【CLプレビュー】若武者リヨンと優勝候補バルセロナが10年ぶりの再戦!《リヨンvsバルセロナ》
2019.02.19 17:01 Tue
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグ、リヨンvsバルセロナが日本時間19日29:00にパルク・オリンピック・リヨンでキックオフされる。グループFを2位通過したリヨンと、グループBを首位通過したバルセロナによる10年ぶり通算7度目の対戦だ。
マンチェスター・シティ、シャフタール、ホッフェンハイムと同居したグループFを1勝5分けの無敗で2位通過したリヨンは2011-12シーズン以来のベスト16進出を果たした。また、序盤戦不調に陥った国内リーグではライバルの躓きに助けられた感もあるものの、CL出場圏内の3位をキープ。とりわけ、2019年に入ると、前々節のニース戦の敗戦を除き4勝2分けと好調を維持。第23節ではパリ・サンジェルマン(PSG)相手に今季リーグ戦初黒星を与えている。
一方、トッテナム、インテル、PSVと同居した激戦区のグループBを4勝2分けの無敗で首位通過を果たしたバルセロナ。最近の公式戦では3試合連続ドローとややパフォーマンスを落としていたものの、直近のバジャドリー戦ではターンオーバーを採用した中で1-0の辛勝。一先ず勢いを取り戻して今回の一戦を迎えた。ただ、今回の1stレグ後にはセビージャ、レアル・マドリーとの重要な連戦を控えており、極力消耗せずラクな形で勝利を手にしたいところだ。
なお、両チームの通算対戦成績はバルセロナの4勝2分け。2008-09シーズンの決勝トーナメント1回戦の前回対戦ではリヨンホームの1stレグは1-1のドローに終わるも、バルセロナホームの2ndレグはFWアンリ、FWメッシ、FWエトーの3トップ揃い踏みの活躍でバルセロナが5-2で圧勝している。
▽リヨン予想スタメン
DF:デュボワ、デナイヤー、マルセロ、メンディ
MF:トゥザール、エンドンベレ
MF:トラオレ、アワール、デパイ
FW:ムサ・デンベレ
負傷者:DFデナイヤー、MFエンドンベレ
出場停止者:FWフェキル
システムに関しては3バックと4バックを併用しており、ここ最近はアタッカー4人を起用する攻撃的な[4-2-3-1]を採用している。ただ、トップ下のフェキル不在に加えて、格上との対戦となるため、より守備的な[3-4-3]への変更も想定される。また、デナイヤー、エンドンベレの起用の可否もシステム選択に影響を与えそうだ。
▽バルセロナ予想スタメン

DF:ネウソン・セメド、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ
MF:ラキティッチ、ブスケッツ、ビダル
FW:メッシ、スアレス、デンベレ
負傷者:GKシレッセン、MFアルトゥール、ラフィーニャ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはラフィーニャ、シレッセン、アルトゥールが欠場となる。ただ、負傷明けで古巣対戦のユムティティは遠征メンバー入りを果たしている。
スタメンに関しては前述の11人を予想したが、右サイドバックはセルジ・ロベルト、インテリオールはアレーニャ、左ウイングはコウチーニョを起用する形も想定される。
★注目選手
◆リヨン:MFフセム・アワール
今回の一戦に向けてはセントラルMFあるいはトップ下での起用が見込まれるが、守備時は相手のパスの出どころとなるブスケッツやラキティッチへの徹底監視に、攻撃では守備から攻撃へのスムーズな切り替えからラストパスやフィニッシュの仕事が求められる。
◆バルセロナ:MFウスマーヌ・デンベレ
ドルトムント時代の2016-17シーズンのCLでモナコと対戦したものの、レンヌ時代以来のフランス本国凱旋となるこの一戦に向けてはサイドバックを固定し切れていない相手右サイドの攻略の切り札としての活躍が期待される。
マンチェスター・シティ、シャフタール、ホッフェンハイムと同居したグループFを1勝5分けの無敗で2位通過したリヨンは2011-12シーズン以来のベスト16進出を果たした。また、序盤戦不調に陥った国内リーグではライバルの躓きに助けられた感もあるものの、CL出場圏内の3位をキープ。とりわけ、2019年に入ると、前々節のニース戦の敗戦を除き4勝2分けと好調を維持。第23節ではパリ・サンジェルマン(PSG)相手に今季リーグ戦初黒星を与えている。
一方、トッテナム、インテル、PSVと同居した激戦区のグループBを4勝2分けの無敗で首位通過を果たしたバルセロナ。最近の公式戦では3試合連続ドローとややパフォーマンスを落としていたものの、直近のバジャドリー戦ではターンオーバーを採用した中で1-0の辛勝。一先ず勢いを取り戻して今回の一戦を迎えた。ただ、今回の1stレグ後にはセビージャ、レアル・マドリーとの重要な連戦を控えており、極力消耗せずラクな形で勝利を手にしたいところだ。
◆リヨン◆
【4-2-3-1】
【4-2-3-1】
▽リヨン予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:アントニー・ロペスDF:デュボワ、デナイヤー、マルセロ、メンディ
MF:トゥザール、エンドンベレ
MF:トラオレ、アワール、デパイ
FW:ムサ・デンベレ
負傷者:DFデナイヤー、MFエンドンベレ
出場停止者:FWフェキル
キャプテンのフェキルが累積警告により出場停止となる。負傷者に関しては直近のギャンガン戦で負傷したデナイヤー、エンドンベレの2選手が間に合うか微妙なところだ。
