トルコ3部で剃刀騒動…試合中に対戦相手を切りつけた疑い
2019.03.05 15:00 Tue
トルコ3部リーグで、試合中に選手が剃刀を用いて相手を傷付けた疑いが浮上している。イギリス『BBC』が報じた。
報道によれば、トルコ3部リーグのアメドスポルvsサカリヤスポルでその事件が発生。アメドスポルの選手が剃刀を用いて対戦相手を試合中に切りつけたとされており、サカリヤスポルの選手数名が病院に運び込まれた。
サカリヤスポルは「試合終了後、選手たちは病院に運び込まれ、切断面が鋭利なものによる攻撃の結果だと証明された」、「問題は完全に司法の場に移された」と非難の声明をリリース。アメドスポル側は「根拠の無い主張」と否定しており、容疑のかかっている選手が剃刀など鋭利なものを持っていなかったと主張している。
しかし、トルコ『フリイェト』の報道によれば、当該の選手は身柄を拘束されており、裁判所も渡航禁止を命令。保留状態とはなっているものの、試合の映像の中には剃刀の刃の様なものをアメドスポルの選手が手にしている様子が映し出されている。
また、サカリヤスポルの選手、フェハト・ヤズガンは自身の首に付けられた傷の画像をSNS上に投稿し、被害を強調。とはいえ、『BBC』はヤズガンの傷をその写真から断じることは困難であり、爪の傷の可能性もあると論じている。
報道によれば、トルコ3部リーグのアメドスポルvsサカリヤスポルでその事件が発生。アメドスポルの選手が剃刀を用いて対戦相手を試合中に切りつけたとされており、サカリヤスポルの選手数名が病院に運び込まれた。
しかし、トルコ『フリイェト』の報道によれば、当該の選手は身柄を拘束されており、裁判所も渡航禁止を命令。保留状態とはなっているものの、試合の映像の中には剃刀の刃の様なものをアメドスポルの選手が手にしている様子が映し出されている。
また、サカリヤスポルの選手、フェハト・ヤズガンは自身の首に付けられた傷の画像をSNS上に投稿し、被害を強調。とはいえ、『BBC』はヤズガンの傷をその写真から断じることは困難であり、爪の傷の可能性もあると論じている。
なお、今回の事件が複雑になっている背景には、アメドスポルが代表的なクルド人街であるディヤルバクルをホームとしていること、サカリヤスポルのホームがナショナリズムやトルコ軍を支持するアダパザリに本拠地を置いていることが説明されている。2つの土地は政治的に大きく対立しており、張り詰めた緊張の中で諍いの火種となってしまったようだ。
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