レーティング:マンチェスター・ユナイテッド 1-1 チェルシー《プレミアリーグ》
2019.04.29 02:39 Mon
プレミアリーグ第36節、マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシーが28日にオールド・トラフォードで行われ、1-1のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽マンチェスター・ユナイテッド採点
1 デ・ヘア 4.5
この試合最初の被枠内シュートをはじき出せず、失点に関与。時間帯を考えれば、痛恨のミスだった
DF
18 ヤング 5.5
アザールが低い位置で仕掛けたことで常に複数で対応できた。プレースキックや要所で見せた攻撃参加でチャンスを演出
3 バイリー 5.5
負傷明けも上々のプレー。スピードを買われての起用にきっちり応えた。セットプレーで2度ほどチャンスにも絡んだが、後半半ばにヒザを痛めて負傷交代…
(→ロホ 5.5)
バイリーのケガを受けて緊急出場。すんなりと試合に入ったが、ウィリアンへのレッドカードもののタックルは頂けなかった
イグアインをきっちり抑え込みながらカバーリングもこなす
23 ショー 6.5
絶妙な飛び出しと冷静な判断で先制点をアシスト。対面のウィリアンをきっちり抑え込んだ
MF
21 エレーラ 6.0
負傷明けもインテンシティの高いプレーを披露。アザールへの粘り強い対応に加え、マイボール時も鋭いターンや的確な繋ぎも見せた
8 マタ 6.5
古巣相手に31歳のバースデーゴールを記録。ジョルジーニョにマンマーク気味に対応しつつ中盤と前線のリンクマンとしても機能
(→マクトミネイ -)
31 マティッチ 6.0
エバートン戦での体たらくを払拭しようと古巣相手に奮闘。攻守両面でプレーに絡もうとする意識が高く積極的な持ち出しやスルーパスも見せた
6 ポグバ 5.5
酷評されたここ数試合を払拭しようと、アグレッシブにプレー。抜群のキープ力やトリッキーなパスで攻撃にアクセントを加えた。ただ、後半はガス欠に
FW
10 ラッシュフォード 5.5
フィニッシュの局面でプレー精度を欠いたが、背後を狙うスプリントや献身的な守備で一定の貢献
(→サンチェス 5.0)
気迫は見せたが、パフォーマンスレベルはいまひとつ
9 ルカク 6.0
先制点の起点となるパスを出すなど強靭なフィジカルを生かして相手守備陣を苦しめた。ただ、フィニッシャーとしては存在感をやや欠いた
監督
スールシャール 5.5
前半は好パフォーマンスも信頼を口にした守護神のミスが痛恨だった。後半は流れを変えるような采配を見せられず
▽チェルシー採点
1 ケパ 6.0
失点は致し方なし。一対一での落ち着いた対応や安定したキャッチングなど良い出来だった
DF
28 アスピリクエタ 6.0
前半はルカクとポグバのフィジカルに苦戦も後半は読みを利かせた好守備でチームを助けた
2 リュディガー 5.5
同点ゴールを誘発するミドルシュートを放つ。守備も無難にこなしたが、無念の負傷交代
(→クリステンセン 5.5)
リュディガーの負傷で緊急投入も相手の勢いが落ちていたこともあり、無難に対応できていた
30 D・ルイス 5.5
相手のフィジカルに苦戦も身体を張った対応を続けて最少失点でまとめた。ビルドアップも安定
3 マルコス・アロンソ 6.0
抜け目ない動き出しで値千金の同点ゴールを記録。攻守にそつのない仕事ぶり
MF
7 カンテ 6.0
負傷をおしてのプレーとなり前半はややフィジカルバトルで劣勢も後半はギアを上げて攻守に普段通りのプレーを見せた
5 ジョルジーニョ 5.5
失点場面はマタへのマークを怠る。ただ、後半はビルドアップの起点としてきっちり機能した
17 コバチッチ 5.0
機動力と闘争心を生かしたプレーを見せたが、簡単に入れ替わられるなどあまり効果的なプレーではなかった
(→ロフタス=チーク 5.5)
球際で強さを見せたが、プラスアルファがほしかった
FW
22 ウィリアン 5.0
失点場面ではショーに付き切れず。ロホに削られて負傷交代も攻守両面で物足りない出来
(→ペドロ -)
9 イグアイン 5.0
後半アディショナルタイムにようやく決定機に絡んだが、孤軍奮闘のアザールを孤立させてしまった
10 アザール 6.0
チームとして自身の個人技以外に攻め手を見いだせず。周りの問題もあるが、低い位置まで下りずによりアタッキングサードでのプレーに集中したかった
監督
サッリ 5.5
アザール以外に攻め手がなかったが、幸運な同点ゴールを守り切って最低限の勝ち点1を持ち帰る
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ショー(マンチェスター・ユナイテッド)
やや後半は尻すぼみの試合になったため、前半に最も輝きを放ったショーをMOMに選出。マタのゴールをアシストした抜け出しは見事だった。守備の局面でも危なげない対応が光った。
マンチェスター・ユナイテッド 1-1 チェルシー
【マンチェスター・ユナイテッド】
マタ(前11)