システムに関しては3バックと4バックを併用しており、ここ最近はアタッカー4人を起用する攻撃的な[4-2-3-1]を採用している。ただ、トップ下のフェキル不在に加えて、格上との対戦となるため、より守備的な[3-4-3]への変更も想定される。また、デナイヤー、エンドンベレの起用の可否もシステム選択に影響を与えそうだ。
◆バルセロナ◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽バルセロナ予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:テア・シュテーゲンDF:ネウソン・セメド、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ
MF:ラキティッチ、ブスケッツ、ビダル
FW:メッシ、スアレス、デンベレ
負傷者:GKシレッセン、MFアルトゥール、ラフィーニャ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはラフィーニャ、シレッセン、アルトゥールが欠場となる。ただ、負傷明けで古巣対戦のユムティティは遠征メンバー入りを果たしている。
スタメンに関しては前述の11人を予想したが、右サイドバックはセルジ・ロベルト、インテリオールはアレーニャ、左ウイングはコウチーニョを起用する形も想定される。
★注目選手
◆リヨン:MFフセム・アワール

Getty Images
リヨンの注目プレーヤーは“フランスのイニエスタ”とも称されるアワールだ。昨季、ブレイクを果たしたアルジェリア系フランス人は、相手の重心の逆を突く巧みなドリブルや、創造性溢れるパスセンスに加え、球際でも身体を張れる万能型MF。マンチェスター・シティ相手に1勝1分けと奮闘した2試合では圧巻のパフォーマンスを披露し、バルセロナやチェルシーなどからの関心も集めている。今回の一戦に向けてはセントラルMFあるいはトップ下での起用が見込まれるが、守備時は相手のパスの出どころとなるブスケッツやラキティッチへの徹底監視に、攻撃では守備から攻撃へのスムーズな切り替えからラストパスやフィニッシュの仕事が求められる。
◆バルセロナ:MFウスマーヌ・デンベレ

Getty Images
バルセロナの注目プレーヤーは戦列復帰したデンベレだ。加入2年目となった今季はピッチ外での素行不良が目立つ一方、ピッチ内では左右のウイングを主戦場に圧倒的な個人技と改善したコンビネーションプレー、勝負強いフィニッシュワークで存在感を放っている。とりわけ、ポジション争いのライバルであるコウチーニョ、マウコムのブラジル代表コンビが不調の中での戦列復帰はバルベルデ監督にとって頼もしい限りだ。ドルトムント時代の2016-17シーズンのCLでモナコと対戦したものの、レンヌ時代以来のフランス本国凱旋となるこの一戦に向けてはサイドバックを固定し切れていない相手右サイドの攻略の切り札としての活躍が期待される。
バルセロナの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
バルセロナの人気記事ランキング
1
1400万人に全裸流出…バルサ選手がSNS誤爆でチームメイトが被害
バルセロナのオランダ代表FWメンフィス・デパイがチームメイトの元スペイン代表DFジェラール・ピケの赤面ショットを晒してしまった。イギリス『サン』が伝えている。 バルセロナは13日、ラ・リーガ第28節でオサスナとカンプ・ノウで対戦。4-0で圧勝しリーグ4連勝を飾った。 この試合に途中出場し勝利に貢献したデパイは試合後、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。試合直後のロッカールームで、ブラジル代表DFダニエウ・アウベスとともにシャワーを浴び終え、私服姿に着替えた瞬間の動画を投稿した。 デパイはD・アウベスとバシッと決めた私服を約1400万人のフォロワーがいるアカウントで公開したが、背後まで気を遣えなかった。 バッチリ決めた2人とは真逆、2人の後ろにはシャワーを浴び終え、生まれたままの姿のピケが。何も隠していない全裸を、ピケは思わぬ形で1400万人に対して晒すこととなってしまった。 オサスナ戦でバルセロナでの通算600試合出場を達成したピケだが、思わぬアクシデントに巻き込まれることとなった。 <span class="paragraph-title">【モザイク有】1400万人に流出してしまったピケの全裸</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Memphis Depay accidentally posts video of Gerard Pique NAKED in dressing room <a href="https://t.co/TsHDvTnFbx">https://t.co/TsHDvTnFbx</a></p>— Irish Sun Sport (@IrishSunSport) <a href="https://twitter.com/IrishSunSport/status/1503736557274120202?ref_src=twsrc%5Etfw">March 15, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ5R1JsNVF4cSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2022.03.16 20:25 Wed2
