ミランの逆転判決の被害者はアタランタ…急遽EL予備予選に参戦に

2018.07.21 15:14 Sat
Getty Images
▽スポーツ仲裁裁判所(CAS)は20日、ミランに対する欧州カップ戦出場権の剥奪を取り消したことを発表した。この逆転判決によって昨季セリエA6位のミランの今季ヨーロッパリーグ(EL)へのストレートインが決定した一方、アタランタフィオレンティーナに実害が生じることになった。

▽ミランは先日、欧州サッカー連盟(UEFA)からファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反で今後2年間の欧州カップ戦出場権剥奪の処分を科された。そして、この処分に伴い7位アタランタがELストレートイン、8位フィオレンティーナがEL予備予選2回戦出場という形に繰り上がりになっていた。

▽しかし、CASによる逆転判決によってミランのELストレートインが確定した結果、アタランタはフィオレンティーナに代わって急遽EL予備予選2回戦に出場することになった。
▽元々、出場権がなかったフィオレンティーナの出場資格剥奪はさほど大きな影響はないものの、ストレートインから急遽予備予選2回戦への出場を強いられるアタランタは、ある程度この事態を想定していたとはいえ、ここから急ピッチでチームを仕上げる必要が出てくる。

▽なお、アタランタはEL予備予選2回戦でサラエボ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)との対戦が決定しており、7月26日に1stレグを。8月2日に2ndレグを戦うことになる。

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