アレシャンドレ・パト、天津天海を電撃退団でフリーに「中国での冒険は終わりを告げた」
2019.03.17 08:35 Sun
元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(29)が天津天海(前・天津権健)を退団したようだ。ブラジル『Globo』など複数メディアが報じている。
若くして才能を認められたパトは、インテルナシオナル、ミラン、コリンチャンス、サンパウロ、チェルシー、ビジャレアルでプレー。しかし、度重なる負傷にも悩まされ、2017年からは中国スーパーリーグの天津天海に活躍の場を移した。昨シーズンは公式戦34試合19ゴール5アシストを記録した。
今冬にはミラン復帰の噂が浮上したことや「将来的にはブラジルに帰りたい」と発言し、注目を集めたパトだったが、今回伝えられるところによると、2019シーズン終了時までの契約だった天津天海を退団しフリーになった模様。パトは自身のインスタグラム(pato)で以下のように投稿している。
「やあ、みんな」
「中国での僕の冒険は終わりを告げた。この2年間は幸せな瞬間と新しい経験でいっぱいだった」
「クラブの歴史で初めてアジアチャンピオンズリーグに出場できたことや、多くの強力な相手から勝利することに貢献できたこと、フットボールへの愛を共有し、中国のフットボール界への貢献ができたことを誇りに思う」
「クラブ、チームメイト、コーチ、クラブのために働くすべての人々、そしていつも僕を支えてくれた僕のファン、2年間中国で出会ったすべての人々に感謝したい。ありがとう。僕は永遠に感謝している」
なお、新天地は未定。しかし、これまで中国クラブからの引き抜きは高額な移籍金が必要だったため、サンパウロ、サントス、パルメイラスはこの結末を待望していたとも伝えられている。果たして、パトはこのまま母国に復帰することになるのだろうか。
若くして才能を認められたパトは、インテルナシオナル、ミラン、コリンチャンス、サンパウロ、チェルシー、ビジャレアルでプレー。しかし、度重なる負傷にも悩まされ、2017年からは中国スーパーリーグの天津天海に活躍の場を移した。昨シーズンは公式戦34試合19ゴール5アシストを記録した。
今冬にはミラン復帰の噂が浮上したことや「将来的にはブラジルに帰りたい」と発言し、注目を集めたパトだったが、今回伝えられるところによると、2019シーズン終了時までの契約だった天津天海を退団しフリーになった模様。パトは自身のインスタグラム(pato)で以下のように投稿している。
「中国での僕の冒険は終わりを告げた。この2年間は幸せな瞬間と新しい経験でいっぱいだった」
「中国は僕を男として成長させてくれた。この素晴らしい国の異なる文化と習慣を学ぶこともできた」
「クラブの歴史で初めてアジアチャンピオンズリーグに出場できたことや、多くの強力な相手から勝利することに貢献できたこと、フットボールへの愛を共有し、中国のフットボール界への貢献ができたことを誇りに思う」
「クラブ、チームメイト、コーチ、クラブのために働くすべての人々、そしていつも僕を支えてくれた僕のファン、2年間中国で出会ったすべての人々に感謝したい。ありがとう。僕は永遠に感謝している」
なお、新天地は未定。しかし、これまで中国クラブからの引き抜きは高額な移籍金が必要だったため、サンパウロ、サントス、パルメイラスはこの結末を待望していたとも伝えられている。果たして、パトはこのまま母国に復帰することになるのだろうか。
アレシャンドレ・パトの関連記事
|
アレシャンドレ・パトの人気記事ランキング
1
「知っていたら契約していない」元ブラジル代表FWパト、過去のチェルシー移籍を後悔
オーランド・シティでプレーする元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(33)が、過去のチェルシー移籍を後悔していると明かした。 インテルナシオナルで育ったパトは、若くしてその才能が注目を集め、2007年8月にミランへと完全移籍。ヨーロッパでのキャリアをスタートさせた。 ミランでのその才能は輝きを見せると2008年にはブラジル代表デビュー。ミランでは公式戦150試合で63ゴール18アシストを記録し、スクデット獲得に貢献した。 その後、母国に戻り、コリンチャンス、サンパウロでプレー。すると2016年1月にチェルシーへとレンタル移籍。再びヨーロッパでのプレー機会を得たが、半年で終了。たった2試合の出場に終わり、1ゴールでキャリアを終えていた。 その後は、ビジャレアル、天津天海でプレー。サンパウロにも戻ると、2021年2月からはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティでプレーしている。 現在33歳で、まだまだプレーが可能なパトだが、元ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーターが設立したメディア『ザ・プレーヤーズ・トリビューン (TPT) 』にて過去の移籍について言及。チェルシーへの移籍は騙されたと後悔を口にした。 「チェルシーが半年間のレンタル移籍の後、3年契約を結んでくれると思っていた。ローンを組んだ後、彼らがノーと言えることは知らなかったんだ」 パトは半年のレンタル移籍の後、自動的に契約延長がなされると信じていたが、実際はそんなことはないどころ、2試合で去ることとなった。チームの契約の問題もあったが、そもそも当時チームを率いていたフース・ヒディンク監督が全く使ってくれなかったことに憤りを露わにし、それがわかっていたらチェルシーに移籍することはなかったとした。 「なぜ僕がサンパウロで良いプレーができたかわかるかい?それは彼らが僕を大事にしてくれたからだ」 「とても良いトレーニングをしていたのに、監督が僕には2回しかプレーさせてくれなかったことが残念だ。その理由はわからないよ」 「知っていたら?僕は他のチームに行っただろうね」 2022.11.04 21:10 Fri2
天津天海、中国スーパーリーグに退会を要請… 「0円」でも買い手が付かずクラブは破産を申請
天津天海が中国スーパーリーグからの退会を要請したようだ。フランス『レキップ』が伝えている。 FWアレシャンドレ・パト(現サンパウロ)、ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェル(現ドルトムント)、近年では元川崎フロンターレのレナトも所属した天津天海。2006年に創設された天津天海は、2015年から天津権健というクラブ名で活動。2017年に中国スーパーリーグに昇格すると、1年目で中国スーパーリーグ3位となり、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場権を獲得するなど、この先の中国スーパーリーグを牽引する存在になるかと思われていた。 しかし、2019年に権健自然科学集団が商品の効能を偽った広告を出し、クラブの会長が逮捕。天津市体育局が管理するようになり、チーム名も変更された2019シーズンは、16チーム中14位となり、なんとか中国スーパーリーグに残留したが、シーズン終了後に13名の選手が退団し、補強は1人もなし。新型コロナウイルスの問題でリーグ開幕も延期され、さらに経営が圧迫されていた。 『レキップ』によれば、3月に0円でクラブ運営権の譲渡を発表していた天津天海だが、総額は1億4500万ドル(約155億円)と伝えられる負債が足枷となり、いまだ買い手が見つからず破産を申請。また、11日に中国スーパーリーグにリーグ退会を要請したとのことだ。 なお、この要請により昨シーズン15位で2部に降格した深セン市足球倶楽部がスーパーリーグに残留することになるようだ。 新型コロナウイル(COVID-19)の影響により、開幕が無期限延期となっている中国スーパーリーグ。未だに中国サッカー協会は再開の時期を発表していないが、広州富力の黄盛華チェアマンは「新シーズンは6月末か7月頭に開幕するだろう」と明かしていた。 2020.05.12 00:10 Tue3
テオ・エルナンデスが第一子誕生を報告!
ミランのフランス代表DFテオ・エルナンデスに待望の第一子が誕生した。 2019年夏にレアル・マドリーから2100万ユーロ(約28億円)の移籍金で加入したテオ・エルナンデス。人材不足だった左サイドバックで、1年目から期待以上の活躍を披露すると、在籍2年半で公式戦114試合に出場し19ゴール22アシストを記録。今年2月にはミランとの契約を2026年まで延長した。 また、昨年9月にフランス代表デビューを飾ると、同年10月に行われたUEFAネーションズリーグ2020-21ファイナルズで2試合にフル出場し、フランス代表の初優勝に貢献した。 昨年10月にかねてから交際していたモデルのゾーイ・クリストフォリさんの妊娠を明かしていたテオ・エルナンデスは、7日にインスタグラムで第一子の誕生を発表。 子供を抱いた白黒の写真を公開し、「07-04-22“Te Amo Hijo”(私はあなたを愛している)」と報告した。 テオ・エルナンデスからのおめでたい報告には、バイエルンに所属する兄のリュカやフランス代表の同僚DFレオ・デュボワに加え、アレシャンドレ・パトやラジャ・ナインゴランからも祝福のコメントが送られている。 2022.04.08 02:30 Fri4
「ロッカールームには…」ミラン退団から10年、33歳パトが当時を懐かしむ… モンツァ行きも示唆?
元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトがミラン時代を懐かしんだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 インテルナシオナウ時代の2006年に17歳で出場したクラブワールドカップにて“肩ドリブル”を披露し、一躍全世界にその名を轟かせたパト。翌年夏には当時の欧州王者だったミランへと移籍し、クラブ通算150試合で63得点を記録した。 2013年1月のミラン退団後は選手キャリアの下降が早かった印象があり、今年1月にオーランド・シティSCを退団してからは無所属に。今年9月で34歳と引退が近づきつつあるが、イタリア『カルチョメルカート』のインタビューではミラン時代を懐かしんでいる。 「当時のロッカールームにはレジェンドがいたね。それも1人や2人ではない。彼らから学んだのは日頃の練習にも試合と同じような態度で臨むということ。本当に美しいことだね」 「パオロ・マルディーニのトレーニングをお目にかかれる環境にいたことは本当に幸運だったと言える。彼は毎日110%さ。チームメイトよりも先に練習場に到着し、全体練習後も体を動かした。カフーやイブラも同じだよ」 マルディーニ氏やカフー氏、41歳にして現役のズラタン・イブラヒモビッチといった長いキャリアを築くレジェンドへの敬意を語ったパト。不振に陥る現在のミランへはエールを送っている。 「とにかく最善を尽くすだけだろうね。今の状況を見れば、スクデットを獲得した昨季を忘れるべきなのは間違いない。だけど、ステファノ・ピオリ(監督)なら強いミランをすぐに取り戻せると確信しているよ」 一方、シルヴィオ・ベルルスコーニ元会長、アドリアーノ・ガッリアーニ元副会長にも言及。それぞれ86歳、78歳となった現在も飽くなき情熱をモンツァに捧ぐミラン時代からのコンビに深い愛を示した。 「モンツァの快進撃を喜んでいるよ。彼ら2人はいつだって僕の心の中にいる。きっとモンツァは数年後にミランやインテルに挑戦状を叩きつける存在になるさ。実はセリエAに昇格する前から2人と話してたんだ。そろそろ僕の電話が鳴るかもしれない…」 2023.02.05 21:02 Sun5