乾不出場のベティス、ミラン圧倒もドローでGS突破はお預け《EL》

2018.11.09 07:07 Fri
Getty Images
▽ヨーロッパリーグ(EL)・グループF第4節、ベティスvsミランが8日に行われ、1-1で引き分けた。ベティスのMF乾貴士はベンチ入りも出場機会はなかった。

▽前節アウェイでのミラン戦を2-1と勝利して首位に浮上したベティス(勝ち点7)は、ホアキンやテージョ、カナレスといった面々が先発し、乾はベンチスタートとなった。

▽一方、2位に転落したミラン(勝ち点6)は、スソやチャルハノール、クトローネが先発し、直近の試合で腰を負傷したイグアインは欠場となった。
▽共に[3-4-2-1]で臨んだ一戦。立ち上がりからポゼッションしたベティスは12分に先制する。バイタルエリアでパスを細かくつないで、ボックス左のフィルポが上げたクロスをゴール前のロ・セルソが左足ボレーで蹴り込んだ。

▽ロ・セルソのEL3試合連続ゴールで先制したベティスがその後もミランをパスワークで圧倒すると、21分に追加点のチャンス。左サイドを崩してフィルポのクロスをサナブリアがダイレクトで合わせたシュートがわずかに枠の右に外れた。
▽ハーフタイムにかけてもベティスが試合を支配してミランに何もさせず、1点をリードしたまま前半を終えた。

▽迎えた後半もベティスが主導権を握っていたが、59分にCKの流れからミランがこの試合初めてゴールに迫る。ルーズボールを拾ったボックス右角のスソが枠の左上を捉えるコントロールシュートを放ってGKパウ・ロペスを脅かした。

▽そして62分、ボックス右角で得たFKからミランが同点とする。スソが味方に合わせたインスウィングのボールが誰にも触らずゴール左へ決まった。

▽その後、ボリーニが枠内シュートを浴びせるなどミランが勢い付く中、流れの悪いベティスはホアキンに代えてグアルダードを投入。

▽ここからベティスが盛り返し、互角の攻防が続いた中、83分にミランにアクシデント。ケシエと激しく衝突したムサッキオがプレー続行不可能となり、ロマニョーリが投入された。

▽終盤はベティスが勝ち越しゴールに迫ったが、GKレイナの好守もあって1-1で終了。ベティスが首位をキープしたものの、今節でのグループステージ突破はお預けとなった。

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