【2017-18プレミアリーグベストイレブン】王者シティから大半を占める6選手が選出

2018.05.25 01:01 Fri
Getty Images
▽2017-18シーズンのプレミアリーグが終了しました。そこで本稿では今季のプレミアリーグベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。
PR
◆プレミアリーグベストイレブン
GK:デ・ヘア
DF:ウォーカー、オタメンディ、ヴェルトンゲン、マルコス・アロンソ
MF:デ・ブライネ、フェルナンジーニョ、シルバ
FW:サラー、ケイン、スターリングGK ダビド・デ・ヘア(27歳/マンチェスター・ユナイテッド)
出場試合数:37(先発:37)/出場時間:3330分
失点数:28
Getty Images
▽ユナイテッドのリーグ2位の失点数を支えたのはこの男。驚異的な反射神経と身体能力でビッグセーブを連発し何度もピンチを救った。18度のクリーンシートはリーグ最多の数字だ。
DF カイル・ウォーカー(27歳/マンチェスター・シティ)
出場試合数:32 (先発:32)/出場時間:2787分
得点数:0
Getty Images

▽移籍金5000万ポンドでトッテナムから加入したウォーカーはすぐさまグアルディオラ監督のスタイルに順応。効果的な上下運動を繰り返し驚異的な支配率を誇るシティのフットボールを支えた。

DF ニコラス・オタメンディ(30歳/マンチェスター・シティ)
出場試合数:34試合(先発:33)/出場時間:2968分
得点数:4
Getty Images

▽ペップの下で足元の技術が洗練されたオタメンディは元々の守備力に加えビルドアップ能力も身に着けた。183cmという比較的低身長にもかかわらず空中戦でも強さを見せ、セットプレー時では相手の脅威となった。
DF ヤン・ヴェルトンゲン(31歳/トッテナム)
出場試合数:37(先発:37)/出場時間:3296分
得点数:0
Getty Images
▽1試合あたりの失点数を「1」以下に抑えたこの男の貢献度は計り知れない。シーズン途中に長期離脱を強いられたアルデルヴァイレルトに代わって抜擢されたダビンソン・サンチェスと鉄壁の“元アヤックスコンビ"を築き、持ち前のキック精度の高さで攻撃陣を後方から支援する姿も見受けられた。

DF マルコス・アロンソ(チェルシー)
出場試合数:33(先発:33)/出場時間:2860分
得点数:7
Getty Images

▽昨季王者から唯一の選出。昨シーズン、ヴィオラ時代にもプレーしたウイングバックに主戦場を見出したマルコス・アロンソは今季もその攻撃力を遺憾なく発揮。第2節のトッテナム戦での2ゴールや第18節のセインツ戦での決勝点など大事な場面での得点が光った。卓越した左足のプレースキックを武器に低空飛行を続けたチェルシーで一定のパフォーマンスを披露し、今季はスペイン代表デビューも飾った。

MF フェルナンジーニョ(33歳/マンチェスター・シティ)
出場試合数:34(先発:33)/出場時間:2885分
得点数:5
Getty Images

▽今季で5シーズン目を迎えた33歳のベテランはこのチームのキーマンとなった。守備からボールを繋ぐ前線への橋渡し役としての重要な役割を完遂。抜群のボール回収能力でシティの怒涛の攻撃を陰からアシストした。

MF ケビン・デ・ブライネ(26歳/マンチェスター・シティ)
出場試合数:37(先発:37)/出場時間:3085分
得点数:8
Getty Images
▽新設された“アシスト王"の初代受賞者が文句なしの選出。今季のシティはデ・ブライネなしでは語れない。指揮官も「プレミアに彼以上の選手はいない」と舌を巻くほど、今シーズンのデ・ブライネはシュート、パス、ドリブル、いずれをとってもパーフェクトだった。

