【J1開幕直前クラブガイド】トップ5入りへ充実補強! ドグ不在もさらなる競争で躍進を《清水エスパルス》
2019.02.12 19:01 Tue
2019シーズンも“蹴”春がいよいよ到来! 新シーズンの幕開けを告げるFUJI XEROX SUPER CUP 2019に先駆け、超ワールドサッカー編集部はJ1全18クラブを徹底分析。チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届けする。第10弾は清水エスパルスを紹介。
◆補強は充実…ドグ離脱の不安を競争力向上のきっかけに《上位争い》
※残留/ひと桁順位/上位争い/ACL出場権争い/優勝争いから選択
手応えを掴んで迎える今シーズンの目標は「トップ5」。そこに手を伸ばせるだけの補強も敢行した。獲得したのは8選手。中でも、川崎フロンターレから獲得した2年連続ベストイレブンのDFエウシーニョにかかる期待値は高い。王者のJ1連覇に貢献し、果敢な攻撃参加と得点力、サイドで起点となれる右サイドバックだけに、チームが武器とするサイド攻撃、カウンターの強化に向けた重要なピースとなる。そして昨シーズン、センターバックが本職のDF立田悠悟に任せるしかなかったポジションにJ1トップクラスの選手を置けることが何よりも大きい。
その守備陣では主力のDFフレイレが退団したが、即戦力として長身とスピードを兼ね備えたDFヴァンデルソンを獲得。エウシーニョの加入で立田を主戦場で起用できるようになった他、DF二見宏志もいるため、競争も期待できる。攻撃陣でも10番のMF白崎凌兵が退団したものの、昨シーズンにV・ファーレン長崎で残留争いの中、27試合7ゴールを記録したMF中村慶太を獲得して補完。選手層が薄かったボランチにもMFヘナト・アウグストを獲得するなど、補強ポイントに沿って充実した補強ができたと言える。
しかし、予想外のアクシデントが。昨シーズンに15試合11得点と圧倒的な存在感を放ち、残留が最大の補強とも言える存在だったドウグラスに不整脈の症状が発覚。復帰時期も未定で、長期離脱の可能性もある。ストロングポイントだった昨シーズンのリーグ2位の得点力を誇る前線に暗雲が垂れ込めた感は否めない。エースの復帰まで成長著しい北川やベテランFW鄭大世をはじめ、周囲でどれだけ得点力を補えるかがまず一つポイントになるだろう。
ヤン・ヨンソン監督はオフシーズン、[3-5-2]の併用やポゼッションの向上にも着手。昨シーズンはJ1で戦う基礎を築き、今オフで戦力の上積みができたことで、ヤン・ヨンソン監督の本領が今シーズン、見られるかもしれない。
◆補強動向《A》※最低E~最高S
GK高木和徹(23)←ジェフユナイテッド千葉/期限付き満了
GK梅田透吾(18)←清水エスパルスユース/昇格
DFエウシーニョ(29)←川崎フロンターレ/完全
DFヴァンデルソン(28)←アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)/期限付き
MF中村慶太(25)←V・ファーレン長崎/完全
MFヘナト・アウグスト(27)←パルメイラス(ブラジル)/完全移籍
MF楠神順平(31)←モンテディオ山形/期限付き満了
MF西澤健太(22)←筑波大学/新加入
【OUT】
GK植草裕樹(36)→現役引退
GK新井栄聡(23)→ツエーゲン金沢/期限付き
DFフレイレ(29)→湘南ベルマーレ/完全
DF角田誠(35)→V・ファーレン長崎/完全
DF呉少聰(18)→広州恒大(中国)/完全
MF兵働昭弘(36)→現役引退
MF白崎凌兵(25)→鹿島アントラーズ/完全
MF村田和哉(30)→柏レイソル/完全
MF増田誓志(33)→ソウルイーランド(韓国)/期限付き
MF枝村匠馬(32)→栃木SC/完全
MF清水航平(29)→サンフレッチェ広島/期限付き
MF宮本航汰(22)→FC岐阜/期限付き延長
FWミッチェル・デューク(28)→ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)/完全
FW長谷川悠(31)→V・ファーレン長崎/完全
FWクリスラン(26)→ブラガ(ポルトガル)/完全移籍
◆超WS編集部イチオシ選手
FW北川航也(22)
昨シーズン、プロ4年目を迎えた北川はFWクリスランやドウグラスという個性の強い相方とのコンビの中で覚醒し、キャリアハイとなる13ゴールを決めた他、バイタルエリアでの仕事にも磨きをかけてアシストも8つ記録した。昨年はその期待値から代表デビューも飾り、先日まで行われていたAFCアジアカップのメンバーにも選出。しかし、不慣れな1トップで持ち味を発揮することができず、ノーゴールの屈辱も味わった。
悔しい思いをして迎える今シーズンは序盤から、昨シーズンに生かし生かされの関係を築いた相棒が不在。そのため自身への期待と周囲からのプレッシャーは強くなる。しかしその中で、課題に挙げるポストプレーを磨き、昨シーズン以上の数字を残すことができなければ、清水の躍進はない。この1年は若きエースの真価が問われることになりそうだ。
◆注目の東京五輪世代!
