【2018-19ブンデスリーガベストイレブン】バイエルンとドルトムントから3選手! 長谷部も選出!
2019.05.28 21:40 Tue
2018-19シーズンのブンデスリーガが終了しました。そこで本稿では今季のブンデスリーガのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。
◆ベストイレブン
GK:グラーチ
DF:キミッヒ、ジューレ、長谷部、ハルステンベルク
MF:ロイス、ヴィツェル、ハフェルツ
FW:サンチョ、レヴァンドフスキ、T・アザール
GKペーテル・グラーチ(29歳/ライプツィヒ)
リーグ最少失点のライプツィヒからハンガリー代表GKを選出。決して派手な選手ではないが、驚異的な反応からのビッグセーブが目立ち、GKとしての基本能力の高さを示している。ライプツィヒの守護神として十分な存在感を見せた。
DFヨシュア・キミッヒ(24歳/バイエルン)
CLと並行して戦っていた中、リーグ戦フルタイム出場を果たした。チームが本調子でない時にあっても、キミッヒは常にハイレベルなプレーを披露。昨季に続いて右サイドバックでスタートした中、不調に陥ったチームを復調させるべく前半戦はボランチとしてもプレー。そこからチームは復調し、後半戦の快進撃につながった。
DFニクラス・ジューレ(23歳/バイエルン)
バイエルン移籍2年目のジューレがディフェンスリーダーに成長した。ドイツ代表コンビのフンメルスとJ・ボアテングが負傷がちでプレー面でも精彩を欠く中、頑強なフィジカル通りケガなくコンスタントにピッチに立ち続けたジューレはソリッドな守備を披露し続けた。
昨季に続き、リベロで文句なしのパフォーマンスを見せた。フィジカルのハンデをインテリジェンス溢れる読みとカバーリングで補い、トップレベルのアタッカーを何度も封殺して見せた。また、フィードにおいても最終ラインから良質なボールを前線に供給し、攻撃の起点となる働きも担っていた。
DFマルセル・ハルステンベルク(27歳/ライプツィヒ)
ライプツィヒ不動の左サイドバックを選出。ダイナミックなオーバーラップが売りのドイツ代表DFは、ライプツィヒの縦に早い攻撃を体現する存在。得点に絡むシーンが多く、3ゴール6アシストを記録し、攻撃のバリエーションを増やす役割を担った。
MFマルコ・ロイス(29歳/ドルトムント)
後半戦こそ懸念の負傷に泣いたが、前半戦は負傷なくフル稼働し圧巻の活躍を見せた。若いチームのキャプテンとしてトップ下の位置から経験の浅いウインガーのサンチョやラーセンらを巧みに操り、攻撃を牽引。17ゴール11アシストを記録し、充実のシーズンを過ごした。
MFアクセル・ヴィツェル(30歳/ドルトムント)
中国から2000万ユーロを支払って迎え入れただけの価値があった。4大リーグでのプレーは初めてだったが、ベルギー代表MFの実力に疑いの余地はなかった。中盤底の位置からダイナミックにボールに関わり、攻守にチームを支えた。
MFカイ・ハフェルツ(19歳/レバークーゼン)
ドイツの次代を担うファンタジスタが大きな飛躍を遂げた。188cmの長身ながら足下の技術に長けた19歳は、攻撃サッカーを標榜するボス監督の下、才能が開花。シーズン後半戦だけで11ゴールを挙げ、計17ゴールをマーク。得点力も身に付け、相手に脅威を与えるアタッカーに成長した。
FWジェイドン・サンチョ (19歳/ドルトムント)
イングランドの次代を担う至宝がドイツで輝きを放った。12ゴール17アシストとコンスタントにゴールに絡み、違いを生んだ。左右のウイングで持ち前のドリブルスキルを生かした突破を見せ、ロイスと共にドルトムントの攻撃を牽引した。
FWロベルト・レヴァンドフスキ(30歳/バイエルン)
ワールドカップでは不発に終わったものの、バイエルンでは流石の存在感を示した。22ゴール10アシストを記録し、2年連続4度目のブンデスリーガ得点王に輝いた。例年通りスランプに陥ることなくコンスタントにゴールに絡み続け、本調子でなかったバイエルンを牽引して見せた。
FWトルガン・アザール(26歳/ボルシアMG)
着実に実力を付けているエデン・アザールの実弟が10ゴール11アシストの結果を残した。後半戦は1ゴールに終わって失速したが、最終節までCL出場権争いに絡み5位でシーズンを終えたボルシアMGの中心選手として活躍した。この活躍が認められ、来季はドルトムントへの移籍が決まった。
◆ベストイレブン
GK:グラーチ
DF:キミッヒ、ジューレ、長谷部、ハルステンベルク
MF:ロイス、ヴィツェル、ハフェルツ
FW:サンチョ、レヴァンドフスキ、T・アザール
GKペーテル・グラーチ(29歳/ライプツィヒ)

