ケインのハットトリックなどで6発大勝のイングランドがベルギーと共に決勝T進出!《ロシアW杯》
2018.06.24 23:02 Sun
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)グループG第2節でイングランド代表vsパナマ代表が24日にニジニ・ノヴゴロド・スタジアムで行われ、イングランドが6-1で勝利した。この結果、イングランドとベルギーの決勝トーナメント進出が決定した。
▽立ち上がりはパナマが積極的に前に出てカウンターからシュートシーンを作り出すが、イングランドが得意のセットプレーから早々に先制点を奪う。8分、右CKの場面でキッカーのトリッピアーが絶妙なアウトスウィングのクロスを入れると、ニアに飛び込んだヘンダーソンがDF2枚を引っ張ると、この後方で完璧にフリーになったストーンズが難なく左隅にヘディングシュートを突き刺した。
▽幸先良く先制したイングランドだが、その後も相手の反撃に晒されるなどピリッとしないプレーが続くも再びセットプレーから2点目を奪う。20分、オフサイドラインの味方をオトリにギリギリで抜け出したリンガードがゴール右で相手DFエスコバルに後ろから倒されてPKを獲得。これをキッカーのケインがゴール左上隅に強烈なシュートで決め切り、2試合連続ゴールを記録した。
▽その後も攻撃の手を緩めないイングランドは40分、相手陣内中央で得たFKの場面でサインプレーからトリッピアーのショートパスをヘンダーソンがダイレクトでボックス右に蹴り込むと、ケインが頭で中央へ折り返しフリーのスターリングがヘディングシュート。これはGKに弾き出されるもストーンズが冷静にこぼれ球を押し込みこの試合2点目。さらに前半アディショナルタイムにはCKの場面の競り合いでDFのホールディングを受けたケインがPKを奪取。これを1本目とほぼ同じコースに決めて得点ランクトップタイの4ゴール目を決めた。
▽迎えた後半、大量リードのイングランドは無理に攻めに行かずゲームコントロールを優先した試合運びを見せる。それでも、62分にはボックス手前右でロフタス=チークが放ったミドルシュートがオフサイドラインぎりぎりのケインに当たって大きくコースが変わると、これがGKの逆を突く形でゴールネットに吸い込まれ、ケインが幸運な形で今大会2人目のハットトリックを達成した。
▽この6点目を受けてサウスゲイト監督は殊勲のケインとリンガードを下げてヴァーディ、デルフを今大会初めてピッチに送り出す。一方、何とか一矢報いたいパナマはゴドイ、バルセナス、ガブリエル・ゴメスを下げてアビラ、アローヨ、バロイを続けて投入する。
▽すると、この交代でやや勢いが出たパナマは76分にセットプレーからゴール右でフリーのロマン・トーレスに決定機が訪れると、78分には相手陣内左サイドで得たFKの場面でアビラが左足で精度の高いボールをGKと最終ラインの間に入れると、これをフリーのバロイが魂のボレーシュートで合わせ、パナマが途中出場2人の連係から歴史的なW杯初ゴールを記録した。
▽しかし、パナマの一矢報いるゴールも試合の大勢に影響はなく試合はこのままイングランドの6-1の勝利に終わった。この結果、ベルギーと共に連勝のイングランドの決勝トーナメント進出が決定した。なお、勝ち点、得失点差、総得点でも並んだ両者は最終節の直接対決で首位通過を懸けて激突する。
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▽チュニジアとの初戦では相手のハードワークに苦戦を強いられたものの、勝負強い頼れるエースFWケインの試合終了間際の劇的弾含む2ゴールの活躍によって2-1で競り勝ったイングランド。前日の試合でベルギー代表が連勝したため勝利で決勝トーナメント進出が決定するパナマ戦に向けてはチュニジア戦から先発1人を変更。筋肉系の問題を抱えるデレ・アリに代わってロフタス=チークが起用された。▽一方、パナマはベルギーとの初戦では前半は粘り強い守備を軸に思い通りの戦いを見せたものの最終的に相手の圧倒的な個の力に屈し、歴史的なW杯初戦は大敗という結果に終わった。歴史的勝ち点奪取に向けて意気込むチームはベルギー戦と同じスタメンで臨んだ。▽幸先良く先制したイングランドだが、その後も相手の反撃に晒されるなどピリッとしないプレーが続くも再びセットプレーから2点目を奪う。20分、オフサイドラインの味方をオトリにギリギリで抜け出したリンガードがゴール右で相手DFエスコバルに後ろから倒されてPKを獲得。これをキッカーのケインがゴール左上隅に強烈なシュートで決め切り、2試合連続ゴールを記録した。
▽この2点目で完全に試合の流れを掌握したイングランドは前がかりなパナマをうまくいなしながらカウンターを軸に鋭い攻撃を仕掛けていく。すると36分、ボックス手前左でスターリングとのパス交換でシュートコースを作りだしたリンガードが圧巻の右足コントロールシュートをゴール右上隅に突き刺し、イングランドの今大会初めてとなる流れの中からのゴールを奪取する。
▽その後も攻撃の手を緩めないイングランドは40分、相手陣内中央で得たFKの場面でサインプレーからトリッピアーのショートパスをヘンダーソンがダイレクトでボックス右に蹴り込むと、ケインが頭で中央へ折り返しフリーのスターリングがヘディングシュート。これはGKに弾き出されるもストーンズが冷静にこぼれ球を押し込みこの試合2点目。さらに前半アディショナルタイムにはCKの場面の競り合いでDFのホールディングを受けたケインがPKを奪取。これを1本目とほぼ同じコースに決めて得点ランクトップタイの4ゴール目を決めた。
▽迎えた後半、大量リードのイングランドは無理に攻めに行かずゲームコントロールを優先した試合運びを見せる。それでも、62分にはボックス手前右でロフタス=チークが放ったミドルシュートがオフサイドラインぎりぎりのケインに当たって大きくコースが変わると、これがGKの逆を突く形でゴールネットに吸い込まれ、ケインが幸運な形で今大会2人目のハットトリックを達成した。
▽この6点目を受けてサウスゲイト監督は殊勲のケインとリンガードを下げてヴァーディ、デルフを今大会初めてピッチに送り出す。一方、何とか一矢報いたいパナマはゴドイ、バルセナス、ガブリエル・ゴメスを下げてアビラ、アローヨ、バロイを続けて投入する。
▽すると、この交代でやや勢いが出たパナマは76分にセットプレーからゴール右でフリーのロマン・トーレスに決定機が訪れると、78分には相手陣内左サイドで得たFKの場面でアビラが左足で精度の高いボールをGKと最終ラインの間に入れると、これをフリーのバロイが魂のボレーシュートで合わせ、パナマが途中出場2人の連係から歴史的なW杯初ゴールを記録した。
▽しかし、パナマの一矢報いるゴールも試合の大勢に影響はなく試合はこのままイングランドの6-1の勝利に終わった。この結果、ベルギーと共に連勝のイングランドの決勝トーナメント進出が決定した。なお、勝ち点、得失点差、総得点でも並んだ両者は最終節の直接対決で首位通過を懸けて激突する。
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