今季初複数失点も渡の圧巻2発で逆転の広島が5連勝! イニエスタ2Aも神戸は今季初の連敗…《J1》
2019.04.14 18:30 Sun
明治安田生命J1リーグ第7節のヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島が14日にノエビアスタジアム神戸で行われ、アウェイの広島が4-2で逆転勝利した。
前節、昇格組の松本山雅FC相手に金星を許し開幕戦以来の敗戦を喫した7位の神戸(勝ち点10)と、前節ガンバ大阪相手に今季最多の3ゴールを奪い、5戦連続クリーンシートを達成した首位の広島(勝ち点14)が対峙した注目の一戦。
2戦ぶりの白星を目指す神戸は松本戦から先発2人を変更。三田とダビド・ビジャに代えて負傷明けのルーカス・ポドルスキとウェリントンを起用した。一方、広島は2-0で勝利したACLの大邱戦から先発4人を変更。稲垣、東、清水、ドウグラス・ヴィエイラに代えて松本、柏、野津田、パトリックを起用した。
アンドレス・イニエスタをトップ下に配した[4-2-3-1]の布陣で臨んだ神戸は立ち上がりからボールを保持して相手を押し込んでいく。流れの中では決定機を作るまでには至らなかったものの、セットプレーを生かして広島の堅守を早々にこじ開ける。
15分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのイニエスタが右足インスウィングのボールを入れると、ファーの密集からニアに走り込んできたウェリントンが頭で左隅に流し込み、2試合連続ゴールとした。
一方、ミスから追いつかれた神戸だったが、28分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でイニエスタがクイックリスタートを試みてボックス右に走り込む古橋にラストパスを通すと、古橋が左足で冷静にゴール左へ流し込み、すぐさま勝ち越しに成功した。今季ここまで1失点の広島を相手に初めて複数得点を奪った神戸は前半終盤にかけても冷静にゲームをコントロールし、1点リードで試合を折り返した。
迎えた後半も立ち上がりは神戸ペースで進む。前半から存在感を放ったイニエスタが53分に惜しいシュートを放つと、58分にもイニエスタからの絶妙なミドルスルーパスに抜け出したポドルスキがボックス内で決定機を迎えるが、ここは得意の左足を切られてしまい、打ち切れない。
一方、流れを変えたい広島は60分、パトリックを下げて皆川を投入。すると65分、ボックス右で縦に仕掛けた川辺が浮き球のクロスを入れると、ボックス中央で渡、野津田が続けて競り勝ってゴールに向かったボールをゴールライン付近の柏がバックヘッドでコースを変えてゴールネットを揺らした。
このゴールをキッカケに完全に息を吹き返した広島は、ACLの大邱戦で存在感を放った渡が魅せる。まずは70分、相手陣内右サイドの深い位置まで侵入したエミル・サロモンソンからの浮き球のクロスに反応した渡がバックステップを踏みながら右足の低空ボレーで合わすと、右ポストの内側を叩いたボールがネットに吸い込まれる。
続く73分には今度は相手陣内左サイドの深い位置まで侵攻した野津田からのクロスに反応した渡が、相手DFの間に入り込んで体勢を崩しながらも抑えの利いた右足ダイレクトボレーで合わせ、圧巻の2つのボレーシュートで一気に今季リーグ初ゴール、2点目とした。
似たような形からの連続失点で一気に2点のビハインドを負うことになった神戸はセルジ・サンペールに代えて三田を投入し、ここから巻き返しを図る。86分には左CKの二次攻撃からポドルスキが強烈なシュートを枠に飛ばすが、ここは相手GK大迫の好守に遭う。
その後、試合終了間際には川辺の右クロスからゴール前ドフリーの野津田に5点目のチャンスが訪れるも、ここはGK前川の意地のビッグセーブに阻まれた。それでも、6戦ぶりの失点、今季初の複数失点を攻撃陣の活躍で巻き返した広島がリーグ5連勝で首位キープに成功した。一方、2戦連続複数失点の神戸は今季初の連敗となった。
