【2022年カタールへ期待の選手⑱】長友の後継者候補に名乗り。守備的タイプの佐々木や杉岡とは一線を画す左サイドバック/安西幸輝(鹿島アントラーズ/DF)
2019.03.29 11:50 Fri
3月22日のコロンビア戦(横浜)後半44分に佐々木翔(サンフレッチェ広島)と代わって日本代表初キャップを飾った安西幸輝(鹿島アントラーズ)。彼にとって真の国際Aマッチデビュー戦となったのが22日のボリビア戦(神戸)だった。
東京ヴェルディ時代からの同期・畠中槙之輔(横浜F・マリノス)の横に陣取り、経験豊富な2018年ロシア・ワールドカップ組の乾貴士(アラベス)とタテ関係を形成する中、背番号19をつけた23歳の左サイドバックは序盤から高い位置を取って積極的に仕掛けた。ダイナミックな攻撃力とタテへの推進力は同じポジションの佐々木、東京五輪世代の杉岡大暉(湘南ベルマーレ)と一線を画すものがある。そこは鹿島の先輩・内田篤人が「攻撃だけなら長友佑都(ガラタサライ)さんや宏樹(酒井宏樹/マルセイユ)よりいい」と語っただけのものはある。
課題の守備に関しても、ボリビアで最も大きなインパクトを残したレオナルド・パカの鋭い突破力と1対1の強さに翻弄されながらも、何とかついていって最後の危ない場面に至る前に阻止していた。むしろこういう相手とマッチアップできたのは、安西にとってはいい経験になったはず。「守りが今一つ」と言われてきた若武者はこういった世界基準の相手と対峙する経験を増やしていけば、着実にレベルアップできる。そんな前向きな感触を残したのは確かだろう。
「代表で長い時間プレーして『もっと出たい』って思ったし、『このチームで定着したい』っていうふうに純粋に感じたんで。これからやるべきことは多いですけど、急いで篤人君だったり、長友さんのレベルに追いつかないと。危機感を感じています」と本人は世界基準を目の当たりにして、意識レベルを一気に引き上げていた。
長友の後釜をどうするかというのは、森保一監督率いる日本代表にとって1つの懸案になっている。長友自身は「まだまだ代表でやり続けたい。(1歳の)息子が父親が代表選手だと分かるまでピッチに立っていたい」と繰り返し語っていて、6月のコパ・アメリカ(ブラジル)も出る気満々だ。しかしながら、2018年ロシア・ワールドカップ後には肺気胸に見舞われ、1~2月の2019年アジアカップ(UAE)直後には発熱、右ひざじん帯損傷とアクシデントが続いている。今回の3月2連戦も同じトルコで戦う盟友・香川真司(ベシクタシュ)をサポートする意味も込めて参戦を熱望したはずだが、体の状態には勝てなかった。
安西はご存知の通り、左右両サイドでプレーでき、タテに出ていく力、アップダウンできる心肺機能の高さや献身性は誰よりも備えている。そこは東京Vアカデミー時代に教えた経験のある元日本代表左サイドバックの都並敏史氏(ブリオベッカ浦安監督)も太鼓判を押していた点だ。加えて、現在の鹿島の大先輩・内田にも薫陶を受けているのだから、これ以上心強いものはない。内田も19歳だった2008年1月のチリ戦(東京・国立)で代表デビューした頃は「守りの方が不安」と言われ、岡田武史監督(FC今治代表)から2010年南アフリカ・ワールドカップのレギュラーを外される苦い経験をしている。その後、ドイツへ渡り、シャルケで屈強な男たちの中でプレーを重ね、守備能力に磨きをかけていった。惨敗した2014年ブラジル・ワールドカップで唯一、世界と渡り合った内田のパフォーマンスを当時18歳だった安西はその目に焼き付けていたに違いない。
その偉大な先輩に近づくためには、ボリビア戦のような場に立ち続けるしかない。2018年はFIFAクラブ・ワールドカップにも参戦しているが、代表の舞台は背負うものが全く違ってくる。ボリビア戦のようなフレンドリーならトライ&エラーを優先しても許されるところがあるが、6月のコパ・アメリカ(ブラジル)や今秋から始まる2022年カタール・ワールドカップアジア予選では1つのミスも許されない。そういう修羅場をくぐり、心身ともに成長できれば、安西は本当に長友の後継者たるべき存在に慣れるかもしれない。だからこそ、今後も代表に残り続けて、大舞台に立つチャンスを伺い続ける必要があるのだ。
「(ドイツから帰ってきた)篤人君が『競技が違う』『サッカーが違う』という話をしていたけど、その通りだと思ったし、Jリーグでバンバン活躍して代表に選ばれても、サッカーが違うというのが衝撃を受けた。フィジカル、スピード感。テクニックというよりはガシャって相手は背負ってキープして連動して、相手がどんどん出てくる。シンプルですけど、それが僕らからしたら怖い。そういうことを篤人君は伝えたかったんじゃないかなと。僕も攻撃面ではキレイに抜くよりもぶち抜くことを考えてやってますし。守備も源君(昌子源/トゥールーズ)が一回り違って帰ってきたのを見ると変えないといけない部分があると思う。ホントに全部ですね」
高いレベルに目覚め、ギラギラし始めた若きサイドバックが大化けしてくれれば、森保ジャパンももっと面白くなる。近い将来、A代表に入ってくるであろう杉岡も含めて、競争が激化してくれるのを祈りたい。
