レーティング:マンチェスター・ユナイテッド 0-2 マンチェスター・シティ《プレミアリーグ》
2019.04.25 06:13 Thu
プレミアリーグ第31節延期分、マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティによる“マンチェスター・ダービー”が24日にオールド・トラフォードで行われ、アウェイのシティが2-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽マンチェスター・ユナイテッド採点
1 デ・ヘア 5.0
幾つか好守は見せたが、世界屈指のGKとしては失点場面のいずれかはセーブしたかった
DF
18 ヤング 5.5
前半は対面のスターリングにうまく対応。後半はザネの対応に苦慮し攻撃面でも精度を欠いた
36 ダルミアン 5.0
ぶっつけ本番で3バックの右でプレー。自身のできる仕事は見せた
(→サンチェス -)
アグエロに決定的な仕事をさせず、急造最終ラインの中では及第点の出来
2 リンデロフ 5.5
持ち味の機動力やカバーリングを駆使して試合を通して粘りの対応を見せた
23 ショー 5.0
1失点目の場面では相手の左足への警戒をやや怠った印象。休養十分の身としてはもっとアグレッシブさがほしかった
MF
15 アンドレアス・ペレイラ 5.0
前半から飛ばし気味にプレー。良いボール奪取もあったが、ややスペースケアの意識が低かった
(→ルカク 5.0)
チーム全体の問題もあったが、なかなか攻撃に絡めなかった
17 フレッジ 5.0
2失点目は自身のパスをインターセプトされたことが発端。守備でハードワークしたが、後半は後手の対応が目立った
6 ポグバ 5.0
前半は良い潰しや持ち上がりを見せたが、やはり苦境の時間帯に存在感を出せなかった
FW
10 ラッシュフォード 5.0
前半はカウンターの起点となったが、守備に走らされたことで後半はほぼチャンスに絡めず
14 リンガード 5.0
立ち上がりこそファーストディフェンダーとして機能も徐々に相手に対策されて不発に。攻撃面でもプレー精度を欠く
(→マルシャル -)
監督
スールシャール 5.0
前半の守備的なプランはまずまず機能もプランBのなさや交代の切り方が消極的だった
▽マンチェスター・シティ採点
31 エデルソン 6.0
難しいセーブはなかったが、前半の見事な飛び出しやビルドアップの貢献は見事
DF
2 ウォーカー 5.5
試合を通して最低限の仕事はこなした。ただ、ビルドアップの局面で立ち位置を変えるなど工夫がほしかった
4 コンパニ 5.5
守備では早い時間帯にカードをもらったが、粘りの対応で凌ぐ。前半はマイボール時にかなりバタついた
14 ラポルテ 6.0
相手のプレスをいなすパスや守備時の集中したプレーは安定感抜群だった
35 ジンチェンコ 5.5
球際の勝負で劣勢を強いられたが、連戦の中でよく戦った
MF
8 ギュンドアン 6.5
先制点をアシスト。アンカーとインサイドハーフで常に的確な判断をみせ、チームに安定感をもたらした
(→ダニーロ -)
25 フェルナンジーニョ 5.5
後半立ち上がりに無念の負傷交代。それまでは攻守両面で要所を締めた
(→ザネ 6.5)
得意の形から貴重な追加点を奪取。スターリングとは異なるプレーリズムで左サイドで優位性を保った
21 シルバ 6.5
序盤こそフィジカル勝負で劣勢もチームがペースを握り始めてからはいつも通りの質の高いプレーで攻守に効いていた
FW
20 ベルナルド・シウバ 6.5
値千金の決勝点を記録。右ウイングとインサイドハーフで抜群の存在感を放つ
10 アグエロ 6.0
相手の徹底マークに苦戦もポストワークやオフ・ザ・ボールの動きでうまく味方を生かした
(→ガブリエウ・ジェズス -)
7 スターリング 6.5
前半はヤングの監視に苦しんだが、ポジションを移した後半はアシストを記録するなど間で受けるプレーでうまくリズムを作った
監督
グアルディオラ 6.5
ここまで逡巡していたザネ投入がハマる。最高の出来ではなかったが、勝利に相応しい内容だった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)
チームを勝利に導く決勝点を決めたベルナルド・シウバをMOMに選出。ゴール以外の局面でも身体を張ったボール奪取や相手のプレスをいなすボールキープなど抜群の存在感だった。
マンチェスター・ユナイテッド 0-2 マンチェスター・シティ