DF立田悠悟(20)
今シーズンはエウシーニョの加入で本職とするセンターバックでの起用が濃厚。3バックシステムの可能性もあるが、従来の4バックシステムの場合、DFファン・ソッコやヴァンデルソンらとのポジション争いに打ち勝つ必要がある。ただ、出場機会を勝ち取ることができ、オレンジ軍団を後方から支えられる存在になれば、それは五輪代表のみならず、A代表への評価にもつながる。
アジアカップではDF冨安健洋が日本代表のセンターバックとして定位置を確保。同い年の活躍ぶりに感化されないわけがない。本職でプレーすることが見込まれる今シーズン、立田にとって勝負の年となる。
◆補強は充実…ドグ離脱の不安を競争力向上のきっかけに《上位争い》
※残留/ひと桁順位/上位争い/ACL出場権争い/優勝争いから選択

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ヤン・ヨンソン監督体制1年目の2018シーズンは、5年ぶりの一桁順位で将来に期待が膨らむ1年を送った。開幕前に降格候補に挙がったが、生え抜き選手の成長、途中加入の強力ストライカーFWドウグラスのフィットにより、8年ぶりの7戦無敗を成し遂げて8位フィニッシュ。そういった背景もあり、FW北川航也が日本代表に初選出されるなど、実りのあるシーズンを送り、J1復帰2年目にしてチームが一皮むけた印象だ。手応えを掴んで迎える今シーズンの目標は「トップ5」。そこに手を伸ばせるだけの補強も敢行した。獲得したのは8選手。中でも、川崎フロンターレから獲得した2年連続ベストイレブンのDFエウシーニョにかかる期待値は高い。王者のJ1連覇に貢献し、果敢な攻撃参加と得点力、サイドで起点となれる右サイドバックだけに、チームが武器とするサイド攻撃、カウンターの強化に向けた重要なピースとなる。そして昨シーズン、センターバックが本職のDF立田悠悟に任せるしかなかったポジションにJ1トップクラスの選手を置けることが何よりも大きい。
しかし、予想外のアクシデントが。昨シーズンに15試合11得点と圧倒的な存在感を放ち、残留が最大の補強とも言える存在だったドウグラスに不整脈の症状が発覚。復帰時期も未定で、長期離脱の可能性もある。ストロングポイントだった昨シーズンのリーグ2位の得点力を誇る前線に暗雲が垂れ込めた感は否めない。エースの復帰まで成長著しい北川やベテランFW鄭大世をはじめ、周囲でどれだけ得点力を補えるかがまず一つポイントになるだろう。
ただ、逆を言えば競争を生み出すチャンス。昨シーズン終盤に見せた強さはドウグラスの加入によるものももちろん大きいが、北川の代表初選出によって周囲に刺激を与えたことも要因の一つ。北川やFW金子翔太、立田らに続き、昨シーズンにU-19日本代表に選出されたMF滝裕太やFW平墳迅、高橋大悟ら若手選手の新たな突き上げがあれば、躍進も十分にあり得るだろう。
ヤン・ヨンソン監督はオフシーズン、[3-5-2]の併用やポゼッションの向上にも着手。昨シーズンはJ1で戦う基礎を築き、今オフで戦力の上積みができたことで、ヤン・ヨンソン監督の本領が今シーズン、見られるかもしれない。
◆補強動向《A》※最低E~最高S

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【IN】GK高木和徹(23)←ジェフユナイテッド千葉/期限付き満了
GK梅田透吾(18)←清水エスパルスユース/昇格
DFエウシーニョ(29)←川崎フロンターレ/完全
DFヴァンデルソン(28)←アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)/期限付き
