乾が古巣エイバル相手に恩返し弾! 2戦連続弾もチームは1-1のドロー《リーガエスパニョーラ》

2019.03.09 22:50 Sat
Getty Images
アラベスは9日、リーガエスパニョーラ第27節でエイバルをホームに迎え、1-1で引き分けた。アラベスのMF乾貴士はフル出場している。

チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位ヘタフェを2ポイント差で追う5位アラベスは、前節ビジャレアル戦で移籍後初ゴールを決め、チームの勝利に貢献した乾が5試合連続スタメンとなった。

昨季まで乾が3年間在籍していた10位エイバル(勝ち点34)に対し、フラットな[4-4-2]で臨んだアラベスは乾が右MFで先発となった。
堅守チーム同士らしい手堅い試合展開で立ち上がっていった中、最初の決定機はアラベス。16分、ロングボールを使った流れからボックス右に侵入したボルハ・バストンのクロスをカジェリがシュート。しかし、枠の上に外してしまった。

さらに22分、CKの流れからボックス右でクロスを受けたカジェリがうまく前を向いてシュート。だが、わずかに枠の左に外れる。
その後もアラベスが押し気味に試合を進めると、39分にはボルハ・バストンがボックス右からGKを強襲するシュートを浴びせたが、ゴールを奪うには至らず前半をゴールレスで終えた。

迎えた後半開始2分、ジョルダンのヘディングシュートでゴールを脅かされたアラベスは、49分に乾がミドルシュートで牽制して流れを渡さずに試合を進めると、58分に乾が古巣相手にゴールを決める。

相手CKの流れからロングカウンターに転じると、ジョニーが持ち上がり右サイド高い位置でボールをキープしてスルーパス。これをボックス右で受けた乾がDFに対応されながらも、角度の厳しい位置からGKドミトロビッチの逆を突いてゴールに流し込んだ。

しかし、失点を受けて前がかってきたエイバルに71分、同点ゴールを奪われる。右サイドからのオレジャーナのクロスをカルドナに合わせられた。

その後も劣勢が続いたアラベスはグイデッティを投入して盛り返しにかかると、82分にピナのコントロールシュートで勝ち越しゴールに迫った。しかし、最終盤にかけてはゴールに迫れず、1-1でタイムアップ。乾が恩返し弾を決めたものの、勝ち点1を積み上げるに留まった。

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