【平成サッカー30年の軌跡】 平成19年/2007年 志半ばで途切れた理想
2019.04.19 20:15 Fri
新元号が「令和(れいわ)」に決定し、2019年4月30日をもって幕を閉じる「平成」。日本サッカーにとって、「平成」という時代は大きな変革を遂げた30年間となりました。Jリーグ設立、ドーハの悲劇、日韓W杯招致…。激動の30年を平成の出来事と共に振り返ってみましょう。
世の中の流れ

2007年、米アップル社から「iPhone」が発売。
■信頼を落とした政界と食品業界
平成19年(2007年)は、政界と食品業界が大きく荒れた1年となりました。政界では、前年から安倍晋三首相が日本の舵取りを担っていましたが、閣僚の度重なる不祥事に伴い、支持率が急降下。7月の参議院選挙でも大敗や、首相本人の体調不良を原因に突然の辞意を表明しました。後任には福田康夫氏が選ばれますが、この後も短命な政権が続き、政治不信が高まっていくきっかけとなります。
また、地方では「そのまんま東」の名前でタレントとして活躍していた、東国原英夫氏が地元の宮崎県知事選に出馬し、当選。選挙活動中に口にした「宮崎をどげんかせんといかん(どうにかしないといけない)」というフレーズは注目を集め、流行語大賞にも選ばれました。
さらに、この年は、新潟県中越沖地震が起こった年でもあります。被災地の新潟県にあった、柏崎刈羽原発が地震の影響を受けて自動停止。一時は火災が発生し、原子力発電所の危うさについて再認識させられるきっかけの一つとなりました。
その他には、テノール歌手の秋川雅史さんの「千の風になって」が大ヒットし、一世を風靡しました。また、アップル社から「iPhone」が発売。その後のスマートフォンブームの火付け役となります。独特のコメント表示機能で人気を博した、動画共有サイト「ニコニコ動画」のサービスが開始されたのもこの年でした。
サッカー界

オシム氏が掲げた“自分で考えるサッカー”は大きな期待を集めたが、思わぬ形で幕を閉じた。
■オシムが掲げた哲学
ドイツW杯での惨敗から1年。日本代表は新たな方向へと動き出しました。徹底的な組織サッカーを掲げたトルシエ、自分で考えるサッカーを掲げたジーコを経て、新たに日本代表監督となったイヴィチャ・オシム監督が掲げたのは「考えて走るサッカー」でした。この「考えて走るサッカー」とは、日本人の特徴である豊富な運動量を活かし、チーム全体で戦術的な目的を持って動き回るというサッカーのことです。日本人に足りないものを無理に伸ばすのではなく、日本人が得意としているものを伸ばすという考え方は、多くの人にとって斬新であり、期待の持てる考え方でした。
7月に行われたアジアカップでは、準決勝でサウジアラビアに2-3で敗れ、大会3連覇とはなりませんでしたが、それでもオシム新監督の下で、日本人の強みを生かしたサッカーがようやく形になりつつあるとの手応えを感じさせる大会でした。そんな矢先、日本中に衝撃が走ります。11月、オシム監督が急性脳梗塞で倒れたとの一報が入ったのです。その後大事には至らなかったものの、オシム監督の現場復帰は非常に難しく、翌12月、日本サッカー協会は、98年のフランスW杯で日本代表を率いた岡田武史氏の日本代表監督復帰を発表しました。オシム監督が掲げた、日本人の強みを活かした「考えて走るサッカー」は思わぬ出来事によって幻となってしまったのでした。

力を付ける代表とともにJクラブのレベルもアップしていた。
■アジアで躍動するJクラブ
日本代表が世界との差を縮める為の試行錯誤を重ねていた頃、Jリーグでもまた、クラブたちが着実に実力を伸ばしていました。2007年、その結果が目に見えるものとなって現れます。前年である2006年シーズンのJリーグ王者としてAFC チャンピオンズリーグに出場していた浦和レッズが、日本勢として初の優勝に輝いたのです。また、グループステージから一度も負ける事無く優勝した、大会史上初のチームになったのです。アジアを制した浦和レッズはJクラブとしては初めてFIFAクラブW杯に出場。そして堂々の3位に輝きました。ちなみにこの3位という成績もアジア勢として初の好成績でした。
世の中の流れ