MF中村慶太(25)←V・ファーレン長崎/完全
MFヘナト・アウグスト(27)←パルメイラス(ブラジル)/完全移籍
MF楠神順平(31)←モンテディオ山形/期限付き満了
MF西澤健太(22)←筑波大学/新加入
【OUT】
GK植草裕樹(36)→現役引退
GK新井栄聡(23)→ツエーゲン金沢/期限付き
DFフレイレ(29)→湘南ベルマーレ/完全
DF角田誠(35)→V・ファーレン長崎/完全
DF呉少聰(18)→広州恒大(中国)/完全
MF兵働昭弘(36)→現役引退
MF白崎凌兵(25)→鹿島アントラーズ/完全
MF村田和哉(30)→柏レイソル/完全
MF増田誓志(33)→ソウルイーランド(韓国)/期限付き
MF枝村匠馬(32)→栃木SC/完全
MF清水航平(29)→サンフレッチェ広島/期限付き
MF宮本航汰(22)→FC岐阜/期限付き延長
FWミッチェル・デューク(28)→ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)/完全
FW長谷川悠(31)→V・ファーレン長崎/完全
FWクリスラン(26)→ブラガ(ポルトガル)/完全移籍
◆超WS編集部イチオシ選手
FW北川航也(22)

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王者・川崎Fから加入したエウシーニョの活躍も今シーズンを占う上で重要。しかし、ドウグラスの復帰時期未定の離脱によって、昨シーズンに飛躍を遂げた若きストライカーへの期待はさらに高まった。昨シーズン、プロ4年目を迎えた北川はFWクリスランやドウグラスという個性の強い相方とのコンビの中で覚醒し、キャリアハイとなる13ゴールを決めた他、バイタルエリアでの仕事にも磨きをかけてアシストも8つ記録した。昨年はその期待値から代表デビューも飾り、先日まで行われていたAFCアジアカップのメンバーにも選出。しかし、不慣れな1トップで持ち味を発揮することができず、ノーゴールの屈辱も味わった。
悔しい思いをして迎える今シーズンは序盤から、昨シーズンに生かし生かされの関係を築いた相棒が不在。そのため自身への期待と周囲からのプレッシャーは強くなる。しかしその中で、課題に挙げるポストプレーを磨き、昨シーズン以上の数字を残すことができなければ、清水の躍進はない。この1年は若きエースの真価が問われることになりそうだ。
◆注目の東京五輪世代!
DF立田悠悟(20)

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清水注目の東京五輪世代は、立田だ。プロ2年目の昨シーズン、立田は開幕前に負傷者が出た右サイドバックで躍動。J1リーグに25試合出場し、プロ初ゴールも記録した。今シーズンはエウシーニョの加入で本職とするセンターバックでの起用が濃厚。3バックシステムの可能性もあるが、従来の4バックシステムの場合、DFファン・ソッコやヴァンデルソンらとのポジション争いに打ち勝つ必要がある。ただ、出場機会を勝ち取ることができ、オレンジ軍団を後方から支えられる存在になれば、それは五輪代表のみならず、A代表への評価にもつながる。
アジアカップではDF冨安健洋が日本代表のセンターバックとして定位置を確保。同い年の活躍ぶりに感化されないわけがない。本職でプレーすることが見込まれる今シーズン、立田にとって勝負の年となる。
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