MF ダビド・シルバ(32歳/マンチェスター・シティ)
出場試合数:29(先発:28)/出場時間:2437分
得点数:9
Getty Images

▽目まぐるしく入れ替わるチームの中で、今季で8シーズン目を迎えたシルバはシーズンを通してハイパフォーマンスを披露。ザネやジェズス、スターリングら若手をまとめ上げた司令塔には同胞の指揮官グアルディオラからの信頼も絶大だった。

FW モハメド・サラー(25歳/リバプール)
出場試合数:36(先発:34)/出場時間:2920分
得点数:32(PK1)
Getty Images

▽序盤から驚異的なペースで得点を重ね、得点王と共に、今季のプレミア最優秀選手賞を獲得したサラー。抜群のスピードと得点感覚で簡単に得点を奪ってしまう姿は “ファラオ(王)”と呼ぶにふさわしかった。ゴール数だけでなくアシスト数も「11」と、合わせて43ゴールを創出。守備でも献身的に走り、今季のサラーは欠点が見当たらなかった。

FW ハリー・ケイン(24歳/トッテナム)
出場試合数:37(先発:34)/出場時間:3083分
得点数:30(PK2)
Getty Images
▽2017年はケインの年になった。プレミア年間36得点&2017年56得点でメッシや、イングランドのレジェンド、シアラーを凌駕。3年連続プレミア得点王とはならなかったものの、キャリアハイの30得点の大台に乗せてきたところはさすがの一言。キャプテンにも任命されたワールドカップでも活躍が期待される。

FW ラヒーム・スターリング(23歳/マンチェスター・シティ)
出場試合数:33(先発:30)/出場時間:2593分
得点数:18(PK1)
Getty Images
▽1シーズン18ゴール11アシストは当然のようにキャリアハイの数字で、ゴールに直接絡んだ回数では、チーム内得点王のアグエロを上回る。とりわけ、第3節のボーンマス戦や、第14節のセインツ戦の後半アディショナルタイムでの劇的決勝弾は特筆もの。この勝利がシティの快進撃を支えたのは言うまでもない。

PR

マンチェスター・シティの関連記事

マンチェスター・シティの人気記事ランキング

1

今季シティで苦しむグアルディオラ監督が30年間連れ添った妻と離婚…その原因は?

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督と、長年連れ添った妻であるクリスティーナ・セラさんの離婚理由が明らかになったようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 これまでバルセロナやバイエルンで数多くの栄冠を勝ち取り、2016年から指揮を執るシティでも昨シーズンは前人未到のプレミアリーグ4連覇を成し遂げたグアルディオラ監督。その戦術は多くの指揮官に影響を与えており、世界最高の監督とも評されている。 しかし、今シーズンはシティでまさかの大苦戦。現在はやや不調を脱しつつあるものの、昨年12月にはキャリア初の公式戦7試合未勝利に陥るなど、かつてない姿を見せていた。 不振の最中には試合結果への落胆から自身の頭と鼻にひっかき傷を作るなど、精神面の乱れも指摘されていたグアルディオラ監督。そうした中で今週になってスペイン紙からは、30年連れ添ってきたファッションデザイナーのクリスティーナ・セラさんとの離婚が報じられた。 その離婚理由について、『デイリー・メール』はグアルディオラ監督の友人の証言として、指揮官の「仕事中毒」を指摘。クリスティーナ・セラさんは17歳の娘と2019年にバルセロナへ戻ると家族のブティック運営に携わっており、随分前から別居状態だったようだ。 関係者はグアルディオラ監督の不倫の可能性などについては否定。2人は友好的な関係を保ったまま別れたようであり、3人の子供たちとの関係も良好なようだ。 それでも、今シーズンは指揮官キャリアで初と言っても良い厳しい時期を過ごすグアルディオラ監督。家族との別れはそんな指揮官にとって、大きな打撃となりそうだ。 2025.01.15 17:30 Wed
2

