ザネが圧巻FK弾含む2ゴールで逆転勝利演出! ホッフェンハイム破ったシティが首位通過!《CL》
2018.12.13 07:05 Thu
▽チャンピオンズリーグ(CL)のグループF最終節、マンチェスター・シティvsホッフェンハイムが12日に行われ、ホームのシティが2-1で勝利した。
▽前節、決勝トーナメント進出を決めた首位のシティ(勝ち点10)と、初出場で決勝トーナメント進出を逃すも3位浮上の可能性を残す最下位のホッフェンハイム(勝ち点3)による一戦。勝ち点1以上で首位通過が確定するシティだが、直近のリーグ戦でチェルシー相手に今季プレミア初黒星を喫しているだけにバウンスバックが求められる。
▽そのチェルシー戦から先発5人を変更。負傷のシルバやフェルナンジーニョ、マフレズらに代えてジンチェンコ、ギュンドアン、ガブリエウ・ジェズス、フォーデン、オタメンディを起用した。
▽いつも通りの[4-3-3]の布陣を採用したシティに対して、ホッフェンハイムは通常[3-5-2]の形が多い中、この試合ではサイドバックのブレネットを右ウイングに配する[4-3-3]の布陣を採用。立ち上がりから相手のビルドアップを積極的に牽制しつつ、サイドアタック、ジョエリントンのキープ力を生かしながら押し込む入りを見せた。
▽すると16分、ホッフェンハイムはセットプレーの二次攻撃の場面でルーズボールに反応したヒュブナーがDFラポルテに倒されてPKを獲得。これをキッカーのクラマリッチが冷静に決めてアウェイチームが先制に成功した。
▽前半半ばから終盤にかけてはシティが押し込む状況が続くが、フォーデンのシュートがDFの身体を張ったブロックに遭うなど決め切ることができない。しかし、このままハーフタイム突入と思われた前半アディショナルタイム1分にスーパーゴールで追いつく。ボックス手前中央で得たFKの場面でキッカーのザネが左足を振り抜くと、右に巻きながらドライブ回転のかかった強烈なシュートがゴール右隅を射抜いた。
▽ザネのスーパーゴールによって1-1で折り返した中、両チームのベンチはハーフタイム明けに動く。シティは右サイドバックでの起用となったストーンズを下げて本職のウォーカーを投入。対するホッフェンハイムはブレネットに代えてこちらも本職ウイングのネルソンを投入した。
▽この攻撃的な選手交代の影響もあって後半はよりオープンな展開に。55分には相手CKのロングカウンターからザネ、ベルナルド・シウバ、スターリングの快足トリオが3対1の数的優位でゴール前に迫るが、ここは手数をかけ過ぎた結果ベルナルド・シウバのシュートがGKに止められる。その直後にはホッフェンハイムのカウンターからボックス右に持ち込んだネルソンに決定機もGKエデルソンの好守に遭う。
▽試合巧者のシティに珍しく行ったり来たりの展開を強いられたが、61分には自慢の高速カウンターで勝ち越す。先ほどと似たようなシュチュエーションのカウンターから右サイドのスターリングが冷静にボックス左へ走り込むザネにラストパス。ややトラップが足下に入ったものの得意の左足で流し込んだ。
▽これで窮地に立たされたホッフェンハイムはアミリ、ベルフォディルと攻撃的なカードを切ってリスクを冒して攻めに出る。一方、シティはジンチェンコに代えてデルフ、ベルナルド・シウバに代えてコンパニをピッチに送り込んで試合を締めにかかる。
▽その後は前がかりなホッフェンハイムの背後を幾度も突いてシティに3点目のチャンスが訪れるも、相手GKバウマンの好守やスターリングやジェズスの決定機逸もあり、試合はこのまま2-1でタイムアップ。ザネの見事な2ゴールで勝ち切ったシティはチェルシー戦の敗戦を払拭すると共に首位通過を決定。敗れたホッフェンハイムはCL初挑戦のシーズンをグループ最下位で終えることになった。
