開始15分で4発のアタランタがボローニャに快勝!《セリエA》

2019.04.05 06:00 Fri
Getty Images
セリエA第30節のアタランタvsボローニャが4日に行われ、4-1でアタランタが勝利した。

リーグ戦4試合負けなしの5位アタランタが、ホームに18位に沈むボローニャを迎えた一戦。直近のパルマ戦で逆転勝利したアタランタは、その一戦から先発を2人変更。パルマ戦で2ゴールのD・サパタやイリチッチ、アレハンドロ・ゴメスらが先発した。

試合は開始早々に動く。3分、敵陣右サイドでボールを奪ったG・マンチーニが素早く前線に送ると、これを受けたイリチッチがボックス右手前まで切り込み、コントロールショットをゴール左に突き刺した。
先制に成功したアタランタは、5分にも相手ボックス付近でスローインを受けたイリチッチがデ・ルーンとのパス交換でボックス右に侵入。ワンフェイントから右足を振り抜くと、左ポスト内側に当たったボールがゴールに吸い込まれた。

攻撃の手を緩めないアタランタは9分、右サイドを持ち上がったイリチッチのラストパスをボックス右で受けたハテボエルがゴール左隅にシュートを流し込み、追加点。さらに15分には、フロイラーのロングパスで左サイドを抜け出したD・サパタが、ボックス左深くまで持ち込み、右足でゴールネットを揺らした。
開始15分で4点を奪ったアタランタは、その後も危なげない試合運びで試合を支配する。42分には、中途半端なバックパスの処理に飛び出した相手GKのパスをデ・ルーンがカットすると、無人のゴールへロングシュートを狙ったが、これはわずかに左に逸れた。

迎えた後半、アタランタはあれハンドロ・ゴメスを下げてパシャリッチを投入。しかし、先にゴールネットを揺らしたのはボローニャ。54分、ボックス右付近でFKを獲得すると、オルソリーニの直接FKがGKゴッリーニの手を弾き、ゴールネットに突き刺さった。

1点を返されたアタランタだが、すぐに反撃。60分、イリチッチの右FKをゴール前のD・サパタがワントラップからシュートを流し込んだが、これはトラップの際に手に当たったと判断されノーゴールとなった。

その後は互いに選手交代を行っていく中で拮抗した展開が続く。結局、最後までスコアは動かず4-1でアタランタが勝利。前半の4ゴールでボローニャに快勝したアタランタが、7日に敵地で行われるインテルとの上位対決に弾みを付けた。

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