東京Vが神戸FWレアンドロを完全移籍で獲得「全ての情熱を捧げる」

2018.07.05 11:42 Thu
Getty Images
東京ヴェルディは5日、ヴィッセル神戸からブラジル人FWレアンドロ(33)を完全移籍で獲得したことを発表した。
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▽コリンチャンスやナシオナル、サンパウロなどブラジル国内でプレーしていたレアンドロは、2005年に大宮アルディージャに移籍。2005年にモンテディオ山形へ移籍すると、2007年に神戸へと移籍。2009年にはガンバ大阪でプレーした。▽その後、カタールのアル・サッド、アル・ラーヤンでプレーすると、2012年にG大阪に復帰。2014年からは柏レイソルでプレーすると、2015年途中から神戸に復帰していた。
▽しかし、2017年はケガの影響もありシーズンを棒に振ると、今シーズンもここまで明治安田生命J1リーグで2試合、YBCルヴァンカップで1試合出場1得点と結果を残せていなかった。レアンドロはクラブを通じてコメントしている。

「伝統と歴史のあるクラブ、東京ヴェルディの一員になれることに、大きな幸せを感じています。目の前の試合での勝利、目標であるJ1昇格を達成するために、最大限の努力を惜しまず、全ての情熱を捧げることを約束します。どうぞよろしくお願いいたします」
▽また、通算6シーズンプレーした神戸を通じてもコメントファン・サポーターへの感謝を口にしている。

「幸せな時間、辛い時間、多くの時間を共に過ごし、戦ってくれたサポーターの皆様、選手として同じ時間を共有した仲間、そしてクラブに関わる全ての方々に感謝いたします。これからは皆様と別々の道を歩むことになります。僕の人生で特別な時間を過ごし、愛した「神戸」を離れるという決断は、とても難しいものでした。ですが、心を決めた今は、次のクラブでも必ず成功できると強く信じています。ヴィッセル神戸をはじめ、ヴィッセル神戸に関わる全ての方々に素晴らしい未来が訪れますように。本当にありがとうございました」

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「彼は残る決断をした」移籍の話もあったキャプテンMF森田晃樹と掴んだ16年ぶりのJ1切符、東京V・城福浩監督は「言葉では説明できない」

J1昇格を果たした東京ヴェルディの城福浩監督が、チームを支えてきたキャプテンMF森田晃樹について語った。 2日、2023J1昇格プレーオフ決勝で東京Vは清水エスパルスと対戦した。 今シーズンのJ2で3位に終わった東京Vと4位の清水の対戦。国立競技場で行われた試合には、5万3264人の大観衆が詰めかけた。 16年ぶりのJ1昇格を目指す東京Vは、1年での復帰を目指す清水と“オリジナル10”同士の意地を懸けた戦いとなった。 試合は前半から清水が攻撃を仕掛けていく展開もゴールレスで折り返すと、63分に東京Vの森田晃樹がハンドを取られてPKを与えてしまうと、チアゴ・サンタナがしっかりと決めて清水が先制する。 1点を追う東京Vはボールこそ握るもフィニッシュまでなかなかいけず。敗退かと思われたが、94分に抜け出した染野唯月に対して高橋祐治がタックル。これがファウルとなりPKを獲得すると、これを染野がしっかりと決めて同点に。そのまま試合は終わり、1-1で終了。年間順位で上位にいたため、16年ぶりのJ1昇格を果たすこととなった。 試合後の記者会見で城福監督は、キャプテンの森田について言及。この試合では清水のPKにつながるハンドをしてしまった中、チームのためにしっかりと1年間戦ってくれたことを称えた。 「このチームは毎年主力が流出しています。去年も私が就任してから夏に2人、冬に4人のレギュラーがいなくなりました」 「もちろん彼も大きな選択を迫られていた冬でした。なぜならばこのチームはそれが当たり前だから。シーズンが終われば主力が居なくなるのが当たり前です。ただ、彼は残る決断をした。彼のキャラクターからしたら、キャプテンに任命されるなんて到底考えらなかったし、発想もできなかった」 「その中でこの1年一緒に格闘してきて、もがいてきて、辛抱強く積み重ねてきて、最後彼と一緒に昇格できたというのは、ちょっと言葉では説明できないです」 シーズン前には移籍の噂もある中で、「ヴェルディをJ1に上げた男になりたい」と残留を決断。アカデミー時代から育ったチームのJ1時代は知らない男だが、ヴェルディファミリーの想いを胸に戦い続け、悲願のJ1昇格を果たし、試合後に涙を流した。 2023.12.02 21:45 Sat

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