▽前節、決勝トーナメント進出を決めた首位のシティ(勝ち点10)と、初出場で決勝トーナメント進出を逃すも3位浮上の可能性を残す最下位のホッフェンハイム(勝ち点3)による一戦。勝ち点1以上で首位通過が確定するシティだが、直近のリーグ戦でチェルシー相手に今季プレミア初黒星を喫しているだけにバウンスバックが求められる。
▽そのチェルシー戦から先発5人を変更。負傷のシルバやフェルナンジーニョ、マフレズらに代えてジンチェンコ、ギュンドアン、ガブリエウ・ジェズス、フォーデン、オタメンディを起用した。
▽すると16分、ホッフェンハイムはセットプレーの二次攻撃の場面でルーズボールに反応したヒュブナーがDFラポルテに倒されてPKを獲得。これをキッカーのクラマリッチが冷静に決めてアウェイチームが先制に成功した。
▽ホームで先制を許してバタつくシティはやや不用意なボールの失い方から相手のロングボールに晒される苦しい状況が続く。それでも、相手の深い位置に侵攻しながらセットプレーを獲得していく。このセットプレーから19分にはザネのクロスにジェズスが頭で合わすが、これは右ポストを叩く。さらに制空権を握ったセンターバック陣が競り勝ってシュートを枠に飛ばすが、ことごとくGKバウマンの正面やクロスバーに阻まれる。
▽前半半ばから終盤にかけてはシティが押し込む状況が続くが、フォーデンのシュートがDFの身体を張ったブロックに遭うなど決め切ることができない。しかし、このままハーフタイム突入と思われた前半アディショナルタイム1分にスーパーゴールで追いつく。ボックス手前中央で得たFKの場面でキッカーのザネが左足を振り抜くと、右に巻きながらドライブ回転のかかった強烈なシュートがゴール右隅を射抜いた。
▽ザネのスーパーゴールによって1-1で折り返した中、両チームのベンチはハーフタイム明けに動く。シティは右サイドバックでの起用となったストーンズを下げて本職のウォーカーを投入。対するホッフェンハイムはブレネットに代えてこちらも本職ウイングのネルソンを投入した。
▽この攻撃的な選手交代の影響もあって後半はよりオープンな展開に。55分には相手CKのロングカウンターからザネ、ベルナルド・シウバ、スターリングの快足トリオが3対1の数的優位でゴール前に迫るが、ここは手数をかけ過ぎた結果ベルナルド・シウバのシュートがGKに止められる。その直後にはホッフェンハイムのカウンターからボックス右に持ち込んだネルソンに決定機もGKエデルソンの好守に遭う。
▽試合巧者のシティに珍しく行ったり来たりの展開を強いられたが、61分には自慢の高速カウンターで勝ち越す。先ほどと似たようなシュチュエーションのカウンターから右サイドのスターリングが冷静にボックス左へ走り込むザネにラストパス。ややトラップが足下に入ったものの得意の左足で流し込んだ。
▽これで窮地に立たされたホッフェンハイムはアミリ、ベルフォディルと攻撃的なカードを切ってリスクを冒して攻めに出る。一方、シティはジンチェンコに代えてデルフ、ベルナルド・シウバに代えてコンパニをピッチに送り込んで試合を締めにかかる。
▽その後は前がかりなホッフェンハイムの背後を幾度も突いてシティに3点目のチャンスが訪れるも、相手GKバウマンの好守やスターリングやジェズスの決定機逸もあり、試合はこのまま2-1でタイムアップ。ザネの見事な2ゴールで勝ち切ったシティはチェルシー戦の敗戦を払拭すると共に首位通過を決定。敗れたホッフェンハイムはCL初挑戦のシーズンをグループ最下位で終えることになった。
マンチェスター・シティの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
マンチェスター・シティの人気記事ランキング
1
今季シティで苦しむグアルディオラ監督が30年間連れ添った妻と離婚…その原因は?