前節、昇格組の松本山雅FC相手に金星を許し開幕戦以来の敗戦を喫した7位の神戸(勝ち点10)と、前節ガンバ大阪相手に今季最多の3ゴールを奪い、5戦連続クリーンシートを達成した首位の広島(勝ち点14)が対峙した注目の一戦。
アンドレス・イニエスタをトップ下に配した[4-2-3-1]の布陣で臨んだ神戸は立ち上がりからボールを保持して相手を押し込んでいく。流れの中では決定機を作るまでには至らなかったものの、セットプレーを生かして広島の堅守を早々にこじ開ける。
15分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのイニエスタが右足インスウィングのボールを入れると、ファーの密集からニアに走り込んできたウェリントンが頭で左隅に流し込み、2試合連続ゴールとした。
開幕戦以来、リーグ6戦ぶりの失点を喫した広島は失点直後にもイニエスタの個人技から際どいミドルシュートを打たれるなど、ややバタついた姿を見せる。しかし、23分には相手DFダンクレーの不用意なGKへのバックパスをかっさらった柏のボックス左からの折り返しをパトリックが難なく流し込み、昨季の躍進を支えたエースストライカーの今季初ゴールですぐさま追いつく。
一方、ミスから追いつかれた神戸だったが、28分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でイニエスタがクイックリスタートを試みてボックス右に走り込む古橋にラストパスを通すと、古橋が左足で冷静にゴール左へ流し込み、すぐさま勝ち越しに成功した。今季ここまで1失点の広島を相手に初めて複数得点を奪った神戸は前半終盤にかけても冷静にゲームをコントロールし、1点リードで試合を折り返した。
迎えた後半も立ち上がりは神戸ペースで進む。前半から存在感を放ったイニエスタが53分に惜しいシュートを放つと、58分にもイニエスタからの絶妙なミドルスルーパスに抜け出したポドルスキがボックス内で決定機を迎えるが、ここは得意の左足を切られてしまい、打ち切れない。
一方、流れを変えたい広島は60分、パトリックを下げて皆川を投入。すると65分、ボックス右で縦に仕掛けた川辺が浮き球のクロスを入れると、ボックス中央で渡、野津田が続けて競り勝ってゴールに向かったボールをゴールライン付近の柏がバックヘッドでコースを変えてゴールネットを揺らした。
このゴールをキッカケに完全に息を吹き返した広島は、ACLの大邱戦で存在感を放った渡が魅せる。まずは70分、相手陣内右サイドの深い位置まで侵入したエミル・サロモンソンからの浮き球のクロスに反応した渡がバックステップを踏みながら右足の低空ボレーで合わすと、右ポストの内側を叩いたボールがネットに吸い込まれる。
続く73分には今度は相手陣内左サイドの深い位置まで侵攻した野津田からのクロスに反応した渡が、相手DFの間に入り込んで体勢を崩しながらも抑えの利いた右足ダイレクトボレーで合わせ、圧巻の2つのボレーシュートで一気に今季リーグ初ゴール、2点目とした。
似たような形からの連続失点で一気に2点のビハインドを負うことになった神戸はセルジ・サンペールに代えて三田を投入し、ここから巻き返しを図る。86分には左CKの二次攻撃からポドルスキが強烈なシュートを枠に飛ばすが、ここは相手GK大迫の好守に遭う。
その後、試合終了間際には川辺の右クロスからゴール前ドフリーの野津田に5点目のチャンスが訪れるも、ここはGK前川の意地のビッグセーブに阻まれた。それでも、6戦ぶりの失点、今季初の複数失点を攻撃陣の活躍で巻き返した広島がリーグ5連勝で首位キープに成功した。一方、2戦連続複数失点の神戸は今季初の連敗となった。
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