長谷部vs久保が実現! フランクフルトが貫録勝利でCL圏内に肉薄!《ブンデスリーガ》

2019.03.18 01:25 Mon
Getty Images
ブンデスリーガ第26節、フランクフルトvsニュルンベルクが17日に行われ、1-0でフランクフルトが勝利した。フランクフルトのMF長谷部誠はフル出場し、ニュルンベルクのFW久保裕也は83分まで出場している。

前節デュッセルドルフ戦を途中出場アラーのドッペルパックで終わってみれば3-0と快勝した5位フランクフルト(勝ち点43)は、3日前に行われたヨーロッパリーグ(EL)のインテル戦を1-0と勝利し、ベスト8進出を決めた。そのインテル戦でもリベロの位置で好プレーを見せた長谷部が引き続き3バックの中央で先発となった。
一方、前節ホッフェンハイム戦を1-2と競り負けて19戦勝利なしとなった最下位ニュルンベルク(勝ち点13)は、5試合連続先発となった久保が[4-3-3]の右ウイングでスタートした。

試合は開始3分、ニュルンベルクにビッグチャンス。左クロスに反応したゴール前でフリーのベーレンスがヘッド。だが、枠の上に外してしまった。

緩い入りを見せてしまったフランクフルトだったが、徐々にポゼッションを高めて試合をコントロールしていくと、18分にCKの流れからヨビッチがオンターゲットのヘディングシュートを放った。
これはゴールライン上にいた相手DFに阻まれたが、その後もフランクフルトが押し込む展開とする中、31分に先制した。ヨビッチの絶妙なスルーパスをボックス左で受けたコスティッチのクロスを、流れの中で上がっていたヒンテレッガーが流し込んだ。

立ち上がりのチャンス以降、守勢に回っていたニュルンベルクは久保のポジションを左ウイングに移すも、攻撃の形を作れない状況が続く。

するとフランクフルトは36分、コスティッチのシュートがバーに直撃すれば、44分には右クロスにパシエンシアが合わせたシュートがGKを強襲するなど、フランクフルトが一方的な展開とした中、1-0で前半を終えた。

迎えた後半もフランクフルトが攻勢に出る流れとなる中、53分にCKの流れから久保が可能性のある左足ミドルを浴びせたが、58分にはパシエンシアがバー直撃のヘディングシュートを放って主導権を渡さない。

63分にパシエンシアに代えてアラーを投入したフランクフルトは、直後にアラーがボレーシュートで追加点に迫ると、73分にもコスティッチがボックス左から決定的なシュートを放っていった。

なかなか追加点を奪いきれないフランクフルトは、ヨビッチに代えて負傷明けのレビッチを投入。一方のニュルンベルクは83分に久保を交代させた。

その終盤、88分にレビッチがディフェンスライン裏を取ってネットを揺らしたフランクフルトだったが、VARの末にオフサイドを取られ、やはり追加点が遠い。

それでもニュルンベルクを1-0でシャットアウトしたフランクフルトが、4連勝としてチャンピオンズリーグ出場圏内の4位ボルシアMGに1ポイント差としている。
関連ニュース

