レーティング:ポルト 3-1(AGG:4-3) ローマ《CL》
2019.03.07 07:50 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグ、ポルトvsローマが6日にエスタディオ・ド・ドラゴンで行われ、2-1のスコアで90分が終了。その後、延長戦を制したポルトが2戦合計4-3で準々決勝進出を果たした。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽ポルト採点
1 カシージャス 5.5
PKによる失点は致し方なし。ただ、味方からのバックパスが多かった中、再三のキックミスで相手にボールを渡してしまった
DF
3 ミリトン 5.5
やや軽い対応で痛恨のPK献上。それ以外の守備は無難にこなして後半には好クロスで決定機も演出
(→M・ペレイラ 5.5)
決勝点のPKに繋がるシュート性のクロスを供給
28 フェリペ 6.5
孤立したジェコに対してペペと良い連係で対応し続けた
ジェコを徹底監視すると共に要所を締めるカバーリングで安定をもたらす。最後にスーパークリアで決定機も阻止
13 A・テレス 6.0
試合を決めるPKを決め切った。カットインするコロナに対してサイドで幅を取ろうとしていたが、なかなかチャンスボールを送り出せず
MF
25 オタビオ 6.5
攻守両面でハードワークをこなす。前半は逆サイドに攻撃が偏りなかなかチャンスに絡めなかったが、後半は良い形の絡みを見せた
(→エルナニ 5.5)
求められたハードワークをきっちり行い逃げ切りに貢献
22 ダニーロ 6.0
エレーラと役割分担しながら中盤でセカンドボールを回収。シンプルな繋ぎで中継役を担った
16 H・エレーラ 6.5
早い時間帯の警告によって球際のプレーに制限がかかったが、ベテランらしく判定基準を見極めてよく戦えていた
17 ヘスス・コロナ 7.0
サスペンション明けで2ゴールを演出するなど攻守に躍動。普段とは異なる左サイドでのプレーだったが、鋭い仕掛けと果敢なシュートで攻撃を牽引
(→ブラヒミ 5.5)
チャンスには顔を出したが、コロナほどの存在感を示せず
FW
11 マレガ 7.5
負傷で1stレグを欠場した中、1ゴール1アシストとコロナ同様に気迫のこもったプレーを披露。先制点の場面ではボール奪取からアシストまでこなした
29 ソアレス 6.5
冷静なフィニッシュで先制点を奪取。マレガとコロナの存在によってエリア付近でのプレーに集中できた点が初戦との違いに
(→フェルナンド 6.0)
ソアレスほどの存在感を示せなかったが、最後に値千金のPK奪取
監督
セルジオ・コンセイソン 6.5
消極的な相手に付き合わず、勝ち切ろうとする姿勢が劇的逆転突破に繋がった
▽ローマ採点
1 オルセン6.0
失点に責任なし。持ち味のシュートストップで幾度もチームを救う
DF
44 マノラス 4.0
痛恨のボールロストで失点に関与。守備では集中力を見せたが、マイボール時に判断ミスが目立った
5 ファン・ジェズス 5.0
マレガ対策か3バックの中央を任される。球際やカバーリングは上々もビルドアップでは苦戦
15 マルカノ 5.0
敵本拠地でのプレー経験を買われて古巣初凱旋を果たす。攻守両面で堅実に仕事をこなしたが、2失点目はマレガに背後を取られた
(→クリスタンテ 5.5)
決勝点アシストかという絶妙パスを出すなど見せ場は作った
MF
2 カルスドルプ 4.5
課題の守備ではコロナ相手に苦戦。マイボール時は元攻撃的MFのアイデアを見せたが、不用意なロストも散見
(→フロレンツィ 4.5)
PK戦突入直前の悔やまれる軽率なファウルで戦犯に…
16 デ・ロッシ 6.0
プレッシャーを撥ね退ける強気なPKで値千金の同点ゴールを記録。しかし、前半終了間際に無念の負傷交代…
(→ペッレグリーニ 5.0)
カピターノから役割を引き継ぐも相手の勢いに呑まれて思うようにプレーできず。延長前半にハムストリングを痛めて負傷交代
(→シック 5.5)
あわやPKというシーンを作り出すも…
42 エンゾンジ 5.0
守備では身体を張ったが、ボールを引き出す動きや捌きの部分で物足りず
11 コラロフ 5.0
5バックに近い立ち位置で守備に奔走。なかなか攻撃面で良さを出せず
FW
22 ザニオーロ 5.0
右ウイングよりもサイドハーフに近いポジションで守備をサポートも攻撃面では徹底マークに苦しむ
9 ジェコ 5.0
