ローマに敗北のトリノSD「審判団が試合を動かした」退場処分の監督は会見を欠席
2018.08.20 16:05 Mon
19日、セリエA開幕戦が行われ、昨シーズン3位のローマは1-0でトリノに勝利し、アウェーで3ポイントを獲得した。しかし対戦相手トリノのジャンルカ・ペトラルキSD(スポーツディレクター)は、主審の判定に不満を漏らした。試合終了後、指揮官のヴァルテル・マッツァーリに代わり、記者会見に出席し、自身の見解を語った。
■トリノは昨季に続き今年も不利な判定?トリノ対ローマ戦には、イタリア代表監督のロベルト・マンチーニの姿もあり、注目を集めた一戦となった。48分、トリノのFWイアゴ・ファルケがネットを揺らしたが、主審はVARを使用し、直前のプレーでオフサイドがあったとして得点を取り消した。続いて81分、ファルケがエリア内で倒されたように見えたが、主審は笛を吹かず、マッツァーリは判定を不服として激しく抗議。退場処分を受けた。トリノのペトラリキSDは、さらなる処分を避けるために指揮官が記者会見を欠席することに決まったと説明。さらに審判団の判定について、不満を漏らした。
「もし喋ったら10試合の資格停止処分が科されただろう。避けようということに決まった。我々とスパルは昨シーズン、最も不利な判定を受けたチームだ。そして今シーズンも同じ形でスタートすることになった。昨シーズンも、VARにより3ポイントを奪われてのスタートだった。そして今日も公平性がなかった。我々のゴールシーンにおいて、主審は(オラ)アイナのプレーをミリ単位までよく見ていた。だがその後、明らかなPKシーンに笛を吹かなかった。この試合は審判団によって動かされた試合だ。非常に苦い気持ちだ。カレンダーが決定したとき、笑顔で皆と話してはいたが、我々のチームが一番不利であると悟った」
「主審がVARを使用せず、あの状況を見直さなかったのは残念だ。それでもトリノは良いプレーをしていた。こういった試合に敗れると、なおさら怒りがこみ上げてくる。それから(決勝点を挙げたローマのエディン)ジェコは、凄まじいゴールで素晴らしかった」
提供:goal.com
■トリノは昨季に続き今年も不利な判定?トリノ対ローマ戦には、イタリア代表監督のロベルト・マンチーニの姿もあり、注目を集めた一戦となった。48分、トリノのFWイアゴ・ファルケがネットを揺らしたが、主審はVARを使用し、直前のプレーでオフサイドがあったとして得点を取り消した。続いて81分、ファルケがエリア内で倒されたように見えたが、主審は笛を吹かず、マッツァーリは判定を不服として激しく抗議。退場処分を受けた。トリノのペトラリキSDは、さらなる処分を避けるために指揮官が記者会見を欠席することに決まったと説明。さらに審判団の判定について、不満を漏らした。
「もし喋ったら10試合の資格停止処分が科されただろう。避けようということに決まった。我々とスパルは昨シーズン、最も不利な判定を受けたチームだ。そして今シーズンも同じ形でスタートすることになった。昨シーズンも、VARにより3ポイントを奪われてのスタートだった。そして今日も公平性がなかった。我々のゴールシーンにおいて、主審は(オラ)アイナのプレーをミリ単位までよく見ていた。だがその後、明らかなPKシーンに笛を吹かなかった。この試合は審判団によって動かされた試合だ。非常に苦い気持ちだ。カレンダーが決定したとき、笑顔で皆と話してはいたが、我々のチームが一番不利であると悟った」
「主審がVARを使用せず、あの状況を見直さなかったのは残念だ。それでもトリノは良いプレーをしていた。こういった試合に敗れると、なおさら怒りがこみ上げてくる。それから(決勝点を挙げたローマのエディン)ジェコは、凄まじいゴールで素晴らしかった」
提供:goal.com
トリノの関連記事
セリエAの関連記事
|
トリノの人気記事ランキング
1
「目標はユーロ連覇」イタリア代表指揮官、若手の名前列挙し本大会選出へアピール要求! 19歳のサプライズ招集も示唆
イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでユーロ2024への意気込みを語った。 昨年9月にスクデット指揮官としてアッズーリを託されたスパレッティ監督。ユーロ予選途中からの指揮という、決して簡単ではない状況からの船出となったが、無事に予選突破を決めた。 全世界が注目する、“競技レベルはワールドカップ(W杯)よりも高い”と言われるユーロ本大会まで残り3カ月と少し。前回王者イタリア代表を率いる老将は、王座防衛を宣言する。 「我々は予選通過に値するプレーを見せ、見事にその資格を得た。強調されるべきは、各々が常に自らの仕事を放棄せず、積極的なサッカーを貫いている点だ。この集中力をもっともっと改善したい。チームはまだまだ発展途上だ」 「私にはイタリア代表を強くする責任があり、現状、満足できるものなどほとんどない。それはなぜか? 目標がユーロ連覇とW杯優勝だからだ。これは全イタリア国民の期待であり、過去の偉大な歴史がそれを欲しているのだ」 「イングランド、フランス、スペイン、ドイツ…強敵だらけだが、我々だって彼らのレベルに劣っているわけではない。しかし、イングランドを20分間凌駕するだけでは駄目だ。90分間良いプレーをして初めて勝るのだ」 欧州制覇への覚悟を滲ませるスパレッティ監督。その一方、一部の主力選手が所属クラブで不振に喘いでいる現状を危惧している。 「フェデリコ・キエーザ(ユベントス)にニコロ・ザニオーロ(アストン・ビラ)…私は彼らの困難な状況を注視しているよ。万が一に備え、方向転換して別の解決策を準備しておく必要があるだろう。具体的なことを1つ挙げると、[3-4-2-1]を検討している」 「これは守備的な考え方ではなく、そこにいるプレーヤーの快適さを考慮したシステム案だ。間違ってもボール非保持のときに5バックにする、というものではない。