【プレミアリーグ第15節プレビュー】過密スケジュールの中、ユナイテッドとアーセナルが激突!
2018.12.04 17:00 Tue
▽11月30日から12月2日にかけて行われた第14節ではアーセナルとトッテナムによるノース・ロンドン・ダービーやリバプールとエバートンによるマージサイド・ダービーが行われた。ノース・ロンドン・ダービーでは、アーセナルがオーバメヤンの2ゴール1アシストの活躍で4-2で快勝。また、マージ―サイド・ダービーは最後まで互角の攻防が続いたものの、後半アディショナルタイムのオリジのゴールでリバプールが勝利。首位マンチェスター・シティの背後にピタリとつけている。
▽それから中2日から3日で開催される第15節は、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが激突する。
▽低空飛行を続けるユナイテッドは前節もサウサンプトンと引き分け、リーグ戦3試合白星なしとなった。また、その試合では守備陣に故障者が続出している影響で、3バックにマティッチとマクトミネイという本来守備が本職ではない選手を起用することを強いられた。そのうえショーが負傷。厳しい台所事情となっている。
▽一方、トッテナム撃破のアーセナルはビッグマッチ連戦も自信を持っているはずだ。公式戦無敗を19試合に伸ばし、順位表でもトッテナムを抜いて4位に浮上した。前日に試合を消化したユナイテッドよりも疲労が溜まっているのは不利な点ではあるが、チーム状況を考えれば勢いがあるのはガナーズだ。
▽王者マンチェスター・シティは前節はボーンマスに3-1で快勝。昨季から続くリーグ無敗記録を「20」に伸ばし、ユナイテッドとアーセナルしか成し遂げたことのない偉業を達成した。ボーンマス戦ではアグエロが欠場したが、今節のワトフォード戦は次節チェルシー戦を睨んでの采配が注目される。連勝のままチェルシーとぶつかりたいところだ。
▽フルアムに勝利したチェルシーは再び3位に浮上した。今節アウェイで対戦するウォルバーハンプトンはリーグ戦ここ7試合で1分け7敗と調子を落としてきている。プレミア通算8度の対戦成績はチェルシーの7勝1敗。その1敗は2011年1月まで遡る。チェルシーはこの試合から3日後にシティとの大一番が控えているだけに、いかに早く勝負を決めて主力を温存できるかがカギとなりそうだ。
▽トッテナムはホームでサウサンプトンを迎え撃つ。アーセナル戦で今季4敗目を喫したスパーズは順位を2つ落とし5位に転落。ビッグマッチ3連戦を勝利で締めくくることは出来なかった。一方、吉田麻也所属のセインツは前節、ユナイテッドとドロー決着。リーグ戦10試合勝ちなしだが、多少はポジティブに捉えていいのではないだろうか。吉田は公式戦4試合連続先発出場中だ。
◆プレミアリーグ第15節
▽12/4(火)
《28:45》
ウェストハム vs カーディフ
ボーンマス vs ハダースフィールド
ブライトン vs クリスタル・パレス
《29:00》
ワトフォード vs マンチェスター・シティ
▽12/5(水)
《28:45》
ウォルバーハンプトン vs チェルシー
フルアム vs レスター・シティ
バーンリー vs リバプール
エバートン vs ニューカッスル
《29:00》
トッテナム vs サウサンプトン
マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル
▽それから中2日から3日で開催される第15節は、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが激突する。
▽低空飛行を続けるユナイテッドは前節もサウサンプトンと引き分け、リーグ戦3試合白星なしとなった。また、その試合では守備陣に故障者が続出している影響で、3バックにマティッチとマクトミネイという本来守備が本職ではない選手を起用することを強いられた。そのうえショーが負傷。厳しい台所事情となっている。
▽王者マンチェスター・シティは前節はボーンマスに3-1で快勝。昨季から続くリーグ無敗記録を「20」に伸ばし、ユナイテッドとアーセナルしか成し遂げたことのない偉業を達成した。ボーンマス戦ではアグエロが欠場したが、今節のワトフォード戦は次節チェルシー戦を睨んでの采配が注目される。連勝のままチェルシーとぶつかりたいところだ。
▽前述のように土壇場で勝利を掴んだリバプールはアウェイでバーンリーと対戦する。バーンリーとはプレミアでは8度の対戦で6勝しているが、1度の敗戦はターフ・ムーアでのこと。無敗のリバプールに対し、バーンリーはわずか2勝で19位に沈んでいる。ここ7試合は2分け5敗とショーン・ダイク監督の首も怪しくなっている。