シティ退団意向のウォーカー、ミランが獲得に急接近か

ミランがマンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)の獲得に迫っているようだ。イギリス『テレグラフ』が報じている。 今季は低調なパフォーマンスが目立ち、シティ不振のやり玉に挙げられていたウォーカー。そんな中11日、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がウォーカーの退団意向を明かしていた。 海外クラブでのプレーを希望しているとされるウォーカーにはサウジアラビア勢が関心を示しているとの報道があったが、ここに来てミランが獲得に急接近しているようだ。 『テレグラフ』によるとミランの特別顧問であるズラタン・イブラヒモビッチ氏がウォーカーと契約を結ぶために内密に動いていたという。そして2027年6月までの契約合意が間近と報じられている。 2017年夏にトッテナムからシティに移籍し、公式戦319試合に出場したウォーカーは6度のプレミアリーグ優勝、クラブ史上初のCL優勝に貢献するなど不動の右サイドバックとして活躍していた。 2025.01.13 11:15 Mon
3

三笘ブライトンvsチェルシーなど4つのプレミア勢対決! FAカップ4回戦の対戦カード決定

FAカップ4回戦の組み合わせ抽選会が12日に行われた。 イングランドサッカー協会(FA)に登録されている全てのクラブが出場可能なFAカップ。プレミアリーグ勢、チャンピオンシップ(2部)勢が参戦した3回戦ではブレントフォードが唯一下位カテゴリーに敗れたものの、アーセナルやウェストハムといったプレミア勢対決に敗れたチームを除いて波乱は起きなかった。 そんななか、今回決まった4回戦では三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがチェルシーとのプレミア勢対決に。さらに、アーセナルを撃破した前大会王者マンチェスター・ユナイテッドは、クラブOBで今季途中までコーチングスタッフを務めていたルート・ファン・ニステルローイ監督が率いるレスター・シティと対戦。さらに、アストン・ビラvsトッテナム、エバートンvsボーンマスがプレミア勢対決となった。 遠藤航所属のリバプールはブレントフォード撃破のプリマス・アーガイルと、マンチェスター・シティはレイトン・オリエントvsダービー・カウンティの勝者との対戦となる。 その他の日本人所属のプレミアリーグクラブでは菅原由勢のサウサンプトンがバーンリー、鎌田大地のクリスタル・パレスがドンカスターと対戦。 その他では大橋祐紀(ブラックバーン)、坂元達裕(コヴェントリー・シティ)、瀬古樹(ストーク・シティ)、田中碧(リーズ・ユナイテッド)、岩田智輝、横山歩夢のバーミンガム・シティが参戦する。 なお、FAカップ4回戦は2月第2週の週末に開催予定だ。 ◆FAカップ4回戦対戦カード マンチェスター・ユナイテッド vs レスター リーズ(2) vs ミルウォール(2)orダゲナム&レッドブリッジ(5) ブライトン vs チェルシー プレストン(2)orチャールトン(3) vs ウィコム・ワンダラーズ(3) エクセター・シティ(3) vs ノッティンガム・フォレスト コヴェントリー(2) vs イプスウィッチ ブラックバーン(2) vs ウォルバーハンプトン マンスフィールド(3)orウィガン(3) vs フルアム バーミンガム(3) vs ニューカッスル プリマス(2) vs リバプール エバートン vs ボーンマス アストン・ビラ vs トッテナム サウサンプトン vs バーンリー(2) レイトン・オリエント(3)orダービー・カウンティ(2) vs マンチェスター・シティ ドンカスター(4) vs クリスタル・パレス カーディフ(2) vs ストーク・シティ(2) ◆FAカップ3回戦 結果&日程 ▽1/9 シェフィールド・ユナイテッド(2) 0-1 カーディフ(2) エバートン 2-0 ピーターバラ(3) フルアム 4-1 ワトフォード(2) ▽1/10 ウィコム・ワンダラーズ(3) 2-0 ポーツマス(2) アストン・ビラ 2-1 ウェストハム ▽1/11 バーミンガム(3) 2-1 リンカーン(3) ブリストル・シティ(2) 1-2 ウォルバーハンプトン ミドルズブラ(2) 0-1 ブラックバーン(2) リバプール 4-0 アクリントン(4) レスター 6-2 QPR(2) ボーンマス 5-1 WBA(2) ブレントフォード 0-1 プリマス(2) チェルシー 5-0 モアカム(4) エクセター・シティ(3) 3-1 オックスフォード・ユナイテッド(2) ノリッジ(2) 0-4 ブライトン ノッティンガム・フォレスト 2-0 ルートン・タウン(2) レディング(3) 1-3 バーンリー(2) サンダーランド(2) 1-2 ストーク・シティ(2) リーズ(2) 1-0 ハローゲート・タウン(4) マンチェスター・シティ 8-0 サルフォード(4) コヴェントリー(2) 1-1(PK:4-3) シェフィールド・ウェンズデー(2) ハル・シティ(2) 1-1(PK:4-5) ドンカスター(4) ▽1/12 タムワース(5) 0-3 トッテナム アーセナル 1-1(PK:3-5) マンチェスター・ユナイテッド クリスタル・パレス 1-0 ストックポート(3) イプスウィッチ 3-0 ブリストル・ローヴァーズ(3) ニューカッスル 3-1 ブロムリー(4) サウサンプトン 3-0 スウォンジー・シティ(2) ▽1/13 ミルウォール(2) vs ダゲナム&レッドブリッジ(5) ▽1/14 レイトン・オリエント(3) vs ダービー・カウンティ(2) マンスフィールド(3) vs ウィガン(3) プレストン(2) vs チャールトン(3) ※()内は所属カテゴリー 2025.01.13 06:34 Mon
4