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu3
「ほぼバルサの同窓会」「5人もいるのすごい」インテル・マイアミ来日パーティーに集まった豪華面々にファン興奮「これは夢ですか?」
6日、来日しているインテル・マイアミの来日記念パーティーが開催。集まった豪華メンバーに注目が集まっている。 元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミ。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシをはじめ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバと元バルセロナの選手が多く所属している。 そのインテル・マイアミは、2024シーズンの開幕を前にプレシーズンツアーを実施。アル・ヒラル、アル・ナスルのサウジアラビア勢と戦った後、4日に香港選抜チームと対戦。7日には「Inter Miami in Tokyo 2024」にて国立競技場でヴィッセル神戸と対戦することとなっている。 6日の昼には、神戸戦に向けた記者会見も実施されていたなか、夜には来日記念パーティーが開催。「Inter Miami in Tokyo 2024」の公式X(旧ツイッター)がその様子を伝えている。 最高額は1人300万円というスペシャル・エクスペリエンス・シートのチケットを持っている一般の参加者もいる中、パーティーには、インテル・マイアミの選手だけでなく、メッシらとバルセロナでも一緒にプレーし、神戸でもプレーしていた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(現エミレーツ・クラブ)や神戸の三木谷浩史代表取締役会長の姿もあった。 豪華メンバーの集まりには、ファンも「ほぼバルサの同窓会じゃん」、「これは夢ですか?」、「当時のスタメン5人が式典に居るって凄いです」、「メンツえぐすぎる」とコメント。3冠達成を果たした2014-2015シーズンなどバルセロナの黄金期の主力を担った選手たちの再会に喜びの声を寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】来日パーティーにバルサ黄金期のメンバーが集結!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">来日パーティー、始まりました<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#メッシ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブスケツ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#スアレス</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アルバ</a> そして対戦相手の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB%E7%A5%9E%E6%88%B8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴィッセル神戸</a> で昨年までプレーした <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BF?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#イニエスタ</a> と、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴィッセル</a> のオーナーである <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E8%B0%B7%E6%B5%A9%E5%8F%B2?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#三木谷浩史</a> 会長にも出席いただいております<a href="https://twitter.com/InterMiamiCF?ref_src=twsrc%5Etfw">@InterMiamiCF</a> <a href="https://twitter.com/andresiniesta8?ref_src=twsrc%5Etfw">@andresiniesta8</a> <a href="https://t.co/iDlHv7q76K">pic.twitter.com/iDlHv7q76K</a></p>— 【公式】Inter Miami in TOKYO 2024 (@IM_Tokyo2024) <a href="https://twitter.com/IM_Tokyo2024/status/1754835689357930802?ref_src=twsrc%5Etfw">February 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.07 11:05 Wed4