メッシ不在も何のその! 代役ラフィーニャ&アルバ弾でインテルに完勝! GS3連勝のバルサがクラシコへ弾み《CL》
2018.10.25 06:14 Thu
▽チャンピオンズリーグ(CL)グループB第3節、バルセロナvsインテルが24日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが2-0で勝利した。
▽前節、敵地でトッテナムに打ち勝ったバルセロナは直近のセビージャ戦でリーグ戦での未勝利記録を「4」でストップ。しかし、同試合でエースFWメッシが右腕を骨折し3週間の戦線離脱を余儀なくされることに。さらに今週末レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”を控える厳しい状況の中で今回のインテル戦に臨んだ。バルベルデ監督は注目されたメッシの代役にデンベレ、ムニルではなく古巣対戦のラフィーニャを起用した。
▽一方、トッテナム、PSVに渋い勝ち方で競り勝ってきたインテルは目下公式戦7連勝と絶好調。直近のミラノ・ダービーもエースFWイカルディの劇的ゴールで勝ち切っており、チーム状態はすこぶるいい。そのミラン戦からは先発4人を変更。ヴルサリコ、デ・フライ、ポリターノ、ナインゴランに代えてダンブロージオ、ミランダ、ボルハ・バレロ、カンドレーバを起用した。
▽前から圧力をかけるインテルが立ち上がりの主導権を握る。開始3分にはGKテア・シュテーゲンの縦パスをカットした左サイドのペリシッチがロングシュートを狙うが、これは枠を外す。さらに8分にはボックス右に抜け出したイカルディ、16分にも左サイドで仕掛けたペリシッチの高速クロスをニアに飛び込んだイカルディがフィニッシュに繋げていく。
▽一方、メッシ不在でいつもと異なるボールの動かし方となったバルセロナは時間の経過と共に相手のプレスに順応。前線のスアレスとコウチーニョがボールを引き出しながら相手陣内でのプレー時間を増やしていく。18分にはコウチーニョの左CKを中央のラングレがドンピシャのタイミングでヘディングシュート。だが、これは相手GKハンダノビッチの素早いレスポンスに阻まれる。続く21分にはボックス付近でコウチーニョ、スアレスと細かく繋いでラフィーニャが右足でシュートを放つが、これもハンダノビッチの守備範囲。
▽ラフィーニャの恩返し弾でリードを手にしたバルセロナはその後もインテルのプレスを完璧に無効化し押し込み続ける。前半終了間際にはボックス手前で仕掛けたコウチーニョが相手のファウルを誘ってFKを獲得。これをコウチーニョが古巣のゴールに向けて飛ばすが、壁に入ったDFミランダに当たってコースが変わったボールはわずかに枠の左に外れ、ラフィーニャに続く恩返し弾とはならなかった。
▽迎えた後半、カンドレーバに代えてポリターノをハーフタイム明けに投入したインテルが前半機能しなかったプレッシングを修正し良い入りを見せる。ポリターノのゴールに向かう右サイドからのアーリークロスでいきなりチャンスを作ると、直後の52分にも高い位置でのボール奪取からイカルディの落としをポリターノがシュート。だが、これを枠に飛ばせない。
▽すると、前半同様に立ち上がりのインテルの攻勢を凌いだホームチームはここから主導権を握り返す。61分にはセットプレーの二次攻撃からゴール前のラングレに決定機も右足のシュートはGKハンダノビッチの好守に遭う。さらに運動量が落ちたインテル相手にスムーズなボール回しを見せるバルセロナは71分にもゴール前のスアレスとコウチーニョに決定機もシュートがクロスバーを叩くなど、最後のところで決め切れない。
▽その後、ビハインドを追うインテルはボルハ・バレロとペリシッチに代えてL・マルティネスとケイタを続けて投入。対するバルセロナは殊勲のラフィーニャ、アルトゥールに代えてネウソン・セメドとビダルを続けて投入。この交代でセルジ・ロベルトを右ウイングに上げてより守備的な布陣に。
▽それでも、攻勢を緩めないバルセロナは83分、鮮やかなパス交換からラキティッチのスルーパスに抜け出したジョルディ・アルバがボックス左から左足のシュートをゴール右隅に流し込み、再三の好守で立ちはだかったGKハンダノビッチをようやく攻略。
▽この決定的な2点目でインテルの心を完全に折ったバルセロナがスコア以上の内容で2-0の完勝。グループステージ3連勝を飾るとともに今週末のクラシコに向けて大きな弾みをつけた。一方、終始守勢を強いられたインテルは公式戦の連勝が「7」でストップした。
▽前節、敵地でトッテナムに打ち勝ったバルセロナは直近のセビージャ戦でリーグ戦での未勝利記録を「4」でストップ。しかし、同試合でエースFWメッシが右腕を骨折し3週間の戦線離脱を余儀なくされることに。さらに今週末レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”を控える厳しい状況の中で今回のインテル戦に臨んだ。バルベルデ監督は注目されたメッシの代役にデンベレ、ムニルではなく古巣対戦のラフィーニャを起用した。
▽一方、トッテナム、PSVに渋い勝ち方で競り勝ってきたインテルは目下公式戦7連勝と絶好調。直近のミラノ・ダービーもエースFWイカルディの劇的ゴールで勝ち切っており、チーム状態はすこぶるいい。そのミラン戦からは先発4人を変更。ヴルサリコ、デ・フライ、ポリターノ、ナインゴランに代えてダンブロージオ、ミランダ、ボルハ・バレロ、カンドレーバを起用した。
▽一方、メッシ不在でいつもと異なるボールの動かし方となったバルセロナは時間の経過と共に相手のプレスに順応。前線のスアレスとコウチーニョがボールを引き出しながら相手陣内でのプレー時間を増やしていく。18分にはコウチーニョの左CKを中央のラングレがドンピシャのタイミングでヘディングシュート。だが、これは相手GKハンダノビッチの素早いレスポンスに阻まれる。続く21分にはボックス付近でコウチーニョ、スアレスと細かく繋いでラフィーニャが右足でシュートを放つが、これもハンダノビッチの守備範囲。
▽前半半ばを過ぎて完全に主導権を握ったバルセロナは32分、古巣初対戦のラフィーニャがキツい恩返しを見舞う。相手陣内中央を強引にドリブルでこじ開けたラフィーニャが右サイドに流れたスアレスに預けてゴール前に走り込むと、ウルグアイ代表FWからピンポイントのクロスが届く。これを得意の左足で難なく流し込み、エースの代役を見事にこなして見せる。
▽ラフィーニャの恩返し弾でリードを手にしたバルセロナはその後もインテルのプレスを完璧に無効化し押し込み続ける。前半終了間際にはボックス手前で仕掛けたコウチーニョが相手のファウルを誘ってFKを獲得。これをコウチーニョが古巣のゴールに向けて飛ばすが、壁に入ったDFミランダに当たってコースが変わったボールはわずかに枠の左に外れ、ラフィーニャに続く恩返し弾とはならなかった。
▽迎えた後半、カンドレーバに代えてポリターノをハーフタイム明けに投入したインテルが前半機能しなかったプレッシングを修正し良い入りを見せる。ポリターノのゴールに向かう右サイドからのアーリークロスでいきなりチャンスを作ると、直後の52分にも高い位置でのボール奪取からイカルディの落としをポリターノがシュート。だが、これを枠に飛ばせない。
▽すると、前半同様に立ち上がりのインテルの攻勢を凌いだホームチームはここから主導権を握り返す。61分にはセットプレーの二次攻撃からゴール前のラングレに決定機も右足のシュートはGKハンダノビッチの好守に遭う。さらに運動量が落ちたインテル相手にスムーズなボール回しを見せるバルセロナは71分にもゴール前のスアレスとコウチーニョに決定機もシュートがクロスバーを叩くなど、最後のところで決め切れない。
▽その後、ビハインドを追うインテルはボルハ・バレロとペリシッチに代えてL・マルティネスとケイタを続けて投入。対するバルセロナは殊勲のラフィーニャ、アルトゥールに代えてネウソン・セメドとビダルを続けて投入。この交代でセルジ・ロベルトを右ウイングに上げてより守備的な布陣に。
▽それでも、攻勢を緩めないバルセロナは83分、鮮やかなパス交換からラキティッチのスルーパスに抜け出したジョルディ・アルバがボックス左から左足のシュートをゴール右隅に流し込み、再三の好守で立ちはだかったGKハンダノビッチをようやく攻略。
▽この決定的な2点目でインテルの心を完全に折ったバルセロナがスコア以上の内容で2-0の完勝。グループステージ3連勝を飾るとともに今週末のクラシコに向けて大きな弾みをつけた。一方、終始守勢を強いられたインテルは公式戦の連勝が「7」でストップした。
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