リバプール、ヘンダーソン退場もワトフォードに3発快勝!開幕から無敗を維持し首位シティを猛追《プレミアリーグ》

▽リバプールは24日、プレミアリーグ第13節でワトフォードとアウェイで対戦し、3-0で勝利した。▽首位のマンチェスター・シティを勝ち点差2で追う2位のリバプールはここまで9勝3分けで未だ無敗をキープ。6日に行われたチャンピオズリーグではツルヴェナ・ズヴェズタに敗れてしまったものの、その後のフルアムとのリーグ戦できっちり白星を取り戻した。それから代表マッチウィークで2週間空いた今節、スタメンにはオランダ代表で得点を挙げたファン・ダイクやヘンダーソン、サラー、マネ、フィルミノ、シャキリらが先発に顔を揃えた。▽サラーをワントップに、2列目にシャキリ、フィルミノ、マネを並べる[4-2-3-1]の布陣で臨んだリバプール。ボールこそ持てているものの、[4-4-2]でブロックを敷くワトフォードの牙城を崩すことができない。逆に試合序盤には、デウロフェウに最終ラインの裏を取られネットを揺らされてしまったが、オフサイドの判定に救われる場面も。
▽たがいに目だったゴールチャンスないまま試合は40分が経過。するとようやくチャンスを迎えたのはワトフォードだった。左に流れたアルナウトビッチのパスから、ゴール正面でR・ペレイラがシュート。千載一遇の好機だったが、GKアリソンが驚異のブロック。ビッグセーブでチームを救う。

▽そんな守護神の活躍に今度は攻撃陣が魅せる。41分、右サイドのシャキリが上げたクロスにマネが反応。ゴール前でトラップからシュートに持ちこんだが、倒れながら放ったシュートはGKの正面に。さらにそのプレーで得た右CKの場面では、シャキリのクロスからファーサイドでフリーとなっていたサラーがヘディングシュート。ゴール左下を捉えたが、ワトフォードGKフォスターもファインセーブでゴールを死守した。▽後半も互角の戦いを見せる両者。55分にワトフォードはヒューズがボックス内でロバートソンに倒されるシーンがあったが、主審は笛を吹かず。リバプールはまたもや救われる形に。

▽難しい試合を強いられるリバプールだったがついに待望のゴールが生まれる。67分、左サイドを起点にフィルミノがボックス左の空いたスペースにパスを供給。これを受けたマネの折り返しをサラーがダイレクトでGKの脇を突いてゴールイン。エースの今季7ゴール目で先制点を奪った。

▽さらにリバプールは76分、ゴール正面からのFKをアーノルドが見事に沈めて追加点。これで楽になったリバプールだったが82分にヘンダーソンが2枚目のイエローカードを受けて退場になってしまう。これを受けて、86分にサラーを下げてファビーニョを投入。守備の枚数を増やした。

▽守備に意識を向けたリバプールは89分にカウンターを発動。相手が前掛かりになったところをロバートソンが左サイドから侵攻。深くまで攻め込んで上げたクロスをマネがシュート。これはGKに弾かれてしまうものの、こぼれ球をフィルミノが頭で押し込んで決定的な3点目を奪った。

▽その後まもなく試合終了。1人退場者を出してしまったリバプールだったが後半に3点を奪い快勝を収めた。開幕からの無敗をキープしている。