5位に次ぐ近年のクラブ最高位の7位に躍進したエスパニョール。昨季、ウエスカをプリメーラ初昇格に導いたクラブOBのルビ監督を新指揮官に迎え、攻撃的なスタイルに転換を図った中、シーズン序盤は安定した戦績を残した。その後、第12節のセビージャ戦から第17節のアトレティコ戦まで泥沼の6連敗。今年1月に入っても3連敗を喫する苦難の日々を過ごすことになった。これによって一時は残留争いに巻き込まれる形となったが、潮目が変わったのは1月末に中国サッカー界最高のアタッカーとして上海上港から加入した中国代表FWウー・レイの存在。当初は中国系オーナーによるマーケティング先行の補強と思われたが、リーグ戦16試合に出場したウー・レイは3ゴール3アシストと貴重な攻撃オプションとして活躍。さらに、中国でのエスパニョールフィーバーによって後押しされたチームは主砲ボルハ・イグレシアスやDFエルモソの活躍も光ってシーズン終盤9戦無敗を継続し、9位で迎えた最終節での劇的勝利で来季EL出場権獲得に成功した。

★選手
◆FWボルハ・イグレシアス(エスパニョール)
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26歳の苦労人ストライカーが本格挑戦のプリメーラで躍動。ビジャレアルの下部組織出身のボルハ・イグレシアスは、2015年1月にセルタでトップチームデビュー。しかし、その後はトップチームでの出場機会に恵まれず、2017年の夏にセグンダA(スペイン2部)のレアル・サラゴサにレンタル移籍。同シーズンに2部で22ゴールを挙げる活躍をみせ、昨夏エスパニョールにステップアップ。すると、ほぼ初挑戦のプリメーラの戦いにすぐさま順応すると、第9節のウエスカ戦から第13節のジローナ戦まで圧巻の5試合連続ゴールを記録するなど、37試合で得点ランキング7位の17ゴールを奪った。187cmと恵まれた体躯を持つものの、真骨頂はボックス内でのポジショニングや駆け引き。それを表すように今季奪ったゴールのほとんどはクロスやこぼれ球を押し込むワンタッチゴール。もちろん、右足のシュートは正確且つパワフルだ。

【期待外れ】
★チーム
◆レアル・マドリー
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近年で最も最悪なシーズン。ロペテギ、ソラーリとシーズンに2度の監督解任に踏み切ったレアル・マドリーは1998-99シーズン以来の1シーズン12敗、2001-02シーズン以降最少の勝ち点68と屈辱の1年を過ごした。昨夏、ジダン監督とC・ロナウドの電撃退団によって少なからず厳しいシーズンが予想されていたが、正直ここまでの不振は誰もが予想していなかったことだろう。その不振の要因もひとつに絞ることはできず、得点力不足、守備の脆さ、勝負弱さ、規律面の問題と多岐に渡った。そのため、今年3月に再任したジダン監督の下でもさすがに立て直しはできなかった。チームとしての体をなしていなかった中、及第点が与えられるのは孤軍奮闘のFWベンゼマただ1人だ。

★選手
◆FWガレス・ベイル(レアル・マドリー)
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問題の本質はC・ロナウドにあらず…。前述のように近年で最も最悪なシーズンを過ごしたエル・ブランコにあって戦犯はDFセルヒオ・ラモスやDFマルセロ、MFモドリッチ、MFイスコ、FWアセンシオと枚挙にいとまがないが、その中でも最も期待を裏切ったのが29歳のウェールズ代表だ。相性が悪かったC・ロナウドの退団に伴い、奮起が求められた今季だったが、開幕3試合連続ゴールを記録して以降、それまでの姿に逆戻り。今季に関してはケガによる離脱は例年に比べて少なかったものの、ピッチ内でのパフォーマンスが低調の一言。29試合で8ゴール3アシストの数字にとどまった中、攻撃面では効果的なプレーが少なく、守備では献身性のかけらも見せないという体たらく。確執が噂されるジダン監督の再任以降は、ベンチを温め続けた。

