アザール&デ・ブライネ躍動のベルギーがイングランド撃破で史上最高位の3位フィニッシュ《ロシアW杯》

2018.07.15 00:57 Sun
Getty Images
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)3位決定戦、ベルギー代表vsイングランド代表が14日にサンクトペテルブルク・スタジアムで行われ、2-0でベルギーが勝利し3位で大会を終えた。

▽準決勝のフランス代表戦を相手の堅守を崩せずに0-1と敗れて初の決勝進出を逃したベルギーは、フランス戦のスタメンから2選手を変更。フェライニとデンベレに代えてティーレマンスと出場停止明けのムニエを起用した。

▽一方、クロアチア代表との準決勝を延長戦の末に1-2と敗れて優勝した1966年大会以来の決勝進出を逃したイングランドは、5選手を変更。デレ・アリ、リンガード、ヘンダーソン、A・ヤング、ウォーカーに代えてロフタス=チーク、デルフ、E・ダイアー、ローズ、フィル・ジョーンズを起用した。
▽グループステージ最終節でも対戦した両国の3位をかけた再戦。ポゼッションする立ち上がりとなったベルギーは開始4分に先制する。ルカクのスルーパスを左サイド高い位置で受けたシャドリのクロスをゴール前に詰めたムニエが押し込んだ。

▽先制後、5バックを敷いてイングランドにボールを持たせ、カウンター狙いにシフトしたベルギーは12分にデ・ブライネがGKピックフォードを強襲するシュートを浴びせると、17分にはデ・ブライネが絶妙なスルーパスを送り、ボックス内のルカクにボールが渡るも、トラップをミスしてシュートを打ちきれなかった。
▽一方、攻め手がなくスターリングがバイタルエリアまで下がってアクセントを付けにかかるイングランドは、20分にCKからマグワイアがヘディングシュートを浴びせれば、23分にはスターリングのお膳立てからケインがシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。

▽引き続きボールを持たされてチャンスを作れないイングランドに対し、カウンターで牽制して主導権を渡さないベルギーは35分にCKの流れから、アルデルヴァイレルトが際どいボレーシュートを浴びせる。そんな中、ベルギーにアクシデント。左足太ももを痛めてプレー続行不可能となったシャドリに代えて39分にヴェルメーレンが投入される。この交代によってヴェルトンゲンが左ウイングバックに上がった。

▽1点を追うイングランドは後半からスターリングとローズに代えてラッシュフォードとリンガードを投入。デルフが左サイドに移った。そのイングランドが前がかる展開で推移していくも56分、ベルギーに決定機。デ・ブライネの絶妙なスルーパスに反応したルカクがボックス内へ侵入。しかし、前半同様にトラップをミスしてシュートを打てなかった。

▽その後、ルカクに代えてメルテンスを投入したベルギーに対し、イングランドは70分、ようやく決定機。ラッシュフォードのスルーパスを受けてボックス右に侵入したE・ダイアーが飛び出したGKを外すチップキックシュート。しかし、戻ったアルデルヴァイレルトにゴールライン前での好クリアに阻まれる。

▽さらに74分、FKからマグワイアがヘッドでゴールに迫ったイングランドが攻勢に出る中、80分にベルギーがカウンターから追加点に迫る。デ・ブライネ、メルテンスとつないで最後はボックス右のムニエがボレーシュート。だが、GKピックフォードのファインセーブに阻まれた。

▽それでも82分、ベルギーが試合を決定付ける。デ・ブライネのスルーパスを受けたアザールがフィル・ジョーンズをスピードで置き去りにしてGKピックフォードとの一対一を制した。

▽このまま2-0で勝利したベルギーが同国史上最高位の3位で今大会を終えている。

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元ヴィッセル神戸のフェルマーレン氏、ベルギー代表コーチ退任へ… 別の役職で協会残留か

トーマス・フェルマーレン氏(37)がベルギー代表コーチを退任する見込みだ。ベルギー『HLN』が伝える。 フェルマーレン氏はアーセナルやバルセロナなどで活躍したのち、2021年にヴィッセル神戸で現役引退。引退直後にはカタール・ワールドカップ(W杯)へ向けた準備を進めるベルギー代表チームのコーチに就任した。 同代表はロシアW杯で3位に輝き、カタールW杯でも優勝候補と目されたが、結果はあえなくグループステージ敗退。ロベルト・マルティネス監督は退任し、今月8日にティエリ・アンリ氏のコーチ退任も発表された。 フェルマーレン氏もこれに続く格好だが、ドメニコ・デデスコ新監督が自ら呼び寄せたコーチ陣で固めることにこだわっているようで、近日中に「組閣」が完了すると地元メディアのインタビューで語った。 一方でベルギーサッカー協会(KBVB)はフェルマーレン氏の留任を希望。最終的にはデデスコ新監督の意向が反映されそうとのことだが、現在も両者による会談が続いているとされる。 なお、KBVBはフェルマーレン氏に別の何らかの役職を与え、協会内にとどめたい考えとみられている。 2023.02.18 20:20 Sat
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頭部同士が激しく激突、動けず12分間も治療…担架で運ばれたイングランド女子代表DFにはスタンドから拍手

イングランド女子代表DFアレックス・グリーンウッド(マンチェスター・シティ)が試合中に頭部を負傷し、現場は一時騒然とした。 10月31日、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)グループA1の第4節でベルギー女子代表とイングランド女子代表が対戦した。 事件は前半19分に発生。GKからのフィードをハーフウェイライン付近で競り合うと、ルーズボールに対してイングランドのグリーンウッドが頭でクリアに行くと、そこにベルギーのFWジャシナ・ブロムが突っ込む形に。激しく激突すると、2人ともピッチに倒れ込み、起き上がれなくなった。 特に激突されたグリーンウッドはピクリとも動かず。急いでメディカルチームがピッチに飛び込むと、その場で治療がスタート。約12分間の中断となり、酸素吸入器もつけられるなど深刻な状態となっていた。 そのまま担架に乗せられてピッチを後にしたグリーンウッド。その際にはスタンドから拍手が送られることに。試合後には歩いている姿も目撃されているとのことで、無事なようだ。なおブロムは包帯を巻いた状態でプレーを続けた。 チームメイトのルーシー・ブロンズはイギリス『ITV4』で「彼女が苦しんでいるのを見るのは嬉しくはない」とコメント。「頭部の負傷であることは明らかで、軽視できないもの。ピッチ状ではメディカルチームが素晴らしく、彼女の安全を確認してくれたので、回復を祈るばかりです」とコメントした。 なお、試合はホームのベルギーが早々に先制。その後イングランドが前半のうちに逆転するも、前半アディショナルタイムにベルギーが追いつくと、終盤にはPKでベルギーが逆転。3-2でベルギーが勝利を収めた。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の準優勝チームはこれで4試合を終えて2勝2敗でグループ3位につけている。 <span class="paragraph-title">【動画】頭部同士が激しく激突し動けず…約12分間の治療…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TSuLAmYjWVQ";var video_start = 135;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.01 08:30 Wed

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