【マンチェスター・シティ】
ベルナルド・シウバ(後9)
ザネ(後21)
▽マンチェスター・ユナイテッド採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK1 デ・ヘア 5.0
幾つか好守は見せたが、世界屈指のGKとしては失点場面のいずれかはセーブしたかった
DF
18 ヤング 5.5
前半は対面のスターリングにうまく対応。後半はザネの対応に苦慮し攻撃面でも精度を欠いた
ぶっつけ本番で3バックの右でプレー。自身のできる仕事は見せた
(→サンチェス -)
12 スモーリング 5.5
アグエロに決定的な仕事をさせず、急造最終ラインの中では及第点の出来
2 リンデロフ 5.5
持ち味の機動力やカバーリングを駆使して試合を通して粘りの対応を見せた
23 ショー 5.0
1失点目の場面では相手の左足への警戒をやや怠った印象。休養十分の身としてはもっとアグレッシブさがほしかった
MF
15 アンドレアス・ペレイラ 5.0
前半から飛ばし気味にプレー。良いボール奪取もあったが、ややスペースケアの意識が低かった
(→ルカク 5.0)
チーム全体の問題もあったが、なかなか攻撃に絡めなかった
17 フレッジ 5.0
2失点目は自身のパスをインターセプトされたことが発端。守備でハードワークしたが、後半は後手の対応が目立った
6 ポグバ 5.0
前半は良い潰しや持ち上がりを見せたが、やはり苦境の時間帯に存在感を出せなかった
FW
10 ラッシュフォード 5.0
前半はカウンターの起点となったが、守備に走らされたことで後半はほぼチャンスに絡めず
14 リンガード 5.0
立ち上がりこそファーストディフェンダーとして機能も徐々に相手に対策されて不発に。攻撃面でもプレー精度を欠く
(→マルシャル -)
監督
スールシャール 5.0
前半の守備的なプランはまずまず機能もプランBのなさや交代の切り方が消極的だった
▽マンチェスター・シティ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK31 エデルソン 6.0
難しいセーブはなかったが、前半の見事な飛び出しやビルドアップの貢献は見事
DF
2 ウォーカー 5.5
試合を通して最低限の仕事はこなした。ただ、ビルドアップの局面で立ち位置を変えるなど工夫がほしかった
4 コンパニ 5.5
守備では早い時間帯にカードをもらったが、粘りの対応で凌ぐ。前半はマイボール時にかなりバタついた
14 ラポルテ 6.0
相手のプレスをいなすパスや守備時の集中したプレーは安定感抜群だった
35 ジンチェンコ 5.5
球際の勝負で劣勢を強いられたが、連戦の中でよく戦った
MF
8 ギュンドアン 6.5
先制点をアシスト。アンカーとインサイドハーフで常に的確な判断をみせ、チームに安定感をもたらした
(→ダニーロ -)
25 フェルナンジーニョ 5.5
後半立ち上がりに無念の負傷交代。それまでは攻守両面で要所を締めた
(→ザネ 6.5)
得意の形から貴重な追加点を奪取。スターリングとは異なるプレーリズムで左サイドで優位性を保った
21 シルバ 6.5
序盤こそフィジカル勝負で劣勢もチームがペースを握り始めてからはいつも通りの質の高いプレーで攻守に効いていた
FW
20 ベルナルド・シウバ 6.5
値千金の決勝点を記録。右ウイングとインサイドハーフで抜群の存在感を放つ
10 アグエロ 6.0
相手の徹底マークに苦戦もポストワークやオフ・ザ・ボールの動きでうまく味方を生かした
(→ガブリエウ・ジェズス -)
7 スターリング 6.5
前半はヤングの監視に苦しんだが、ポジションを移した後半はアシストを記録するなど間で受けるプレーでうまくリズムを作った
監督
グアルディオラ 6.5
ここまで逡巡していたザネ投入がハマる。最高の出来ではなかったが、勝利に相応しい内容だった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)
チームを勝利に導く決勝点を決めたベルナルド・シウバをMOMに選出。ゴール以外の局面でも身体を張ったボール奪取や相手のプレスをいなすボールキープなど抜群の存在感だった。
マンチェスター・ユナイテッド 0-2 マンチェスター・シティ
【マンチェスター・シティ】
ベルナルド・シウバ(後9)
ザネ(後21)
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