2007年、米アップル社から「iPhone」が発売。
平成19年(2007年)は、政界と食品業界が大きく荒れた1年となりました。政界では、前年から安倍晋三首相が日本の舵取りを担っていましたが、閣僚の度重なる不祥事に伴い、支持率が急降下。7月の参議院選挙でも大敗や、首相本人の体調不良を原因に突然の辞意を表明しました。後任には福田康夫氏が選ばれますが、この後も短命な政権が続き、政治不信が高まっていくきっかけとなります。
また、地方では「そのまんま東」の名前でタレントとして活躍していた、東国原英夫氏が地元の宮崎県知事選に出馬し、当選。選挙活動中に口にした「宮崎をどげんかせんといかん(どうにかしないといけない)」というフレーズは注目を集め、流行語大賞にも選ばれました。
一方、食品業界にも不祥事が発覚します。「不二家」、「赤福」、「船場吉兆」で、産地偽装や賞味期限切れの食品を使っていた、食品偽装問題が相次ぎ業界そのものの信頼を大きく落としました。特に、老舗料亭の「船場吉兆」は、謝罪会見の際に「頭が真っ白になった…」と質問への回答を耳打ちする女将の姿がカメラに収められ、「ささやき女将」として大きな話題を呼びました。
さらに、この年は、新潟県中越沖地震が起こった年でもあります。被災地の新潟県にあった、柏崎刈羽原発が地震の影響を受けて自動停止。一時は火災が発生し、原子力発電所の危うさについて再認識させられるきっかけの一つとなりました。
その他には、テノール歌手の秋川雅史さんの「千の風になって」が大ヒットし、一世を風靡しました。また、アップル社から「iPhone」が発売。その後のスマートフォンブームの火付け役となります。独特のコメント表示機能で人気を博した、動画共有サイト「ニコニコ動画」のサービスが開始されたのもこの年でした。
サッカー界

オシム氏が掲げた“自分で考えるサッカー”は大きな期待を集めたが、思わぬ形で幕を閉じた。
■オシムが掲げた哲学
ドイツW杯での惨敗から1年。日本代表は新たな方向へと動き出しました。徹底的な組織サッカーを掲げたトルシエ、自分で考えるサッカーを掲げたジーコを経て、新たに日本代表監督となったイヴィチャ・オシム監督が掲げたのは「考えて走るサッカー」でした。この「考えて走るサッカー」とは、日本人の特徴である豊富な運動量を活かし、チーム全体で戦術的な目的を持って動き回るというサッカーのことです。日本人に足りないものを無理に伸ばすのではなく、日本人が得意としているものを伸ばすという考え方は、多くの人にとって斬新であり、期待の持てる考え方でした。
7月に行われたアジアカップでは、準決勝でサウジアラビアに2-3で敗れ、大会3連覇とはなりませんでしたが、それでもオシム新監督の下で、日本人の強みを生かしたサッカーがようやく形になりつつあるとの手応えを感じさせる大会でした。そんな矢先、日本中に衝撃が走ります。11月、オシム監督が急性脳梗塞で倒れたとの一報が入ったのです。その後大事には至らなかったものの、オシム監督の現場復帰は非常に難しく、翌12月、日本サッカー協会は、98年のフランスW杯で日本代表を率いた岡田武史氏の日本代表監督復帰を発表しました。オシム監督が掲げた、日本人の強みを活かした「考えて走るサッカー」は思わぬ出来事によって幻となってしまったのでした。