【チェルシー】
マルコス・アロンソ(前43)
▽マンチェスター・ユナイテッド採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK1 デ・ヘア 4.5
この試合最初の被枠内シュートをはじき出せず、失点に関与。時間帯を考えれば、痛恨のミスだった
DF
18 ヤング 5.5
アザールが低い位置で仕掛けたことで常に複数で対応できた。プレースキックや要所で見せた攻撃参加でチャンスを演出
負傷明けも上々のプレー。スピードを買われての起用にきっちり応えた。セットプレーで2度ほどチャンスにも絡んだが、後半半ばにヒザを痛めて負傷交代…
(→ロホ 5.5)
バイリーのケガを受けて緊急出場。すんなりと試合に入ったが、ウィリアンへのレッドカードもののタックルは頂けなかった
2 リンデロフ 5.5
イグアインをきっちり抑え込みながらカバーリングもこなす
23 ショー 6.5
絶妙な飛び出しと冷静な判断で先制点をアシスト。対面のウィリアンをきっちり抑え込んだ
MF
21 エレーラ 6.0
負傷明けもインテンシティの高いプレーを披露。アザールへの粘り強い対応に加え、マイボール時も鋭いターンや的確な繋ぎも見せた
8 マタ 6.5
古巣相手に31歳のバースデーゴールを記録。ジョルジーニョにマンマーク気味に対応しつつ中盤と前線のリンクマンとしても機能
(→マクトミネイ -)
31 マティッチ 6.0
エバートン戦での体たらくを払拭しようと古巣相手に奮闘。攻守両面でプレーに絡もうとする意識が高く積極的な持ち出しやスルーパスも見せた
6 ポグバ 5.5
酷評されたここ数試合を払拭しようと、アグレッシブにプレー。抜群のキープ力やトリッキーなパスで攻撃にアクセントを加えた。ただ、後半はガス欠に
FW
10 ラッシュフォード 5.5
フィニッシュの局面でプレー精度を欠いたが、背後を狙うスプリントや献身的な守備で一定の貢献
(→サンチェス 5.0)
気迫は見せたが、パフォーマンスレベルはいまひとつ
9 ルカク 6.0
先制点の起点となるパスを出すなど強靭なフィジカルを生かして相手守備陣を苦しめた。ただ、フィニッシャーとしては存在感をやや欠いた
監督
スールシャール 5.5
前半は好パフォーマンスも信頼を口にした守護神のミスが痛恨だった。後半は流れを変えるような采配を見せられず
▽チェルシー採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK1 ケパ 6.0
失点は致し方なし。一対一での落ち着いた対応や安定したキャッチングなど良い出来だった
DF
28 アスピリクエタ 6.0
前半はルカクとポグバのフィジカルに苦戦も後半は読みを利かせた好守備でチームを助けた
2 リュディガー 5.5
同点ゴールを誘発するミドルシュートを放つ。守備も無難にこなしたが、無念の負傷交代
(→クリステンセン 5.5)
リュディガーの負傷で緊急投入も相手の勢いが落ちていたこともあり、無難に対応できていた
30 D・ルイス 5.5
相手のフィジカルに苦戦も身体を張った対応を続けて最少失点でまとめた。ビルドアップも安定
3 マルコス・アロンソ 6.0
抜け目ない動き出しで値千金の同点ゴールを記録。攻守にそつのない仕事ぶり
MF
7 カンテ 6.0
負傷をおしてのプレーとなり前半はややフィジカルバトルで劣勢も後半はギアを上げて攻守に普段通りのプレーを見せた
5 ジョルジーニョ 5.5
失点場面はマタへのマークを怠る。ただ、後半はビルドアップの起点としてきっちり機能した
17 コバチッチ 5.0
機動力と闘争心を生かしたプレーを見せたが、簡単に入れ替わられるなどあまり効果的なプレーではなかった
(→ロフタス=チーク 5.5)
球際で強さを見せたが、プラスアルファがほしかった
FW
22 ウィリアン 5.0
失点場面ではショーに付き切れず。ロホに削られて負傷交代も攻守両面で物足りない出来
(→ペドロ -)
9 イグアイン 5.0
後半アディショナルタイムにようやく決定機に絡んだが、孤軍奮闘のアザールを孤立させてしまった
10 アザール 6.0
チームとして自身の個人技以外に攻め手を見いだせず。周りの問題もあるが、低い位置まで下りずによりアタッキングサードでのプレーに集中したかった
監督
サッリ 5.5
アザール以外に攻め手がなかったが、幸運な同点ゴールを守り切って最低限の勝ち点1を持ち帰る
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ショー(マンチェスター・ユナイテッド)
やや後半は尻すぼみの試合になったため、前半に最も輝きを放ったショーをMOMに選出。マタのゴールをアシストした抜け出しは見事だった。守備の局面でも危なげない対応が光った。
マンチェスター・ユナイテッド 1-1 チェルシー
【マンチェスター・ユナイテッド】
マタ(前11)
【チェルシー】
マルコス・アロンソ(前43)
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