【ブンデスリーガ日本人選手】堂安が今季3点目!無敗レバークーゼンに善戦もフライブルクは惜敗…

ブンデスリーガ第26節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第26節では浅野、堂安、伊藤が先発出場、板倉が途中出場している。 堂安が先発したフライブルクは、ホームで首位レバークーゼンと対戦。ヴィルツに開始早々の電光石火弾を許したフライブルクだったが、10分に試合を振り出しに戻す。 ホーラーとのパス交換でボックス右に侵入した堂安がカットインから左足を振り抜くと、このシュートがゴール右隅に決まった。 堂安の今季リーグ戦3点目で追いついたフライブルクだったが、40分にグリマルドがボックス左のスペースを突いたプレーでルーズとなったボールをフロジェクに押し込まれると、53分には右クロスをシックに流し込まれ、2点のリードを許す。 その後、グレゴリッチュらを投入してゴールを目指すフライブルクは終盤の79分に1点を返したが、反撃はここまで。レバークーゼンに逃げ切りを許したフライブルクは公式戦連敗となった。 また、伊藤がフル出場したシュツットガルトはアウェイでホッフェンハイムと対戦。16分にミロにゴールで先制したシュツットガルトは、前半追加タイム1分にウンダブのスルーパスに抜け出したギラシーがゴールネットを揺らした。 ギラシーの3戦連発弾で2-0としたシュツットガルトは、迎えた後半も主導権を握る。すると68分、ウンダブに代わって入ったルウェリングがCKの流れから伊藤のヘディングでの逸らしをボックス左で受けてシュートを蹴り込んだ。 試合はそのまま3-0でシュツットガルトが勝利。3連勝としている。 その他、板倉が途中出場したボルシアMGはハイデンハイムとアウェイで対戦し1-1の引き分け。浅野がフル出場したボーフムはアウェイでマインツと対戦し0-2で敗戦。フランクフルトはアウェイでドルトムントと対戦し1-3で敗戦、長谷部に出場機会はなかった。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽3/16 ハイデンハイム 1-1 ボルシアMG ◆71分からプレー ★長谷部誠[フランクフルト] ▽3/17 ドルトムント 3-1 フランクフルト ◆ベンチ入りも出場せず ★堂安律[フライブルク] ▽3/17 フライブルク 2-3 レバークーゼン ◆フル出場 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽3/16 ホッフェンハイム 0-3 シュツットガルト ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽3/16 ホッフェンハイム 0-3 シュツットガルト ◆ベンチ入りせず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽3/16 マインツ 2-0 ボーフム ◆フル出場 2024.03.18 07:30 Mon

クロース&ノイアーの復帰に加え、ウンダブら6人を初招集!ドイツ代表メンバーが発表【国際親善試合】

ドイツサッカー協会(DFB)は14日、今月行われる国際親善に向けた代表メンバー26人を発表した。 自国で行われるユーロ2024前最後の親善試合に向けて、ユリアン・ナーゲルスマン監督は、DFヴァルデマール・アントン(シュツットガルト)、DFマキシミリアン・ミッテルシュタット(シュツットガルト)、FWデニス・ウンダブ(シュツットガルト)、FWマキシミリアン・バイアー(ホッフェンハイム)、DFジャン=ニクラス・ベステ(ハイデンハイム)、MFアレクサンダル・パブロビッチ(バイエルン)の6選手を初招集。 また、すでに復帰が発表されていたMFトニ・クロース(レアル・マドリー)に加え、GKマヌエル・ノイアー(バイエルン)やMFジャマル・ムシアラ(バイエルン)、DFロビン・コッホ(フランクフルト)らが復帰した。 その他、MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン)、MFイルカイ・ギュンドアン(バルセロナ)など主軸を順当に選出した中、負傷中のFWセルジュ・ニャブリ(バイエルン)と国際試合2試合の出場停止処分を受けているMFレロイ・サネ(バイエルン)が招集外となった。 ドイツは23日にアウェイでフランス代表と、26日にホームでオランダ代表と親善試合を戦う。 ◆ドイツ代表メンバー26名 GK マヌエル・ノイアー(バイエルン) オリバー・バウマン(ホッフェンハイム) ベルント・レノ(フルアム/イングランド) マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ/スペイン) DF ヴァルデマール・アントン(シュツットガルト) マキシミリアン・ミッテルシュタット(シュツットガルト) ジャン=ニクラス・ベステ(ハイデンハイム) ベンヤミン・ヘンリクス(RBライプツィヒ) ダビド・ラウム(RBライプツィヒ) ロビン・コッホ(フランクフルト) ヨナタン・ター(レバークーゼン) アントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/スペイン) MF ロベルト・アンドリッヒ(レバークーゼン) クリス・ヒューリッヒ(シュツットガルト) ジョシュア・キミッヒ(バイエルン) ジャマル・ムシアラ(バイエルン) アレクサンダル・パブロビッチ(バイエルン) フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン) カイ・ハヴァーツ(アーセナル/イングランド) パスカル・グロス(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) イルカイ・ギュンドアン(バルセロナ/スペイン) トニ・クロース(レアル・マドリー/スペイン) FW マキシミリアン・バイアー(ホッフェンハイム) ニクラス・フュルクルク(ドルトムント) デニス・ウンダブ(シュツットガルト) トーマス・ミュラー(バイエルン) 2024.03.14 23:05 Thu