力を付ける代表とともにJクラブのレベルもアップしていた。
■アジアで躍動するJクラブ
日本代表が世界との差を縮める為の試行錯誤を重ねていた頃、Jリーグでもまた、クラブたちが着実に実力を伸ばしていました。2007年、その結果が目に見えるものとなって現れます。前年である2006年シーズンのJリーグ王者としてAFC チャンピオンズリーグに出場していた浦和レッズが、日本勢として初の優勝に輝いたのです。また、グループステージから一度も負ける事無く優勝した、大会史上初のチームになったのです。アジアを制した浦和レッズはJクラブとしては初めてFIFAクラブW杯に出場。そして堂々の3位に輝きました。ちなみにこの3位という成績もアジア勢として初の好成績でした。
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なでしこジャパンのメンバーも日本代表を応援していたようだ。 1日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループE最終節でスペインと対戦した日本。試合は前半にアルバロ・モラタにゴールを許し先手を与えたが、堂安律と三笘薫を投入した後半に攻勢を仕掛け、堂安と田中碧のゴールで一気に逆転。グループリーグ突破とともに望外の首位通過を達成した。 初戦のドイツ代表戦に続く見事な逆転勝利を飾った日本だが、その裏にはなでしこからの心を込めた応援もあったようだ。 アーセナルのFW岩渕真奈は試合後に自身のツイッターを更新。「みんなで応援してました 最高!!!」とウエストハムのDF清水梨紗とMF林穂之香ともに日本代表のユニフォームに袖を通して応援する3ショットを公開している。 さらに日本の躍動に興奮したのか、「付け加えました ロンドン冨安応援団笑」と綴り、3人の額に「LOVE TOMI YASU」とフェイスペイントを施し、同じアーセナルの男子チームに所属するDF冨安健洋を全力で応援する姿まで披露した。 ロンドン冨安応援団には、ファンからも「トミーモテモテで草」、「冨安がうらやましいぞ」、「かわいすぎる」、「ずるいっすね」といった冨安への羨望の反応が集まった。 だが、日本代表を応援していたのはロンドン組だけではなかったようで、今夏にウエストハムからマンチェスター・シティに移籍したMF長谷川唯も「ロンドンに限定しないでください マンチェスターでも冨安応援しております」とアピール。ただ、岩渕は「ペイントしてから述べよ」と厳しめだった。 <span class="paragraph-title">【写真】最初は控えめなフェイスペイントで日本を応援する3人</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">みんなで応援してました<br>最高!!! <a href="https://t.co/33R59RgnRV">pic.twitter.com/33R59RgnRV</a></p>— Mana Iwabuchi 岩渕真奈 (@buchi_mana) <a href="https://twitter.com/buchi_mana/status/1598422435283476496?ref_src=twsrc%5Etfw">December 1, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】いつの間にか3人の額には「LOVE冨安」の文字が!!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">付け加えました<br>ロンドン冨安応援団笑 <a href="https://t.co/WiG7jmGNOR">pic.twitter.com/WiG7jmGNOR</a></p>— Mana Iwabuchi 岩渕真奈 (@buchi_mana) <a href="https://twitter.com/buchi_mana/status/1598427037793919002?ref_src=twsrc%5Etfw">December 1, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.02 19:45 Fri3
「まだ泣くの早いって」と本田圭佑にツッコまれた日本代表サポーター、元Jリーガーの親友だった「親友が世界的にバズってて最高」
世界中でも話題となり、本田圭佑からもツッコミを受けた日本代表のサポーターが意外な人物と繋がっていたようだ。 1日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループスE最終戦で日本はスペイン代表と対戦。劇的な逆転勝利を収め、グループ首位でベスト16入りを決めていた。 ドイツ代表戦に続いてのアップセットは世界中を驚かせた他、逆転ゴールに繋がった三笘薫の折り返しのシーンがラインを割っていたかどうかが大きな議論を呼ぶことに。国際サッカー連盟(FIFA)が公式見解を示すほどにまで発展していた。 今大会では日本人サポーターが世界中でバズることが多く、ドイツ戦前にFIFAの公式映像に映ったことで、世界中で美女サポーターだと大騒ぎになったSHONOさん、ドイツ戦で「私のボスへ。2週間の休暇を取らせてくれてありがとうございます!」と紙に書いた上、上司から返事をもらった男性サポーターなどがいた。 そんな中、スペイン戦でも1人のサポーターが注目の的に。田中碧の決勝ゴールが決まった後、すでに涙した姿が映し出された男性サポーターが大きな話題に。「ABEMA」で解説していた本田には、「まだ泣くの早いって」とツッコまれてしまったサポーターだが、実は元Jリーガーの親友だったという。 その選手とは、サガン鳥栖やベガルタ仙台、ガイナーレ鳥取、横浜FC、奈良クラブ、栃木シティFCでプレーし、今シーズンは松本山雅FCでGKコーチを務めていたシュナイダー潤之介氏だ。 シュナイダー潤之介氏は、自身のツイッターを更新。「親友が世界的にバズってて最高」とし、その男性サポーターがカメラに抜かれた写真を投稿していた。 ゴミ拾いも含め、何かと注目を集める日本代表関係者。意外な繋がりは他にもまだまだあるのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】本田圭佑に「泣くの早い」とツッコまれたサポーターの男性は世界でも話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">親友が世界的にバズってて最高 <a href="https://t.co/QlCar4pxMY">pic.twitter.com/QlCar4pxMY</a></p>— シュナイダー潤之介 (@j_schneider29) <a href="https://twitter.com/j_schneider29/status/1598648612720111616?ref_src=twsrc%5Etfw">December 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">ESPN FC(@espnfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.12.03 15:33 Sat4
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu5