ナポリがサン・パオロでリバプールを撃破! インシーニェが劇的90分弾で勝利に導く《CL》

2018.10.04 05:59 Thu
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▽チャンピオンズリーグ(CL)・グループC第2節、ナポリvsリバプールが3日にサン・パオロで行われ、1-0でナポリが勝利した。
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▽上記2チームに加え、パリ・サンジェルマンとツルヴェナ・ズヴェズダが同組となり死のグループと言われるグループC。このグループにおいて比較的楽な相手ともとれるツルヴェナ・ズヴェズダとの初戦をゴールレスドローで終えたナポリは、直近では国内リーグ戦でユベントスに敗北。ビッグマッチでの結果が残せないでいる。今回も[4-3-3]を基本布陣に、ミリクやインシーニェ、ハムシクが先発。右サイドバックにはマクシモビッチが起用された。▽一方のリバプールは、パリ・サンジェルマンとの初戦をフィルミノの後半アディショナルタイムのゴールでモノにし白星スタート。その後のチェルシーとの2連戦は、カップ戦では敗れてしまったものの、国内リーグ戦ではアウェイで勝ち点1をもぎ取りまずまずの成果を得た。CL開幕2連勝を目指す今節は、引き分けたチェルシー戦のスタメンからヘンダーソンを代えて、N・ケイタを起用した。
▽試合は互いに探りを入れつつ様子を見る展開に。その中でもインシーニェやマネらウイングの選手は相手の最終ラインをブレイクしようと虎視眈々とパスを呼び込む。

▽まずチャンスを迎えたのはナポリ。10分にトップのミリクがボールを収めカジェホンに落とすとカジェホンはワンタッチで左の空いたスペースに走り込んだインシーニェへ。ボックス左に侵入したインシーニェは左足を振り抜くが、シュートは惜しくも枠の右に逸れていった。
▽互角の勝負を見せていた両者だがリバプールにアクシデント。N・ケイタが負傷してヘンダーソンとの交代を余儀なくされてしまう。

▽中盤でのせめぎあいが続く中、25分にリバプールは左サイドバックのロバートソンのマイナスの折り返しを、ボックス手前のワイナルドゥムが受け、そこからミドルシュート。これは枠の左に外れた。

▽30分過ぎにナポリはワイナルドゥムのスリップからチャンスが訪れる。ボックス手前でボールを持ったカジェホンは、アランの上りを待ってパスを送るが、守備網に絡めとられてしまった。それでも33分、マリオ・ルイのクロスを収めたミリクが反転してシュートに持ち込むも、リバプール守護神アリソンに片手一本で掻きだされてしまった。さらい39分には中距離の縦パスを受けたミリクがゴール前に走り込むインシーニェにパスを送るが上手く合わずシュートにつなげられない。

▽ゴールレスで迎えた後半、ナポリにチャンスが訪れる。50分、ミリクがボックス手前からミドルシュートでGKアリソンを強襲。その後CKの流れからファビアン・ルイスがボックスの外から狙ったが、相手に当たりコースが変わったシュートはGKアリソンの手の中に納まった。

▽ナポリの流れで始まった後半はその後も、インシーニェやミリクがゴールに迫るがなかなかゴールを割ることができない。そんな中、ナポリが先に動く。68分にファビアン・ルイスとミリクを下げてヴェルディとメルテンスを同時投入。攻撃の活性化を図った。

▽するとこの2人が絡んですぐにチャンスを立て続けに演出。75分にはCKの流れから、クリバリのクロスをファーサイドのカジェホンがダイレクトシュート。しかしGKアリソンのファインセーブに阻まれる。

▽守勢のリバプールは76分にミルナーに代えてファビーニョを投入し、2枚目の交代カードを切る。一方ナポリはハムシクを下げてジエリンスキ、これで3つの交代枠を使い切った。

▽その直後、ナポリはここまで最大の決定機を迎える。82分、敵陣中央でボールを持ったヴェルディは上がってきたマリオ・ルイに展開。そのマリオ・ルイの正確無比なクロスにメルテンスがジャンピングボレーで合わせたが、クロスバーを直撃。

▽どこまでもゴールが遠いナポリは、86分にサラーにゴール前に攻め込まれるも、GKオスピナの飛び出しでピンチを回避。そしてこのまま終わるかに思われた90分、ついに試合が動いた。

▽右サイドに流れたメルテンスのパスを受けたカジェホンがボックス右に侵攻。ゴール前に走り込むインシーニェの位置を確認してDFとGKの間に絶妙なクロスを送ると、インシーニェが滑り込みながらつま先で合わせ、ナポリが先制点を奪った。

▽その後、3分のアディショナルタイムも過ぎ試合終了。終始攻め続けたナポリが最後の最後で報われた形となった。一方、敗れたリバプールはこれで公式戦3試合勝ちなしとなった。


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