Getty Images
出場試合数:33(先発回数:33)/失点数:27/出場時間:2925分リーグ最少失点のライプツィヒからハンガリー代表GKを選出。決して派手な選手ではないが、驚異的な反応からのビッグセーブが目立ち、GKとしての基本能力の高さを示している。ライプツィヒの守護神として十分な存在感を見せた。

Getty Images
出場試合数:34(先発回数:34)/得点数:2/出場時間:3060分CLと並行して戦っていた中、リーグ戦フルタイム出場を果たした。チームが本調子でない時にあっても、キミッヒは常にハイレベルなプレーを披露。昨季に続いて右サイドバックでスタートした中、不調に陥ったチームを復調させるべく前半戦はボランチとしてもプレー。そこからチームは復調し、後半戦の快進撃につながった。
DFニクラス・ジューレ(23歳/バイエルン)

Getty Images
出場試合数:31(先発回数:29)/得点数:2/出場時間:2651分バイエルン移籍2年目のジューレがディフェンスリーダーに成長した。ドイツ代表コンビのフンメルスとJ・ボアテングが負傷がちでプレー面でも精彩を欠く中、頑強なフィジカル通りケガなくコンスタントにピッチに立ち続けたジューレはソリッドな守備を披露し続けた。
DF長谷部誠(35歳/フランクフルト)

Getty Images
出場試合数:28(先発回数:28)/得点数:0/出場時間:2520分昨季に続き、リベロで文句なしのパフォーマンスを見せた。フィジカルのハンデをインテリジェンス溢れる読みとカバーリングで補い、トップレベルのアタッカーを何度も封殺して見せた。また、フィードにおいても最終ラインから良質なボールを前線に供給し、攻撃の起点となる働きも担っていた。
DFマルセル・ハルステンベルク(27歳/ライプツィヒ)

Getty Images
出場試合数:28(先発回数:27)/得点数:3/出場時間:2414分ライプツィヒ不動の左サイドバックを選出。ダイナミックなオーバーラップが売りのドイツ代表DFは、ライプツィヒの縦に早い攻撃を体現する存在。得点に絡むシーンが多く、3ゴール6アシストを記録し、攻撃のバリエーションを増やす役割を担った。
MFマルコ・ロイス(29歳/ドルトムント)

Getty Images
出場試合数:27(先発回数:27)/得点数:17/出場時間:2322分後半戦こそ懸念の負傷に泣いたが、前半戦は負傷なくフル稼働し圧巻の活躍を見せた。若いチームのキャプテンとしてトップ下の位置から経験の浅いウインガーのサンチョやラーセンらを巧みに操り、攻撃を牽引。17ゴール11アシストを記録し、充実のシーズンを過ごした。
MFアクセル・ヴィツェル(30歳/ドルトムント)

Getty Images
出場試合数:33(先発回数:32)/得点数:4/出場時間:2873分中国から2000万ユーロを支払って迎え入れただけの価値があった。4大リーグでのプレーは初めてだったが、ベルギー代表MFの実力に疑いの余地はなかった。中盤底の位置からダイナミックにボールに関わり、攻守にチームを支えた。
MFカイ・ハフェルツ(19歳/レバークーゼン)

Getty Images
出場試合数:34(先発回数:33)/得点数:17/出場時間:2902分ドイツの次代を担うファンタジスタが大きな飛躍を遂げた。188cmの長身ながら足下の技術に長けた19歳は、攻撃サッカーを標榜するボス監督の下、才能が開花。シーズン後半戦だけで11ゴールを挙げ、計17ゴールをマーク。得点力も身に付け、相手に脅威を与えるアタッカーに成長した。
FWジェイドン・サンチョ (19歳/ドルトムント)

Getty Images
出場試合数:34(先発回数:26)/得点数:12/出場時間:2460分イングランドの次代を担う至宝がドイツで輝きを放った。12ゴール17アシストとコンスタントにゴールに絡み、違いを生んだ。左右のウイングで持ち前のドリブルスキルを生かした突破を見せ、ロイスと共にドルトムントの攻撃を牽引した。
FWロベルト・レヴァンドフスキ(30歳/バイエルン)

Getty Images
出場試合数:33(先発回数:33)/得点数:22/出場時間:2959分ワールドカップでは不発に終わったものの、バイエルンでは流石の存在感を示した。22ゴール10アシストを記録し、2年連続4度目のブンデスリーガ得点王に輝いた。例年通りスランプに陥ることなくコンスタントにゴールに絡み続け、本調子でなかったバイエルンを牽引して見せた。
FWトルガン・アザール(26歳/ボルシアMG)

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出場試合数:33(先発回数:33)/得点数:10/出場時間:2878分着実に実力を付けているエデン・アザールの実弟が10ゴール11アシストの結果を残した。後半戦は1ゴールに終わって失速したが、最終節までCL出場権争いに絡み5位でシーズンを終えたボルシアMGの中心選手として活躍した。この活躍が認められ、来季はドルトムントへの移籍が決まった。
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