チーム戦術の犠牲となり前線で完全に孤立。延長戦の2つの決定機は決め切れなければならなかった
8 ペロッティ 6.0
先発抜擢に応える見事な仕掛けからPK奪取。要所でキープ力と突破力を見せた
監督
ディ・フランチェスコ 4.5
守備難と言われる中で消極的な守備重視プラン採用も結果残せず。悔いの残る形で解任へ…
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
マレガ(ポルト)
1stレグを共に欠場したヘスス・コロナと共に攻撃を牽引。1ゴール1アシストの決定的な仕事に加え、前線から労を惜しまないプレッシングで試合の主導権掌握に大きく貢献。まさにビーストという仕事ぶりだった。
ポルト 3-1(AGG:4-3) ローマ
【ポルト】
ソアレス(前26)
マレガ(後8)
A・テレス(延後12[PK])
【ローマ】
デ・ロッシ(前37[PK])
▽ポルト採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK1 カシージャス 5.5
PKによる失点は致し方なし。ただ、味方からのバックパスが多かった中、再三のキックミスで相手にボールを渡してしまった
DF
3 ミリトン 5.5
やや軽い対応で痛恨のPK献上。それ以外の守備は無難にこなして後半には好クロスで決定機も演出
決勝点のPKに繋がるシュート性のクロスを供給
28 フェリペ 6.5
孤立したジェコに対してペペと良い連係で対応し続けた
33 ペペ 7.0
ジェコを徹底監視すると共に要所を締めるカバーリングで安定をもたらす。最後にスーパークリアで決定機も阻止
13 A・テレス 6.0
試合を決めるPKを決め切った。カットインするコロナに対してサイドで幅を取ろうとしていたが、なかなかチャンスボールを送り出せず
MF
25 オタビオ 6.5
攻守両面でハードワークをこなす。前半は逆サイドに攻撃が偏りなかなかチャンスに絡めなかったが、後半は良い形の絡みを見せた
(→エルナニ 5.5)
求められたハードワークをきっちり行い逃げ切りに貢献
22 ダニーロ 6.0
エレーラと役割分担しながら中盤でセカンドボールを回収。シンプルな繋ぎで中継役を担った
16 H・エレーラ 6.5
早い時間帯の警告によって球際のプレーに制限がかかったが、ベテランらしく判定基準を見極めてよく戦えていた
17 ヘスス・コロナ 7.0
サスペンション明けで2ゴールを演出するなど攻守に躍動。普段とは異なる左サイドでのプレーだったが、鋭い仕掛けと果敢なシュートで攻撃を牽引
(→ブラヒミ 5.5)
チャンスには顔を出したが、コロナほどの存在感を示せず
FW
11 マレガ 7.5
負傷で1stレグを欠場した中、1ゴール1アシストとコロナ同様に気迫のこもったプレーを披露。先制点の場面ではボール奪取からアシストまでこなした
29 ソアレス 6.5
冷静なフィニッシュで先制点を奪取。マレガとコロナの存在によってエリア付近でのプレーに集中できた点が初戦との違いに
(→フェルナンド 6.0)
ソアレスほどの存在感を示せなかったが、最後に値千金のPK奪取
監督
セルジオ・コンセイソン 6.5
消極的な相手に付き合わず、勝ち切ろうとする姿勢が劇的逆転突破に繋がった
▽ローマ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK1 オルセン6.0
失点に責任なし。持ち味のシュートストップで幾度もチームを救う
DF
44 マノラス 4.0
痛恨のボールロストで失点に関与。守備では集中力を見せたが、マイボール時に判断ミスが目立った
5 ファン・ジェズス 5.0
マレガ対策か3バックの中央を任される。球際やカバーリングは上々もビルドアップでは苦戦
15 マルカノ 5.0
敵本拠地でのプレー経験を買われて古巣初凱旋を果たす。攻守両面で堅実に仕事をこなしたが、2失点目はマレガに背後を取られた
(→クリスタンテ 5.5)
決勝点アシストかという絶妙パスを出すなど見せ場は作った
MF
2 カルスドルプ 4.5
課題の守備ではコロナ相手に苦戦。マイボール時は元攻撃的MFのアイデアを見せたが、不用意なロストも散見
(→フロレンツィ 4.5)
PK戦突入直前の悔やまれる軽率なファウルで戦犯に…
16 デ・ロッシ 6.0
プレッシャーを撥ね退ける強気なPKで値千金の同点ゴールを記録。しかし、前半終了間際に無念の負傷交代…
(→ペッレグリーニ 5.0)
