ロブソン=カヌがウェールズ代表を引退! ユーロ2016でベスト4に大きく貢献

2018.08.29 20:30 Wed
Getty Images
ウェールズ代表は29日、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)に属するWBAのFWハル・ロブソン=カヌ(29)が同国代表を引退することを発表した。

▽ロブソン=カヌはウェールズ代表通算44試合に出場し、5ゴールを記録。世代別代表としてはイングランドからの招集に応じていたが、2010年5月に祖母のルーツであるウェールズのフル代表を選択した。

▽ユーロ2016では予選から主力を務め、本大会ではジョーカーとして5試合2ゴールを記録。とりわけ準々決勝ベルギー代表戦では巧みなターンから決勝点を奪い切るなど、印象的な活躍でウェールズ史上初の4強入りに大きく貢献した。
▽ロブソン=カヌは代表引退に際し、自身のツイッター(@RobsonKanu)を通じて以下のようなメッセージを伝えている。

「自分の国を国際レベルで代表するという夢を見られて、僕はとても感謝している」
「真のプライド、そして比較できないパッションに支えられたシャツを着られて、光栄だった」

「プライドは、できるとは思っていなかったことを達成することで。パッションは、同じ国家であることを強く求めた」

「僕は国際サッカーから引退する決定を下した。長い間考えたけど、決断は下された。家族に約束したんだ。僕は持てる時間を彼らに捧げる。そしてスポーツの中で自分のクラブキャリアに集中することを選択した。ゲームから離れていく必要があるんだ」

「ライアン・ギグスとこのチームが今後も成功を収めることを願う。そして、ガリー・スピードとクリス・コールマンが築いてくれた、新しい世代の人々の理解と協力に感謝したい」

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