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督と、長年連れ添った妻であるクリスティーナ・セラさんの離婚理由が明らかになったようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 これまでバルセロナやバイエルンで数多くの栄冠を勝ち取り、2016年から指揮を執るシティでも昨シーズンは前人未到のプレミアリーグ4連覇を成し遂げたグアルディオラ監督。その戦術は多くの指揮官に影響を与えており、世界最高の監督とも評されている。 しかし、今シーズンはシティでまさかの大苦戦。現在はやや不調を脱しつつあるものの、昨年12月にはキャリア初の公式戦7試合未勝利に陥るなど、かつてない姿を見せていた。 不振の最中には試合結果への落胆から自身の頭と鼻にひっかき傷を作るなど、精神面の乱れも指摘されていたグアルディオラ監督。そうした中で今週になってスペイン紙からは、30年連れ添ってきたファッションデザイナーのクリスティーナ・セラさんとの離婚が報じられた。 その離婚理由について、『デイリー・メール』はグアルディオラ監督の友人の証言として、指揮官の「仕事中毒」を指摘。クリスティーナ・セラさんは17歳の娘と2019年にバルセロナへ戻ると家族のブティック運営に携わっており、随分前から別居状態だったようだ。 関係者はグアルディオラ監督の不倫の可能性などについては否定。2人は友好的な関係を保ったまま別れたようであり、3人の子供たちとの関係も良好なようだ。 それでも、今シーズンは指揮官キャリアで初と言っても良い厳しい時期を過ごすグアルディオラ監督。家族との別れはそんな指揮官にとって、大きな打撃となりそうだ。 2025.01.15 17:30 Wed2
シティ退団意向のウォーカー、ミランが獲得に急接近か
ミランがマンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)の獲得に迫っているようだ。イギリス『テレグラフ』が報じている。 今季は低調なパフォーマンスが目立ち、シティ不振のやり玉に挙げられていたウォーカー。そんな中11日、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がウォーカーの退団意向を明かしていた。 海外クラブでのプレーを希望しているとされるウォーカーにはサウジアラビア勢が関心を示しているとの報道があったが、ここに来てミランが獲得に急接近しているようだ。 『テレグラフ』によるとミランの特別顧問であるズラタン・イブラヒモビッチ氏がウォーカーと契約を結ぶために内密に動いていたという。そして2027年6月までの契約合意が間近と報じられている。 2017年夏にトッテナムからシティに移籍し、公式戦319試合に出場したウォーカーは6度のプレミアリーグ優勝、クラブ史上初のCL優勝に貢献するなど不動の右サイドバックとして活躍していた。 2025.01.13 11:15 Mon3
三笘ブライトンvsチェルシーなど4つのプレミア勢対決! FAカップ4回戦の対戦カード決定
FAカップ4回戦の組み合わせ抽選会が12日に行われた。 イングランドサッカー協会(FA)に登録されている全てのクラブが出場可能なFAカップ。プレミアリーグ勢、チャンピオンシップ(2部)勢が参戦した3回戦ではブレントフォードが唯一下位カテゴリーに敗れたものの、アーセナルやウェストハムといったプレミア勢対決に敗れたチームを除いて波乱は起きなかった。 そんななか、今回決まった4回戦では三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがチェルシーとのプレミア勢対決に。さらに、アーセナルを撃破した前大会王者マンチェスター・ユナイテッドは、クラブOBで今季途中までコーチングスタッフを務めていたルート・ファン・ニステルローイ監督が率いるレスター・シティと対戦。さらに、アストン・ビラvsトッテナム、エバートンvsボーンマスがプレミア勢対決となった。 遠藤航所属のリバプールはブレントフォード撃破のプリマス・アーガイルと、マンチェスター・シティはレイトン・オリエントvsダービー・カウンティの勝者との対戦となる。 その他の日本人所属のプレミアリーグクラブでは菅原由勢のサウサンプトンがバーンリー、鎌田大地のクリスタル・パレスがドンカスターと対戦。 その他では大橋祐紀(ブラックバーン)、坂元達裕(コヴェントリー・シティ)、瀬古樹(ストーク・シティ)、田中碧(リーズ・ユナイテッド)、岩田智輝、横山歩夢のバーミンガム・シティが参戦する。 なお、FAカップ4回戦は2月第2週の週末に開催予定だ。 ◆FAカップ4回戦対戦カード マンチェスター・ユナイテッド vs レスター リーズ(2) vs ミルウォール(2)orダゲナム&レッドブリッジ(5) ブライトン vs チェルシー プレストン(2)orチャールトン(3) vs ウィコム・ワンダラーズ(3) エクセター・シティ(3) vs ノッティンガム・フォレスト コヴェントリー(2) vs イプスウィッチ ブラックバーン(2) vs ウォルバーハンプトン マンスフィールド(3)orウィガン(3) vs フルアム バーミンガム(3) vs ニューカッスル プリマス(2) vs リバプール エバートン vs ボーンマス アストン・ビラ vs トッテナム サウサンプトン vs バーンリー(2) レイトン・オリエント(3)orダービー・カウンティ(2) vs マンチェスター・シティ ドンカスター(4) vs クリスタル・パレス カーディフ(2) vs ストーク・シティ(2) ◆FAカップ3回戦 結果&日程 ▽1/9 シェフィールド・ユナイテッド(2) 0-1 カーディフ(2) エバートン 2-0 ピーターバラ(3) フルアム 4-1 ワトフォード(2) ▽1/10 ウィコム・ワンダラーズ(3) 2-0 ポーツマス(2) アストン・ビラ 2-1 ウェストハム ▽1/11 バーミンガム(3) 2-1 リンカーン(3) ブリストル・シティ(2) 1-2 ウォルバーハンプトン ミドルズブラ(2) 0-1 ブラックバーン(2) リバプール 4-0 アクリントン(4) レスター 6-2 QPR(2) ボーンマス 5-1 WBA(2) ブレントフォード 0-1 プリマス(2) チェルシー 5-0 モアカム(4) エクセター・シティ(3) 3-1 オックスフォード・ユナイテッド(2) ノリッジ(2) 0-4 ブライトン ノッティンガム・フォレスト 2-0 ルートン・タウン(2) レディング(3) 1-3 バーンリー(2) サンダーランド(2) 1-2 ストーク・シティ(2) リーズ(2) 1-0 ハローゲート・タウン(4) マンチェスター・シティ 8-0 サルフォード(4) コヴェントリー(2) 1-1(PK:4-3) シェフィールド・ウェンズデー(2) ハル・シティ(2) 1-1(PK:4-5) ドンカスター(4) ▽1/12 タムワース(5) 0-3 トッテナム アーセナル 1-1(PK:3-5) マンチェスター・ユナイテッド クリスタル・パレス 1-0 ストックポート(3) イプスウィッチ 3-0 ブリストル・ローヴァーズ(3) ニューカッスル 3-1 ブロムリー(4) サウサンプトン 3-0 スウォンジー・シティ(2) ▽1/13 ミルウォール(2) vs ダゲナム&レッドブリッジ(5) ▽1/14 レイトン・オリエント(3) vs ダービー・カウンティ(2) マンスフィールド(3) vs ウィガン(3) プレストン(2) vs チャールトン(3) ※()内は所属カテゴリー 2025.01.13 06:34 Mon4
ウォーカーが退団を要請か…グアルディオラ監督「海外でプレーする可能性を探ってみたいとクラブに申し出た」
マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)が、クラブへ退団を要請したようだ。イギリス『BBC』が報じている。 今季もシティの主力であり、主将でもあるが、プライベートでの乱れも影響してか、肝心のプレー自体に精彩を欠くウォーカー。強みの対人でも衰えが隠せないのが実情だ。 そのウィーカーにはアル・ナスル、アル・アハリ、アル・イテハドらサウジアラビア勢が関心を示しているとのことで、移籍を見込んでか11日に行われたFAカップ3回戦のサルフォード戦のメンバーから外されていた。 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、8-0と圧勝した試合後の会見でウォーカーがクラブに退団を希望していると明かした。 「2日前、カイルは海外でプレーする可能性を探ってみたいとクラブに申し出た。今のところ、我々はその理由を把握していない」 「カイルがいなければ、この数年間クラブが勝ち取ったすべてのトロフィーを手に入れることはできなかった。絶対に不可能だ。彼は我々の右サイドバックで、我々に欠けていたものを与えてくれた。でも今、彼の心の中では、いろいろな理由から、他の国に行って晩年を過ごせるかどうか探りたいようだ」 もしウォーカーが退団を望んだ場合、その願いは叶うのかと問われたグアルディオラ監督は「もちろんだ」と、移籍を容認する考えを示した。 「状況はわからないから、必ずしも移籍が実現するとは限らない。だが、我々のチームに所属している選手の中で、ここにいたくないと思っている選手はいないと確信している。ここでは彼らが理想とするようなパフォーマンスと活躍ができるはずだ」 2025.01.12 08:20 Sun5