アルメニア人ムヒタリアンにELカラバフ戦欠場の可能性 その背景には…
2018.09.01 15:35 Sat
▽8月31日に行われたヨーロッパリーグ(EL)抽選会の結果、カラバフと同組となったアーセナルだが、アルメニア人であるMFヘンリク・ムヒタリアンは、対カラバフ戦は欠場する可能性が指摘されている。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
▽カラバフのあるアゼルバイジャンとムヒタリアンの母国であるアルメニアは、現在紛争も起こりかねないほどの緊張状態が続いている。その原因となっているのが、ナゴルノ・カラバフ地域の所有権問題。南コーカサスの内陸部にあるこの地域は、国際的にはアゼルバイジャンの一部として認められているものの、人口は主にアルメニア人で占められており、その所有権を巡って古くから紛争が起こっている。1994年から停戦となっているが、両国家の睨み合いは今も続いているようだ。
▽そのような状況から、過去には2015年のヨーロッパリーグで、当時ドルトムントに所属していたムヒタリアンはアゼルバイジャンのガバラとの試合を欠場した背景がある。
▽そして今回もその可能性が指摘されており、アーセナルのスポークスマンは「すべての選手とスタッフの安全性とセキュリティは最優先事項だ。スタジアムの状況を見て選手と話し合い、それから決定を下すつもりだ」とコメント。また、同クラブのウナイ・エメリ監督は「彼には我々と共にいてもらいたいが、まだ話をしていない」と、明言を避けた。
▽欧州サッカー連盟(UEFA)は、この件に関して「UEFAが主催する試合において、選手たちが他国へ入国するためのビザを発行できるよう、協会やクラブ、大使館へ文書を送ることは標準的な手続きである」と、声明を発表している。
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▽そのような状況から、過去には2015年のヨーロッパリーグで、当時ドルトムントに所属していたムヒタリアンはアゼルバイジャンのガバラとの試合を欠場した背景がある。
▽欧州サッカー連盟(UEFA)は、この件に関して「UEFAが主催する試合において、選手たちが他国へ入国するためのビザを発行できるよう、協会やクラブ、大使館へ文書を送ることは標準的な手続きである」と、声明を発表している。
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