明治安田生命J2リーグ第6節の11試合が30日に各地で行われた。
東平尾公園博多の森陸上競技場で行われたアビスパ福岡vsジェフユナイテッド千葉の一戦では、1-0で千葉が勝利した。
前節のアルビレックス新潟戦を1-0で制して今シーズン初勝利を手にした福岡が、江尻監督の初陣となった前節京都サンガF.C.戦を1-1で終えてリーグ初勝利を逃した千葉をホームに迎えた一戦。
試合が開始すると、序盤から千葉が攻勢に出る。8分にボックス内右の堀米が左足のシュートで福岡ゴールを強襲すれば、23分にも工藤がボックス左からシュートを放ちGKセランテスが弾いたところにアラン・ピニェイロが合わせる。しかし、GKセランテスの活躍もあり、どれもネットを揺らすには至らずに0-0で試合を折り返す。
それでも、後半開始早々に福岡にチャンスが訪れる。46分、ボックス内右で後方からのロングボールを胸トラップで収めたヤン・ドンヒョンが、鋭い切り返しで千葉DFを剥がして右足を振り抜く。しかし、シュートは僅かに左に外れる。
福岡が数少ないチャンスを逃すと、その後も千葉が支配しつつ試合を進行。そして、耐えに耐えていた福岡の堤防は、70分に決壊する。ボックス手前右で得たFKの場面で、キッカーは途中出場の茶島。鋭い回転のかかったシュートが壁の右を通過してゴール右隅のネットを揺らした。
結局、試合は1-0のスコアで終了。この結果、福岡は連勝を逸することに。対する千葉は、待望の今シーズン初勝利を手にした。
また、味の素スタジアムで行われた東京ヴェルディvs柏レイソルの一戦では、2-0で柏が勝利した。
序盤から圧倒的に支配する柏が決め切れずにいると、38分に端戸が右サイド深い位置からクロスを供給し、ニアに飛び込んだ林が頭で合わせて東京Vが先制。さらに、直後の40分にもボックス内右に抜け出した小池がGK中村との一対一の場面でループシュートを放ち、追加点を決め切った。
後半に入ると、柏は更に前の圧力を高めて攻め込んでいくが最後までゴールを割ることが出来ない。東京Vのシュート3本に対してシュート21本を乱れ打ったが、その猛攻は実らずに2-0のスコアのまま試合終了の笛を聞くこととなった。
この結果、柏は連敗を喫することに。対する東京Vは、今シーズン初めての完封勝利を飾った。
◆明治安田生命J2リーグ第6節
▽3/30(土)
アビスパ福岡 0-
1 ジェフユナイテッド千葉
徳島ヴォルティス 1-0 アルビレックス新潟
ファジアーノ岡山 1-1 ヴァンフォーレ甲府
ツエーゲン金沢 1-0 横浜FC
FC町田ゼルビア 1-0 愛媛FC
東京ヴェルディ 2-0 柏レイソル
栃木SC 0-0 モンテディオ山形
V・ファーレン長崎 0-
1 大宮アルディージャ
水戸ホーリーホック 1-0 鹿児島ユナイテッドFC
FC岐阜 1-1 京都サンガF.C.
FC琉球 2-2 レノファ山口FC