フランクフルトが逸材FWウズンを確保か? 今夏移籍に向けてメディカルチェックを完了

フランクフルトがニュルンベルクの逸材確保に成功したようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。 昨夏、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニをパリ・サンジェルマン(PSG)に引き抜かれたフランクフルトは、その後釜の確保に着手。今冬の移籍市場ではウォルバーハンプトンからオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチ、PSGからU-21フランス代表FWウーゴ・エキティケの2選手をレンタルで獲得していた。 ただ、長期離脱を強いられたカライジッチに加え、エキティケはパフォーマンスの問題と高コストの影響で完全移籍への移行の可能性は低いと見られていた。 そういった中、クラブはドルトムントやバイエルン、ブライトン、ガラタサライ、セビージャといった国内外の複数クラブが関心を示していたニュルンベルクのU-21トルコ代表FWジャン・ウズン(18)の確保に成功したようだ。 報道によると、フランクフルトはニュルンベルクと1800万ユーロ(約29億円)と言われる移籍金で合意に至り、ウズンは今夏の移籍に向けてすでにメディカルチェックを完了させたという。 ヤーン・レーゲンスブルク、インゴルシュタットの下部組織を経て2019年にニュルンベルクに加入したウズンは、多才な186cmのアタッカー。センターフォワード、セカンドトップに加え、攻撃的MFでもプレー可能な万能型アタッカーで、元ブラジル代表FWロベルト・フィルミノに近いプレースタイルだ。 今シーズンはここまで公式戦24試合16ゴール3アシストの数字を残している。 2024.03.13 06:00 Wed

【ブンデスリーガ日本人選手】浅野vs堂安の日本代表対決は堂安フライブルクに軍配!

ブンデスリーガ第25節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第25節では浅野、堂安、伊藤が先発出場、板倉、長谷部が途中出場している。 浅野が先発したボーフムと堂安が先発したフライブルクによる日本代表対決は、36分にフライブルクが先手を取る。ロングスローの二次攻撃の流れからグレゴリッチュがヘッドで繋ぎ、最後はボックス右のエッゲシュタインがボレーで蹴り込んだ。 1-0で後半を迎えたフライブルクは、53分にボックス手前右でパスを受けた堂安が柔らかいクロスを送ると、グレゴリッチュがヘッドでゴールに流し込み、追加点を奪った。 ボーフムは62分にCKからオルテツのヘディングシュートで1点を返したが、反撃はここまで。逃げ切ったフライブルクが7試合ぶりの白星を挙げている。 また、伊藤がフル出場したシュツットガルトはホームでウニオン・ベルリンと対戦。 シュツットガルトは19分、カラソルのスルーパスでDFの裏に抜け出したギラシーがボックス右からゴールネットを揺らし先制に成功する。さらに前半終了間際にもギラシーの絶妙なスルーパスからヴァグノマンが決定機を迎えたが、これはGKレノウの好セーブに阻まれた。 1点のリードで後半を迎えたシュツットガルトは65分、相手DFのクリアボールをボックス左で拾ったヒューリッヒがコントロールショットをゴール右に突き刺した。 そのまま2-0で勝利したシュツットガルトは、リーグ戦連勝で2位バイエルンを追走している。 その他、板倉が途中出場したボルシアMGはケルンと対戦し3-3の引き分け。長谷部が途中出場したフランクフルトはホームでホッフェンハイムと対戦し3-1で勝利した。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽3/9 ボルシアMG 3-3 ケルン ◆72分からプレー ★長谷部誠[フランクフルト] ▽3/10 フランクフルト 3-1 ホッフェンハイム ◆85分からプレー ★堂安律[フライブルク] ▽3/10 ボーフム 1-2 フライブルク ◆90分までプレー ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽3/8 シュツットガルト 2-0 ウニオン・ベルリン ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽3/8 シュツットガルト 2-0 ウニオン・ベルリン ◆ベンチ入りせず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽3/10 ボーフム 1-2 フライブルク ◆フル出場 2024.03.11 07:00 Mon

コロンビア代表FWラファエル・ボレがインテルナシオナウへ正式加入! 今季前半はブレーメンでプレー

インテルナシオナウは5日、フランクフルトからコロンビア代表FWラファエル・ボレ(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年12月31日までとなる。 2021年夏にリーベル・プレートからフランクフルトに加入したボレは、2021-22シーズンのヨーロッパリーグ優勝に貢献。しかしブンデスリーガではコンスタントな活躍を見せられず、バックアッパーとしても物足りない出来が続き、今シーズンはブレーメンにレンタルに出されていた。 そのブレーメンではブンデスリーガ14試合(うち先発は11試合)の出場で4ゴールを挙げていた。 2024.03.06 22:32 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly