レーティング:マンチェスター・シティ 7-0(AGG:10-2) シャルケ《CL》

2019.03.13 07:01 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグ、マンチェスター・シティvsシャルケが12日にシティ・オブ・マンチェスターで行われ、ホームのシティが7-0で圧勝。この結果、2戦合計10-2としたシティの準々決勝進出が決定した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽マンチェスター・シティ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
31 エデルソン 5.5
難しい枠内シュートは皆無。圧倒的に押し込んだことでプレー機会は少なかった

DF
2 ウォーカー 6.5
急造センターバックのダニーロのケアを意識しつつ攻守両面で安定したプレーを見せた。終盤はそのダニーロとセンターバックでコンビも組んだ
3 ダニーロ 6.5
スクランブル起用も危なげない守備対応を見せた。積極的な持ち出しなど攻撃面では自身の特長もうまく出した

14 ラポルテ 6.5
ブルクシュタラーやエンボロとの対人勝負でほぼ完璧に対応。ビルドアップの貢献も大きかった
(→デルフ 5.5)
右サイドバックでのプレーも問題なくこなした

35 ジンチェンコ 6.5
ザネの3点目をアシスト。立ち上がりこそエンボロのスピードに苦慮も徐々に対応した

MF
20 ベルナルド・シウバ 7.0
先制点に繋がるPKを奪取し、チーム5点目も記録。質の高いダイレクトプレーと抜け目ないフリーランで中盤を制圧

8 ギュンドアン 7.0
かつての宿敵相手に2ゴールの起点に。的確なポジショニング、タイミングでボールを引き出して気の利いた縦パスを幾度も通した

21 シルバ 6.0
ミスの少ない繋ぎでポゼッションの安定に寄与。相手のプレスをいなすボール捌きも見事

(→フォーデン 6.0)
冷静なフィニッシュでゴールを記録

FW
7 スターリング 7.0
アグエロの2点目をアシストし4点目を奪取。オチプカとのマッチアップに完勝し、攻撃の起点となり続けた

10 アグエロ 6.5
自身出場のCLで4戦連続ゴールを含む2ゴールとエースの仕事を果たす。得点以外の場面では組み立てへの絡みも秀逸

(→ガブリエウ・ジェズス 6.0)
ゴールショーを締めくくる7点目を記録

19 ザネ 8.0
見事な3アシストに古巣相手に2戦連続となる恩返しゴールを記録。スターリング同様にサイドで違いを生んだ

監督
グアルディオラ 6.5
前回対戦の反省を生かして危なげない試合運びで文字通りの完勝。順当にベスト8進出を達成した

▽シャルケ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 フェールマン 4.5
自身に大きな責任はないが、1stレグに続く大量失点…

DF
2 マッキーニー 4.0
ザネとのマッチアップで完敗。求められた縦への推進力も出せず

(→メンディル 5.0)
大敗ムードの中でできることはなかった

17 スタンブリ 5.5
フェイスガード着用でのプレーとなった中、最終ラインでは最も安定したプレーを見せた

26 S・サネ 4.5
ボールウォッチャーになる場面が多く相手のスピーディーな攻撃に対応し切れず

27 ブルマ 4.5
勝敗を決定づけるPKを献上。オチプカと共にスターリングに翻弄された

24 オチプカ 4.0
前回対戦と同様にスターリングに完敗。再三裏を取られてピンチを招いた

MF
36 エンボロ 5.0
立ち上がりこそ縦への仕掛けを見せたが、時間の経過と共にトーンダウン

(→スクルツィブスキ 5.0)
攻撃を期待された投入も守備をこなしただけだった

8 セルダー 4.5
中盤でハードワークを見せたが、全体的に質を欠く

10 ベンタレブ 4.5
守備ではなかなかフィルターをかけられず、攻撃では相手の出足の鋭さに対応し切れず

11 コノプリャンカ 4.5
エンボロ同様に前半は深い位置までボールを運ぶ場面があったが、後半は守備に忙殺される

FW
19 ブルクシュタラー 5.0
前線で完全に孤立。チーム全体の問題もあって競り合うところまでも行かなかった

(→トイヒャート -)

監督
テデスコ 4.0
前回対戦以上に力の差を見せつけられて無残に敗退。これがシャルケでのラスト采配か…

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ザネ(マンチェスター・シティ)
古巣相手に容赦のない圧巻のパフォーマンスで大勝の立役者に。スピード、テクニック、プレー精度、判断力と文句なしの躍動ぶりだった。

マンチェスター・シティ 7-0(AGG:10-2) シャルケ
【マンチェスター・シティ】
アグエロ(前35[PK])
アグエロ(前38)
ザネ(前42)
スターリング(後12)
ベルナルド・シウバ(後26)
フォーデン(後33)
ガブリエウ・ジェズス(後39)

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ハーランドが痛恨PK失敗…シティがエバートン相手のドローで公式戦5戦未勝利に【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第18節、マンチェスター・シティvsエバートンが26日にエティハド・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 公式戦3連敗で7位に転落したシティは前節、アストン・ビラとのアウェイゲームに1-2で敗戦。これで公式戦12戦9敗と泥沼の状況が続く4連覇中の王者は、直近2試合でアーセナル、チェルシー相手にゴールレスドローに持ち込んでいる15位のエバートンとのホームゲームに臨んだ。 グアルディオラ監督は中4日でのボクシング・デー開催の一戦で先発3人を変更。ストーンズとギュンドアン、グリーリッシュに代えてアケ、ドク、サヴィオを起用。なお、この試合ではストーンズ、ウォーカー、グリーリッシュがベンチからも外れた。 堅守も得点力不足が深刻なアウェイチームに対して、先制点が大きなカギを握るとみたホームチームがアグレッシブに入る。開始3分には左CKの場面でショートコーナーからフォーデンの左クロスに反応したグヴァルディオルがヘディングシュートを狙うが、これは惜しくも左ポストを叩く。 電光石火の先制点はならずも、良いイメージで試合に入ったシティ。以降もボールを動かしながらコンパクトな陣形で守るエバートンに揺さぶりをかけていく。 すると14分、相手陣内中央でのパス交換から左サイドでボールを持ったドクがポケットに侵入したベルナルド・シウバにラストパスを通すと、ポルトガル代表MFが折り返し気味に左足で巻き込んだシュートがDFブランスウェイトの足に当たってコースが変わりファーのサイドネットに吸い込まれた。 ゲームキャプテンのゴールによって幸先よくリードを手にしたシティは、失点後も大きく戦い方を変えない相手を引き続き揺さぶりながら追加点を狙う。その流れで背後を狙うハーランドが良い形でボックス内へ抜け出す場面も作るが、ここはGKピックフォードの冷静な飛び出しに阻まれる。さらに、33分にはシンプルなロングボールからフォーデンのラストパスにボックス中央で反応したベルナルド・シウバに2点目のチャンスも、ここはシュートを枠に飛ばせず。 一方、エバートンは前半半ばを過ぎて徐々にカウンターから相手陣内でのプレータイムを増やすものの、決定機には至らず。それでも、36分には右サイドで背後を取ったコールマンを起点に押し込むと、ボックス手前右でドゥクレが入れた低いクロスをDFアカンジがクリアし切れずに流れたところに詰めたエンディアイエが抑えの利いた右足ダイレクトシュートをゴール右隅へ突き刺した。 一瞬の隙を突かれて試合を振り出しに戻されたシティはすぐさま攻勢に転じる。そして、前半終盤には再び相手を押し込む形となったが、追いついて一層守備の集中力が高まったトフィーズの堅守を前に2点目を奪うことはできず。 1-1のイーブンで折り返した試合は、後半も同じメンバーでスタート。引き続き押し込んだシティは51分、ボックス右で仕掛けたサヴィオがDFミコレンコのファウルを誘ってPKを獲得する。 しかし、この絶好機でキッカーを務めたハーランドが左を狙ったシュートはコースが甘くなりGKピックフォードのビッグセーブに遭う。このこぼれ球をグヴァルディオルが頭で折り返したところをハーランドが頭で押し込んだが、これは完全にオフサイドで認められず。エースのPK失敗で勝ち越しのチャンスを逃した。 このPK失敗を引きずらずに早い時間帯にゴールを奪いたいシティは人数をかけて外回りの攻撃を継続。引き続きドクとサヴィオの仕掛けに、ハーランドを狙ったクロスも交えながら攻め手を窺うが、なかなか相手の守備のバランスを崩し切れない。 アストン・ビラ戦のようにカウンターで相手に攻め込まれるシーンは作らせないものの、攻撃が完全に停滞するホームチーム。この状況を受け、グアルディオラ監督は75分にドクを下げてデ・ブライネを投入。 だが、この交代もすぐに攻撃を活性化させる一手とはならず。エバートンが望む膠着状態が続くなか、試合終盤にはコバチッチとアケを下げてギュンドアン、シンプソン=ピュゼーを同時投入した。 その後、6分のアディショナルタイムも加えた後半最終盤に決死の猛攻を仕掛けたシティは、91分にボックス内で前向きの状態でフリーのリコ・ルイスに決定機が訪れたが、ここでシュートを枠に飛ばせず。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、1-1のドロー決着。アーセナル、チェルシーに続いてエバートンにドローに持ち込まれたシティは公式戦連敗を「3」でストップも、5戦未勝利と長いトンネルを抜けられず。 マンチェスター・シティ 1-1 エバートン 【マンチェスター・シティ】 ベルナルド・シウバ(前14) 【エバートン】 イリマン・エンディアイエ(前36) <span class="paragraph-title">【動画】ベルナルド弾でシティ先制もエンディアイエの同点弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">秋山選手のご指摘通り<br>サイドに開いたドクから<br>ポケットを取ったベルナルド・シルヴァの<br>ゴールでシティが先制<br><br>プレミアリーグ 第18節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#エヴァートン</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/4vlzIXDMHe">pic.twitter.com/4vlzIXDMHe</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1872264418517782747?ref_src=twsrc%5Etfw">December 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">過去2戦を無得点のエヴァートン<br>追いかける展開も<br>エンディアイェのゴールで<br>前半のうちに追いつく<br><br>プレミアリーグ 第18節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#エヴァートン</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/i0ITPp66et">pic.twitter.com/i0ITPp66et</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1872270302740373770?ref_src=twsrc%5Etfw">December 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.26 23:29 Thu
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ペップ史でもかつてないほどの不振に陥るシティ、なかなか戦力揃わず…ルベン・ディアスが「3週間か、4週間」離脱

不振を極めるマンチェスター・シティだが、ここでさらに離脱者だ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 その離脱者とは最終ラインの要、ポルトガル代表DFルベン・ディアスだ。ジョゼップ・グアルディオラ監督いわく、スイス代表DFマヌエル・アカンジがトレーニングに復帰したものの、ルベン・ディアスが15日にホームで行われたプレミアリーグ第16節のマンチェスター・ユナイテッド戦中に違和感がありながらプレーを続けた末、ケガを負ったという。 「彼は長いこと離脱する。3週間か、4週間だ。筋肉系の問題だ。ユナイテッド戦の75分頃に何かしらを感じたんだ。彼はとても逞しいし、ピッチに残ったのだが、こうしてケガをしてしまった」 なかなか戦力が揃わぬ問題がさらに深刻化するシティは調子も崩れ、直近の公式戦11試合で8敗、しかもたったの1勝。自身のキャリアを通じても最大級の不振といえるスペイン人指揮官だが、今季のここまでを振り返りながら前向きな発言を残す。 「我々は勝ちに近づきながら負けている。満足なわけがないし、自分に正直でないと。6度倒れたら、7度立ち上がらないといけない。私は大丈夫だし、普通の人間だ。やり直さないとね」 「また挑戦しないと。遅かれ早かれ、我々は好転させられるはず。いつになるかわからないがね」 今週末の21日に行われるプレミアリーグ第17節ではアストン・ビラとのアウェイ戦。指揮官が言う“好転”のきっかけを掴めるか。 2024.12.21 12:40 Sat

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