▽フルアムに勝利したチェルシーは再び3位に浮上した。今節アウェイで対戦するウォルバーハンプトンはリーグ戦ここ7試合で1分け7敗と調子を落としてきている。プレミア通算8度の対戦成績はチェルシーの7勝1敗。その1敗は2011年1月まで遡る。チェルシーはこの試合から3日後にシティとの大一番が控えているだけに、いかに早く勝負を決めて主力を温存できるかがカギとなりそうだ。
▽トッテナムはホームでサウサンプトンを迎え撃つ。アーセナル戦で今季4敗目を喫したスパーズは順位を2つ落とし5位に転落。ビッグマッチ3連戦を勝利で締めくくることは出来なかった。一方、吉田麻也所属のセインツは前節、ユナイテッドとドロー決着。リーグ戦10試合勝ちなしだが、多少はポジティブに捉えていいのではないだろうか。吉田は公式戦4試合連続先発出場中だ。
◆プレミアリーグ第15節
▽12/4(火)
《28:45》
ウェストハム vs カーディフ
ボーンマス vs ハダースフィールド
ブライトン vs クリスタル・パレス
《29:00》
ワトフォード vs マンチェスター・シティ
▽12/5(水)
《28:45》
ウォルバーハンプトン vs チェルシー
フルアム vs レスター・シティ
バーンリー vs リバプール
エバートン vs ニューカッスル
《29:00》
トッテナム vs サウサンプトン
マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon2
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon3
中盤補強も目指すユナイテッド、コパ・アメリカで活躍のコロンビア代表MFリオスに注目…約35億円オファー準備か
マンチェスター・ユナイテッドがパウメイラスのコロンビア代表MFリチャード・リオス(24)の獲得に動き出しているようだ。 オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)やU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を確保するなど、着々と補強を進めているユナイテッド。中盤の選手との契約も目指し、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)が新戦力候補筆頭となっている。 一方、退団へ向かう可能性がある選手も複数。ブラジル代表MFカゼミロ(32)の移籍が取り沙汰されているほか、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)にはフルアムやトッテナム、ガラタサライなどからの関心が浮上。また、フィオレンティーナからレンタルしていたモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)に関しては、2000万ユーロ(約34億2000万円)の買取オプションの行使を見送ることとなった。 ウガルテの獲得だけでは選手層に不安が生じることも考えられるなか、移籍市場に精通するジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によると、ユナイテッドはリオスにアプローチ。パウメイラスへの1700万ポンド(約34億5000万円)のオファーも準備しているという。 リオスは2023月10月にコロンビア代表デビューを飾ったばかりのセントラルミッドフィルダー。準優勝に終わったコパ・アメリカ2024では、グループステージから決勝までの6試合全てで先発し、攻守にわたって存在感を発揮した。 一躍その名を世界に広めたMFは、ミランのリストにも加わっているとのこと。しかし、リオスと2026年12月までの契約を交わすパウメイラスは、今夏の売却の意思がないようだ。 2024.07.22 18:42 Mon4
ユナイテッド若手GKヴィテクが武者修行 今夏アピールもオーストリア1部へ
マンチェスター・ユナイテッドは21日、U-20チェコ代表GKラデク・ヴィテク(20)がオーストリア・ブンデスリーガのブラウヴァイス・リンツにレンタル移籍すると発表した。移籍期間は今季いっぱいとなる。 ヴィテクは2020年夏に母国クラブのオロモウツから加入。16歳でユナイテッド入りしたなかで、アンダーカテゴリーで研鑽を積み、昨季はプレミアリーグで初のベンチ入りを記録した。 2022年のFAユースカップ優勝時に守護神を担うなどの経験も重ねるなかで、この夏はトップチームの一員としてプレシーズンを過ごし、ノルウェーでのローゼンボリ戦では活躍を光らせた。 FCブラウヴァイス・リンツは2023-24シーズンからオーストリア1部を戦うクラブで、LASKリンツは地元のライバルとなる。 2024.08.21 18:28 Wed5