コパ・リベルタドーレス決勝2ndレグ、延期決定…リーベルサポによるボカのバス襲撃で
2018.11.25 08:00 Sun
▽ボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートによるコパ・リベルタドーレス決勝2ndレグが試合前から大荒れとなり、延期が決定した。
▽宿敵同士として長い歴史を誇るボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートだが、南米王者の座がかかるコパ・リベルタドーレス決勝での対戦は初。1stレグを2-2で引き分けた両雄は、24日にリーベル・プレートのホームでタイトルの行方を決する“はず”だった。
▽だが、イギリス『BBC』など複数メディアによれば、ボカ・ジュニアーズがバスでスタジアムに向かう道中でリーベル・プレートのサポーターに遭遇。投げつけられた物でバスの窓ガラスが割れ、車内に催涙スプレーが撒かれた挙句、数名の選手が負傷したという。
▽この大騒動を受け、大会を主催する南米サッカー連盟(CONMEBOL)は当初こそキックオフ時間の遅延を発表。だが、再考の結果、翌25日に開催日をずらすことで24日の開催延期を決めた。
▽なお、リーベル・プレートサポーターの襲撃に遭った元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスらボカ・ジュニアーズの選手数名は、眩暈や吐き気の症状を訴えており、救急車で病院に搬送された選手もいる模様だ。
▽宿敵同士として長い歴史を誇るボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートだが、南米王者の座がかかるコパ・リベルタドーレス決勝での対戦は初。1stレグを2-2で引き分けた両雄は、24日にリーベル・プレートのホームでタイトルの行方を決する“はず”だった。
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▽なお、リーベル・プレートサポーターの襲撃に遭った元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスらボカ・ジュニアーズの選手数名は、眩暈や吐き気の症状を訴えており、救急車で病院に搬送された選手もいる模様だ。
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