東京ヴェルディ時代からの同期・畠中槙之輔(横浜F・マリノス)の横に陣取り、経験豊富な2018年ロシア・ワールドカップ組の乾貴士(アラベス)とタテ関係を形成する中、背番号19をつけた23歳の左サイドバックは序盤から高い位置を取って積極的に仕掛けた。ダイナミックな攻撃力とタテへの推進力は同じポジションの佐々木、東京五輪世代の杉岡大暉(湘南ベルマーレ)と一線を画すものがある。そこは鹿島の先輩・内田篤人が「攻撃だけなら長友佑都(ガラタサライ)さんや宏樹(酒井宏樹/マルセイユ)よりいい」と語っただけのものはある。
課題の守備に関しても、ボリビアで最も大きなインパクトを残したレオナルド・パカの鋭い突破力と1対1の強さに翻弄されながらも、何とかついていって最後の危ない場面に至る前に阻止していた。むしろこういう相手とマッチアップできたのは、安西にとってはいい経験になったはず。「守りが今一つ」と言われてきた若武者はこういった世界基準の相手と対峙する経験を増やしていけば、着実にレベルアップできる。そんな前向きな感触を残したのは確かだろう。
長友の後釜をどうするかというのは、森保一監督率いる日本代表にとって1つの懸案になっている。長友自身は「まだまだ代表でやり続けたい。(1歳の)息子が父親が代表選手だと分かるまでピッチに立っていたい」と繰り返し語っていて、6月のコパ・アメリカ(ブラジル)も出る気満々だ。しかしながら、2018年ロシア・ワールドカップ後には肺気胸に見舞われ、1~2月の2019年アジアカップ(UAE)直後には発熱、右ひざじん帯損傷とアクシデントが続いている。今回の3月2連戦も同じトルコで戦う盟友・香川真司(ベシクタシュ)をサポートする意味も込めて参戦を熱望したはずだが、体の状態には勝てなかった。
となると、現時点では2番手の佐々木がファーストチョイスに繰り上がるが、彼は森保体制になって国際舞台を踏んだ選手。屈強なフィジカルと跳躍力を生かして守備面で貢献できる選手だが、29歳という年齢やここからの伸び代を考えるとやや難しいところがある。これまで森保監督が呼んだ山中亮輔(浦和レッズ)も攻撃偏重の傾向が強く、攻守両面でバランスのとれる適材がなかなか見つからない。そんな中、安西が一気に浮上してきたのだ。
安西はご存知の通り、左右両サイドでプレーでき、タテに出ていく力、アップダウンできる心肺機能の高さや献身性は誰よりも備えている。そこは東京Vアカデミー時代に教えた経験のある元日本代表左サイドバックの都並敏史氏(ブリオベッカ浦安監督)も太鼓判を押していた点だ。加えて、現在の鹿島の大先輩・内田にも薫陶を受けているのだから、これ以上心強いものはない。内田も19歳だった2008年1月のチリ戦(東京・国立)で代表デビューした頃は「守りの方が不安」と言われ、岡田武史監督(FC今治代表)から2010年南アフリカ・ワールドカップのレギュラーを外される苦い経験をしている。その後、ドイツへ渡り、シャルケで屈強な男たちの中でプレーを重ね、守備能力に磨きをかけていった。惨敗した2014年ブラジル・ワールドカップで唯一、世界と渡り合った内田のパフォーマンスを当時18歳だった安西はその目に焼き付けていたに違いない。
その偉大な先輩に近づくためには、ボリビア戦のような場に立ち続けるしかない。2018年はFIFAクラブ・ワールドカップにも参戦しているが、代表の舞台は背負うものが全く違ってくる。ボリビア戦のようなフレンドリーならトライ&エラーを優先しても許されるところがあるが、6月のコパ・アメリカ(ブラジル)や今秋から始まる2022年カタール・ワールドカップアジア予選では1つのミスも許されない。そういう修羅場をくぐり、心身ともに成長できれば、安西は本当に長友の後継者たるべき存在に慣れるかもしれない。だからこそ、今後も代表に残り続けて、大舞台に立つチャンスを伺い続ける必要があるのだ。
「(ドイツから帰ってきた)篤人君が『競技が違う』『サッカーが違う』という話をしていたけど、その通りだと思ったし、Jリーグでバンバン活躍して代表に選ばれても、サッカーが違うというのが衝撃を受けた。フィジカル、スピード感。テクニックというよりはガシャって相手は背負ってキープして連動して、相手がどんどん出てくる。シンプルですけど、それが僕らからしたら怖い。そういうことを篤人君は伝えたかったんじゃないかなと。僕も攻撃面ではキレイに抜くよりもぶち抜くことを考えてやってますし。守備も源君(昌子源/トゥールーズ)が一回り違って帰ってきたのを見ると変えないといけない部分があると思う。ホントに全部ですね」
高いレベルに目覚め、ギラギラし始めた若きサイドバックが大化けしてくれれば、森保ジャパンももっと面白くなる。近い将来、A代表に入ってくるであろう杉岡も含めて、競争が激化してくれるのを祈りたい。
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「鈴木優磨イカつ!!」鹿島の選手たちが女性誌で爽やかな姿を披露も…「んっ?チンピラいた」