攻撃性を維持しつつ、バランスも必要なのだ」 キエーザらのユーロ本大会落選をちらつかせた一方、現時点では当落選上にいると考えられる、A代表未経験の若手を含む選手たちの名前を掲げ、シーズン後半戦でのアピールを期待していると、遠回しながらもハッパをかけた。 「アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ/24歳)は本当に頑丈なセンターバックだ。ラウル・ベッラノーバ(トリノ/23歳)とリッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ/21歳)も準備ができている。ジオバンニ・ファビアン(ボローニャ/19歳)を選んだらサプライズか?」 「ガエターノ・カストロヴィッリ(フィオレンティーナ/27歳)も最近は再びプレーし始めた。他にもアンドレア・カンビアーゾ(ユベントス/24歳)、トンマーゾ・バルダンツィ(ローマ/20歳)、ロレンツォ・ルッカ(アヤックス/23歳)、マルコ・カルネセッキ(アタランタ/23歳)、ミケーレ・ディ・グレゴリオ(モンツァ/26歳)、イバン・プロベデル(ラツィオ/29歳)…」 「リストに載るのは23名(正しくは26名)だが、大会前のトレーニングはさらに4〜6人を帯同させて少しでも経験を積ませたい。新たな花びらを加える可能性は十分にある」 かなり踏み込んだ内容まで語り、ユーロへのアツい意気込みをのぞかせたスパレッティ監督。これに奮起しない若手はA代表には不要だ。 2024.02.24 21:21 Sat2
トリノの21歳イタリア代表MFリッチ、セリエA上位陣3クラブがオファーを提示するも…
トリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(21)を巡り、セリエAの上位陣が争奪戦を繰り広げているようだ。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えている。 リッチは若手選手の育成に定評があるエンポリの下部組織出身。2020-21シーズンのセリエB最優秀若手選手賞に輝くなどエンポリの主力として活躍したのち、今季からトリノへ完全移籍。迎えた今季はセリエA17試合で1得点1アシストを記録している。 エンポリ時代からセリエA上位陣への移籍は噂されていたものの、トリノに来た現在でもその可能性は残っている模様。イタリア『トゥットスポルト』によると、ナポリ、インテル、ミランがトリノに対してオファー済みだという。 だが、トリノはこれらを却下し、リッチを保持する方針を再確認。エンポリから850万ユーロ(約12億円)で釣り上げた自国イタリアの成長株について、3000万ユーロ(約42億5000万円)のオファーでも拒否する考えとのことだ。 2023.03.17 20:46 Fri3
ミラン、若手右SBを2人リストアップ… 人気銘柄フレスネダとは個人合意間近か
ミランは右サイドバックの新戦力として、2人の選手を候補にあげているようだ。 右サイドバックにイタリア代表DFダビデ・カラブリアやイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィ、センターバックも兼任するU-21フランス代表DFピエール・カルルを抱えているミラン。だが、イタリア『トゥットスポルト』によると、ミランはレアル・バジャドリーのU-19スペイン代表DFイバン・フレスネダ(18)や、トリノのコートジボワール代表DFウィルフリード・ステファン・シンゴ(22)の獲得を検討しているという。 フレスネダに関しては、ドルトムントやアーセナル、バルセロナ、ユベントスなど多くのクラブが関心を示しているが、ミランもかねてからフレスネダに目をつけていたとスペイン『Relevo』が報じている。ここにきて、ミランはフレスネダに再接近したようで、代理人との合意が近く、残すはバジャドリーとの交渉になるようだ。 欧州の移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ミランがシンゴとフレスネダの両選手をリストアップしていると主張。シンゴとの交渉は進行中だという。 なお、イタリア『トゥットスポルト』によると、バジャドリーはフレスネダの売却に1500万ユーロ(約23億7000万円)を要求。しかし、バジャドリーが選手の売却を必要としているため、1000万ユーロ(約15億8000万円)+ボーナスで成立する可能性もあるようだ。 シンゴとトリノの契約は残り1年となっているが、イタリア『カルチョメルカート』によると、両者間の契約延長交渉は進んでいない。トリノはすでにカリアリからU-21イタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(23)を獲得し、右サイドバックの補強に成功。トリノがシンゴを売却することが考えられる状況にあり、ミランだけでなくインテルも同選手の獲得を狙っているようだ。 2023.07.03 14:51 Mon4
モナコ、トリノからコートジボワール代表MFシンゴを獲得!
モナコは17日、トリノからコートジボワール代表MFウィルフリード・ステファン・シンゴ(22)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。 トリノの下部組織出身シンゴは、2020年6月に行われたカリアリ戦でセリエAデビュー。身長190cmの恵まれた体躯を活かした大きなストライドから繰り出されるスピードが魅力で、右ウィングバックを主戦場に在籍4シーズンで公式戦108試合に出場。 昨季もセリエA22試合に出場し、2得点1アシストを記録していた。 また、2021年6月にデビューしたコートジボワール代表では、これまで7試合に出場している。 2023.08.18 01:45 Fri5