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コパ・トロフィーを受賞したバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルが自らの思いを述べた。スペイン『アス』が伝えた。 28日、フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式がパリで行われ、マンチェスター・シティのスペイン代表ロドリが受賞。21歳以下の選手を対象とした若手のバロンドールとも称されるコパ・トロフィーにはヤマルが輝いた。 2018年に新設されたコパ・トロフィーを獲得したのはバルセロナで3人目。2021年のスペイン代表MFペドリ、2022年のスペイン代表MFガビに続くこととなった。 さまざまな最年少記録を塗り替え、スペインのユーロ2024制覇にも大きく貢献した17歳は、受賞に際してコメント。周囲のサポートに感謝した。 「父、母、祖母に感謝したい。そして監督にも。以前はチャビ(・エルナンデス)、今はハンジ(・フリック)。さらにチームメイトにも。ビスカバルサ(バルサ万歳)、そしてキャピタル304(育ったカタルーニャ州・ロカフォンダ地区マタロの郵便番号)」 また、『Movistar+』のインタビューにも対応。今回は8位にノミネートしたバロンドール獲得への思いも語っている。 「この授賞式に参加できるなんて信じられないことだし、さらに多くを目指す。多くというのは、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ(CL)、カップ戦など手にできるすべてを意味する。僕らはすべてを狙う」 「個人としては、結局すべての選手がそこ(バロンドール)を目指している。できるだけ早く獲得できることを願っているし、それは僕が念頭に置いていることだ。そこに向かって進んでいる」 <span class="paragraph-title">【動画】トロフィーを手に笑顔のヤマル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/DBroUKqo5fr/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/DBroUKqo5fr/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">UEFA Champions League(@championsleague)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.10.29 14:55 Tue
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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.47 “MSN”ここにあり、2度目の3冠達成!/バルセロナ[2014-15]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.47</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2014-2015シーズン/バルセロナ ~“MSN”ここにあり&3冠~</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2014-15barca.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ルイス・エンリケ 獲得タイトル:リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグ 攻撃力10:★★★★★★★★★★ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント10:★★★★★★★★★ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層9:★★★★★★★★★☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">バルサ復活を遂げる3冠</div> 2013-14シーズンに指揮を執ったヘラルド・マルティーノ監督の下では、リーガエスパニョーラ2位、コパ・デル・レイ準優勝、チャンピオンズリーグベスト8と無冠に終わっていた。これはフランク・ライカールト監督が率いていた2007-08シーズン以来の出来事であり、タイトル獲得に慣れてきたチームとしては、屈辱のシーズンでもあった。 このシーズンは、前年の王者であるアトレティコ・マドリーがつまづく中、レアル・マドリーとの一騎打ちのシーズンとなった。両者の差を分けたのはアウェイゲームの戦績。シーズン終了時の勝ち点差は「2」であり、優勝争いは第37節まで続いていた。 シーズン序盤はバルセロナ、バレンシア、セビージャがリーグを牽引。一方でマドリーは開幕5試合で2敗を喫するなど、躓いたスタートとなる。そのままバルセロナが首位をキープしていく中、迎えた第9節のクラシコでマドリーが3-1と快勝。バルセロナにとってリーグ初黒星となり、ここから調子を落とす。続くセルタ戦でも敗れ連敗を喫すると、マドリーが首位に浮上。ここからはマドリーが常にリードしたまま終盤に入る。 迎えた第26節でバルセロナが首位に返り咲くと、そのまま首位を守りきり2シーズンぶりのリーグ優勝。コパ・デル・レイでもアスレティック・ビルバオを決勝で下し、国内2冠を達成する。 チャンピオンズリーグでは、史上初の快挙が。グループステージではアヤックス、パリ・サンジェルマン、APOELと各国リーグの王者と同居。決勝トーナメントでは、マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン、バイエルンとこれまた各国王者と対戦。決勝まで勝ち上がると、待ち受けていたのはイタリア王者のユベントスだった。決勝でも王者を倒したバルセロナが、史上初となる各国王者を全て下しての優勝。また、史上初の2度目の3冠達成を果たし、無冠から見事に返り咲いた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">“MSN”が誕生</div> クラブOBであるルイス・エンリケを監督に迎え、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長としても正式に会長職についた1年目。夏の移籍市場では、落ち目であったセスク・ファブレガス、アレクシス・サンチェスを放出し、当時のクラブ市場最高額でウルグアイ代表FWルイス・スアレスを獲得。これが後に大当たりの補強となる。また、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンやイバン・ラキティッチなど補強に動いた。 リオネル・メッシ、ネイマールに加え、リバプールから加入したスアレスの影響で攻撃力が増大。3人はそれぞれ、58ゴール(メッシ)、39ゴール(ネイマール)、25ゴール(スアレス)を記録し、公式戦合計122ゴールを記録。スペインサッカー史上最多ゴールの3トップとなり、3人の頭文字をとって“MSN"と名付けられた。 攻撃陣の破壊力に目がいってしまいがちだが、守備陣もかなり強固だったことを忘れてはいけない。リーガエスパニョーラでは、シーズンで21失点とリーグ最少。チャンピオンズリーグでも決勝までの13試合を戦い11失点と堅い守備をみせ、見事にタイトルを獲得している。 また、このシーズンから加入したテア・シュテーゲンとクラウディオ・ブラーボの両守護神をルイス・エンリケ監督は完全分業制に。テア・シュテーゲンはカップ戦で、ブラーボはリーグ戦で起用し、それぞれの活躍で全タイトルを獲得したことも注目すべきポイントとなった。 なお、チームの生え抜き選手であり、このシーズンもチームを支え続けたチャビ・エルナンデスがシーズン終了後に対談。カタールのアル・サッドへと活躍の場を移している。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FW:リオネル・メッシ(27)</span> このシーズンのバルセロナを語る上では、この3人を外すことはできない。どの1人が欠けていても、3冠は達成できなかったと言えるだろう。しかし、その中でも“MSN”を機能させたのはメッシ以外にはあり得ない。 このシーズンから加わった「S」ことスアレスは、ブラジル・ワールドカップでの噛みつき事件の影響でシーズン序盤が出場停止に。出場機会を得ても、メッシとネイマールのコンビネーションにどことなく遠慮気味であった。一方の「N」ことネイマールは、バルセロナで2シーズン目のシーズンを過ごしていた。チームのスタイルに慣れ、ゴール数も増加。その多くを助けたのはメッシだった。 そもそも、メッシはスアレスの加入にも影響を与えている。ワールドクラスのFWを獲得してほしいという要望に対し、クラブが獲得したのがスアレス。アルゼンチン代表のチームメイトであるセルヒオ・アグエロが第一希望だったとのことだが、スアレスという相棒は今となっては欠かせない存在だ。 シーズン中にはルイス・エンリケ監督との確執も明るみに出たものの、シーズン後半戦で21試合28ゴールという驚異的なペースでゴールを記録。また、3トップの並びもスアレスに中央を譲ること、そしてスアレスへのアシストを増やすことで、チームに3つのタイトルをもたらせた。 2019.04.28 12:10 Sun

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