28日に発売される女性ファッション誌『Oggi』の11月号が発売。全12ページで特集が掲載されている鹿島アントラーズの公式SNSでも撮影風景などを公開している。 今回の特集には、中田浩二C.R.Oの他、土居聖真、安西幸輝、三竿健斗、鈴木優磨、常本佳吾、荒木遼太郎が登場。選手たちはユニフォームを脱ぎ、ファッション誌ならではのモデル仕様に。衣装はもちろん、髪型などを整え、ピッチ上とは全く違う魅力を見せている。 爽やかなショットが数多くある一方、自身のスタイルを隠しきれない選手もいたようだ。安西と鈴木の2ショットでは、2人ともサングラスを着用。ともにTシャツの上にシャツアウターを羽織り、秋の装いだ。 ただ、2人ともパンツのポケットに手を突っ込みながらカメラをのぞき込んでいるが、その様子はさながらガンを飛ばしているようにも見えてしまう。 独自の路線を行く2人にはファンも反応。「んっ?チンピラいた」、「鈴木優磨イカつ!!」といった言葉が並んだ。 それでも、「すんごい楽しそう」、「かわいいっすね」、「帰り本屋さん行かなきゃ」、「ちょっと気になるから買うか」といった言葉も多くを占めており、応援している選手たちのピッチとは違う姿に期待を寄せているようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】爽やかな写真に紛れこむ鈴木と安西のイカつめ2ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CjCRcIoL8dt/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CjCRcIoL8dt/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CjCRcIoL8dt/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">鹿島アントラーズ公式(@kashima.antlers)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.09.28 18:45 Wed日本の人気記事ランキング
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「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」
31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed2
「公式がこれは泣けるよ」W杯を終えた日本代表、JFA公開の映像がイナズマイレブンの楽曲含め大反響「4年後も期待」
日本サッカー協会(JFA)の公開したショートムービーに注目が集まっている。 7大会連続7回目となるワールドカップ(W杯)に臨んだサッカー日本代表。カタールではグループステージでドイツ代表、スペイン代表を逆転で下す快挙を達成し、決勝トーナメント進出を決めた。 史上初のベスト8進出を目指した5日のラウンド16では難敵・クロアチア代表と対戦。1-1で120分を終了し、PK戦までもつれ込んだが、残念ながら涙をのむこととなった。 激闘を終えた日本代表。7日にはJFAの公式TikTokアカウントが改めてラウンド16のシーンを振り返る映像を公開すると、これに大きな反響が寄せられた。 「この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました」 BGMにはイナズマイレブンで使用された楽曲、T-Pistonz+KMCの『GOODキター!』が採用されており、締めくくりの折り鶴と相まって琴線に触れるとの声が相次いだ。 「公式がイナズマイレブンは泣けるのよ」、「4年後もイナズマイレブンの曲使ってくださるの期待してます」、「世代すぎて泣ける」など、選曲への賛辞が送られるとともに、「こんなに熱くなれたのは日本代表のおかげ!感動をありがとう」、「まじ公式ありがとう。日本代表もありがとう!」日本代表への労いのメッセージが多数届いている。 目標としていたベスト8進出とはならなかったが、国内のみならず世界中に大きな感動を与えた日本。4年後こそは新しい景色を期待せずにはいられない。 <span class="paragraph-title">【動画】楽曲含め大きな反響を呼んでいるJFA公開のショートムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue/video/7174331420096138498" data-video-id="7174331420096138498" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@jfa_samuraiblue" href="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue?refer=embed">@jfa_samuraiblue</a> この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました。 <a title="サッカー日本代表" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?refer=embed">#サッカー日本代表</a> <a title="worldcup2022" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/worldcup2022?refer=embed">#worldcup2022</a> <a title="fifaworldcup" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/fifaworldcup?refer=embed">#fifaworldcup</a> <a target="_blank" title="♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA" href="https://www.tiktok.com/music/オリジナル楽曲-サッカー日本代表JFA-7174331431253379842?refer=embed">♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2022.12.08 20:05 Thu3
