宮代が19歳バースデー弾含む2発! メキシコ圧倒の日本が今大会初勝利でグループ暫定首位に!《U-20W杯》
2019.05.27 00:38 Mon
U-20日本代表は26日、U-20ワールドカップ(W杯)・グループB第2節でU-20メキシコ代表と対戦し、3-0で快勝した。
初戦となった南米王者のU-20エクアドル代表戦を1-1のドローで終えた日本は、初戦で欧州予選2位のU-20イタリア代表に1-2で敗れた北中米カリブ海予選2位のメキシコと対戦した。今大会初勝利を目指す中、エクアドル戦からは先発3人を変更。東俊希、郷家友太、伊藤洋輝に代えて鈴木冬一、藤本寛也、宮代大聖を起用。2トップに宮代大聖と田川亨介、中盤は右から斉藤光毅、齊藤未月、藤本、山田という並びとなった。
開始直後に日本はいきなりピンチを迎える。中盤でのボールロストから中央で持ったライネスのスルーパスに抜け出したボックス左のデ・ラ・ローサにファーストシュートを放たれるが、これはGK若原の好守で凌ぐ。
このピンチを凌いだ日本は10分を過ぎてボールを持ち始めると、13分にはボックス内で田川とワンツーを試みた宮代がゴール前でDFと交錯して倒れるが、ここはノーファウルの判定。それでも、流動的な動きでボールを引き出す2ボランチを起点に流れを掴み始めると、先制点を奪うことに成功する。
21分、左サイドから鈴木冬が入れたクロスが相手DFに撥ね返されるが、このクリアボールに反応した藤本がボックス手前左で右足インサイドで浮き球のダイレクトスルーパス。これをゴール左に走り込んだ宮代が腰の捻りを利かせた左足のシュートをゴール右下隅に突き刺した。なお、宮代にとってこのゴールは19歳の誕生日を祝うバースデー弾となった。
先制後も極端に受け身にならず、守備のバランスに気を配りつつマイボールの時間を作って危なげなく試合を運ぶ日本。2トップを中心にカウンターから幾度か決定機を作りかけると、35分には右サイド深くで藤本のパスを受けた菅原が正確な右足のクロスを供給。これを相手DFの間に入り込んだ田川が頭で合わせてゴール左隅に流し込むが、ここは田川のオフサイドを取られて追加点とはならず。それでも、難敵相手に優勢を保った日本が1点リードで試合を折り返した。
後半も落ち着いた入りを見せた日本はセットプレーから追加点を奪う。52分、右CKの場面でキッカーの藤本が左足インスウィングのボールをニアに入れると、ここに飛び込んだ田川がうまく頭でフリック。これがファーポストのサイドネットに吸い込まれた。
相手の出ばなを挫く後半立ち上がりの追加点を手にした日本はこれで完全に試合の流れを掌握。右サイドの菅原が前半以上に高い位置を取って斉藤光との連係から相手を押し込むシーンを作り出していく。その後、相手が早いタイミングで3枚の交代カードを切ってきた中、影山監督は76分に斉藤光を下げて中村敬斗を投入。
すると、この交代直後の76分にはその中村の持ち上がりを起点にボックス手前中央で田川が出したスルーパスに反応した宮代がゴール右から冷静にGKの脇の下を抜くシュートを流し込んで自身2点目となるダメ押しの3点目とした。
これで勝利に大きく近づいた日本は殊勲の藤本、宮代を下げて伊藤、原大智を続けてピッチに送り出し、このままクリーンシートで試合をクローズ。宮代のバースデー弾など攻撃陣がきっちり結果を残し、守備陣もライネス率いるメキシコ攻撃陣を完封する見事な戦いぶりで今大会初勝利。グループB暫定首位に浮上するとともにグループ突破に大きく近づいた。なお、最終節のイタリア戦は29日に行われる。
初戦となった南米王者のU-20エクアドル代表戦を1-1のドローで終えた日本は、初戦で欧州予選2位のU-20イタリア代表に1-2で敗れた北中米カリブ海予選2位のメキシコと対戦した。今大会初勝利を目指す中、エクアドル戦からは先発3人を変更。東俊希、郷家友太、伊藤洋輝に代えて鈴木冬一、藤本寛也、宮代大聖を起用。2トップに宮代大聖と田川亨介、中盤は右から斉藤光毅、齊藤未月、藤本、山田という並びとなった。
このピンチを凌いだ日本は10分を過ぎてボールを持ち始めると、13分にはボックス内で田川とワンツーを試みた宮代がゴール前でDFと交錯して倒れるが、ここはノーファウルの判定。それでも、流動的な動きでボールを引き出す2ボランチを起点に流れを掴み始めると、先制点を奪うことに成功する。
21分、左サイドから鈴木冬が入れたクロスが相手DFに撥ね返されるが、このクリアボールに反応した藤本がボックス手前左で右足インサイドで浮き球のダイレクトスルーパス。これをゴール左に走り込んだ宮代が腰の捻りを利かせた左足のシュートをゴール右下隅に突き刺した。なお、宮代にとってこのゴールは19歳の誕生日を祝うバースデー弾となった。
一方、ビハインドを背負ったメキシコは失点前から足を痛めていたメラスがプレー続行不可能となり、フィゲロアが緊急投入される。その後、ライネスを起点に幾度か日本ゴールへ迫るが、集中した守備を崩し切るまでには至らず。
先制後も極端に受け身にならず、守備のバランスに気を配りつつマイボールの時間を作って危なげなく試合を運ぶ日本。2トップを中心にカウンターから幾度か決定機を作りかけると、35分には右サイド深くで藤本のパスを受けた菅原が正確な右足のクロスを供給。これを相手DFの間に入り込んだ田川が頭で合わせてゴール左隅に流し込むが、ここは田川のオフサイドを取られて追加点とはならず。それでも、難敵相手に優勢を保った日本が1点リードで試合を折り返した。
後半も落ち着いた入りを見せた日本はセットプレーから追加点を奪う。52分、右CKの場面でキッカーの藤本が左足インスウィングのボールをニアに入れると、ここに飛び込んだ田川がうまく頭でフリック。これがファーポストのサイドネットに吸い込まれた。
相手の出ばなを挫く後半立ち上がりの追加点を手にした日本はこれで完全に試合の流れを掌握。右サイドの菅原が前半以上に高い位置を取って斉藤光との連係から相手を押し込むシーンを作り出していく。その後、相手が早いタイミングで3枚の交代カードを切ってきた中、影山監督は76分に斉藤光を下げて中村敬斗を投入。
すると、この交代直後の76分にはその中村の持ち上がりを起点にボックス手前中央で田川が出したスルーパスに反応した宮代がゴール右から冷静にGKの脇の下を抜くシュートを流し込んで自身2点目となるダメ押しの3点目とした。
これで勝利に大きく近づいた日本は殊勲の藤本、宮代を下げて伊藤、原大智を続けてピッチに送り出し、このままクリーンシートで試合をクローズ。宮代のバースデー弾など攻撃陣がきっちり結果を残し、守備陣もライネス率いるメキシコ攻撃陣を完封する見事な戦いぶりで今大会初勝利。グループB暫定首位に浮上するとともにグループ突破に大きく近づいた。なお、最終節のイタリア戦は29日に行われる。
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