カピターノから役割を引き継ぐも相手の勢いに呑まれて思うようにプレーできず。延長前半にハムストリングを痛めて負傷交代
(→シック 5.5)
あわやPKというシーンを作り出すも…
42 エンゾンジ 5.0
守備では身体を張ったが、ボールを引き出す動きや捌きの部分で物足りず
11 コラロフ 5.0
5バックに近い立ち位置で守備に奔走。なかなか攻撃面で良さを出せず
FW
22 ザニオーロ 5.0
右ウイングよりもサイドハーフに近いポジションで守備をサポートも攻撃面では徹底マークに苦しむ
9 ジェコ 5.0
チーム戦術の犠牲となり前線で完全に孤立。延長戦の2つの決定機は決め切れなければならなかった
8 ペロッティ 6.0
先発抜擢に応える見事な仕掛けからPK奪取。要所でキープ力と突破力を見せた
監督
ディ・フランチェスコ 4.5
守備難と言われる中で消極的な守備重視プラン採用も結果残せず。悔いの残る形で解任へ…
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
マレガ(ポルト)
1stレグを共に欠場したヘスス・コロナと共に攻撃を牽引。1ゴール1アシストの決定的な仕事に加え、前線から労を惜しまないプレッシングで試合の主導権掌握に大きく貢献。まさにビーストという仕事ぶりだった。
ポルト 3-1(AGG:4-3) ローマ
【ポルト】
ソアレス(前26)
マレガ(後8)
A・テレス(延後12[PK])
【ローマ】
デ・ロッシ(前37[PK])
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欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…やはり際立つポルトガル勢
欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…。 15日、スイスのスポーツ研究国際センター(CIES)サッカー観測所が、欧州5大リーグ以外でプレーする選手の中から、市場価値が最も高い10選手を発表した。 10人中6人を占めたのがプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)勢。またトップ3はいずれもポルトガル代表選手。若手の登竜門として名高いベンフィカ、スポルティングCP、ポルトは、市場価値が高い選手を生み出し続けているようだ。 一方で、欧州外から唯一ランクインしたのは、今夏のレアル・マドリー移籍が決定しているパウメイラスのブラジル代表FWエンドリッキ(17)。ポスト・ネイマールは4位に食い込んでいる。 1位 DFアントニオ・シウバ(20) 所属:ベンフィカ 市場価値:1億1400万ユーロ(約187億円) 代表チーム:ポルトガル代表 2位 MFジョアン・ネヴェス(19) 所属:ベンフィカ 市場価値:9500万ユーロ(約156億円) 代表チーム:ポルトガル代表 3位 DFゴンサロ・イナシオ(22) 所属:スポルティングCP 市場価値:8700万ユーロ(約143億円) 代表チーム:ポルトガル代表 4位 FWエンドリッキ(17) 所属:パウメイラス 市場価値:8000万ユーロ(約131億円) 代表チーム:ブラジル代表 5位 DFウスマーヌ・ディオマンデ(20) 所属:スポルティングCP 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:コートジボワール代表 6位 ヨレル・ハト(18) 所属:アヤックス 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 7位 アナトリー・トルビン 所属:ベンフィカ 市場価値:7200万ユーロ(約118億円) 代表チーム:ウクライナ代表 8位 GKジオゴ・コスタ(24) 所属:ポルト 市場価値:7100万ユーロ(約116億円) 代表チーム:ポルトガル代表 9位 FWブライアン・ブロビー(22) 所属:アヤックス 市場価値:6900万ユーロ(約113億円) 代表チーム:オランダ代表 10位 MFケネス・テイラー(21) 所属:アヤックス 市場価値:6600万ユーロ(約108億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 2024.03.22 14:35 Fri3
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