水頭症の治療も及ばず他界した工藤壮人に古巣が追悼…カナダからもメッセージ「一番辛い仕事」、「信じられません」
テゲバジャーロ宮崎の元日本代表FW工藤壮人が、10月21日14時50分に死去した。32歳だった。 工藤は2日の練習時間外に体調不良を訴え、翌3日に医療機関の検査で水頭症の診断を受けて入院。11日に手術を受けて療養中だったが、容態が悪化し、17日からICU(集中治療室)にて治療に専念していることが18日にクラブから発表されていた。 水頭症とは、「脳室に髄液が過剰に溜まってしまったために脳を圧迫し、さまざまな症状を引き起こしてしまう疾患」とされており、くも膜下出血や脳出血、頭部外傷、髄膜炎などの頭蓋内疾患に引き続いて起こってしまうものもあるという。 治療に専念していた工藤には、古巣のクラブや元チームメイトを含むサッカー界からも多くの励ましのメッセージが届き、所属したクラブやその他のクラブのファンも回復を願っていたが、帰らぬ人となった。 工藤の訃報を受け、かつて所属した古巣が追悼のメッセージを送っている。 工藤がU-12から過ごし、トップチームでも活躍した柏レイソルはツイッターで「15年間広報をさせてもらってきて一番辛い仕事です。心よりご冥福をお祈りします」と追悼。柏では、公式戦通算262試合で92ゴール28アシストを記録した。 また、2017年から2020年まで在籍したサンフレッチェ広島は、22日のYBCルヴァンカップ決勝に工藤と共に戦うとしていた中での訃報を受け、言葉が出ません。謹んでご冥福をお祈りします。」とツイッターで追悼。広島では公式戦44試合で12ゴール2アシストを記録した。 さらに、広島在籍時に1年間期限付き移籍でプレーしたレノファ山口FCもツイッターにて「信じられません。謹んでご冥福をお祈りします。」と追悼。山口では公式戦29試合で5ゴール1アシストを記録していた。 その他、海外からも追悼メッセージが。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスは「ホワイトキャップスFCは工藤壮人の逝去を悼みます」とし、「工藤選手のご家族、ご友人の皆様には、この難しい時にお悔やみを申し上げます」と追悼。バンクーバーでは公式戦19試合で3ゴール2アシストを記録していた。 早すぎる死には、多くのサッカー関係者も悲しみと共に追悼するメッセージを送っている。 <span class="paragraph-title">【写真】今年4月には宮崎でJリーグ通算250試合のセレモニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CcksNb1vVpo/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CcksNb1vVpo/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cj9-RZ4P73_/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">サンフレッチェ広島(@sanfrecce.official)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.10.22 07:30 Sat4
「なんて可愛いんでしょ」オナイウ阿道が妻と愛娘と家族ショット、七五三での着物姿に「とってもかわいい」など祝福の声
トゥールーズに所属するFWオナイウ阿道の愛娘が愛くるしい。 2021年6月にキリンチャレンジカップ2021のセルビア代表戦で日本代表デビューを果たしたオナイウ。同年夏に海を渡り、活躍の場を横浜F・マリノスからフランスに移している。 28日には自身のインスタグラムを更新。家族写真を公開した。 家族4人での幸せフォトや、着物姿でカメラに目を向ける長女の姿には、ファンからも祝福の声や感嘆の声が届いている。 「素敵なご家族、お似合いです」 「なんて可愛いんでしょ、おめでとうございます」 「七五三おめでとうございます。ますます素敵な女の子になられますように」 「ちっちゃい女の子たちがとってもかわいい」 オナイウは2018年に入籍を発表。2人は2019年7月10日に第一子となる長女を、2020年9月26日に第2子となる次女を授かっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】オナイウ阿道の愛娘の着物姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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