ウォーカーが退団を要請か…グアルディオラ監督「海外でプレーする可能性を探ってみたいとクラブに申し出た」

マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)が、クラブへ退団を要請したようだ。イギリス『BBC』が報じている。 今季もシティの主力であり、主将でもあるが、プライベートでの乱れも影響してか、肝心のプレー自体に精彩を欠くウォーカー。強みの対人でも衰えが隠せないのが実情だ。 そのウィーカーにはアル・ナスル、アル・アハリ、アル・イテハドらサウジアラビア勢が関心を示しているとのことで、移籍を見込んでか11日に行われたFAカップ3回戦のサルフォード戦のメンバーから外されていた。 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、8-0と圧勝した試合後の会見でウォーカーがクラブに退団を希望していると明かした。 「2日前、カイルは海外でプレーする可能性を探ってみたいとクラブに申し出た。今のところ、我々はその理由を把握していない」 「カイルがいなければ、この数年間クラブが勝ち取ったすべてのトロフィーを手に入れることはできなかった。絶対に不可能だ。彼は我々の右サイドバックで、我々に欠けていたものを与えてくれた。でも今、彼の心の中では、いろいろな理由から、他の国に行って晩年を過ごせるかどうか探りたいようだ」 もしウォーカーが退団を望んだ場合、その願いは叶うのかと問われたグアルディオラ監督は「もちろんだ」と、移籍を容認する考えを示した。 「状況はわからないから、必ずしも移籍が実現するとは限らない。だが、我々のチームに所属している選手の中で、ここにいたくないと思っている選手はいないと確信している。ここでは彼らが理想とするようなパフォーマンスと活躍ができるはずだ」 2025.01.12 08:20 Sun
5

シティがユベントスDFカンビアーゾに100億円超えのオファー提示へ

マンチェスター・シティがユベントスのイタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾ(24)にオファーを提示するようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏、ファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。 両氏によればシティは2日以内(18日まで)に移籍金6500万ユーロ(約104億円)のオファーをユベントスに提示するとのこと。 シーズン途中で絶対的主力であるカンビアーゾの売却には応じ難いユベントスではあるが、希望額の7000~8000万ユーロに迫る移籍金のため、カンビアーゾを手放す可能性があるという。 ジェノアで頭角を現し、2022年7月にユベントスと契約したカンビアーゾはレンタル先のボローニャで更に飛躍。両サイドバック、両ウイングバックを器用にこなし、昨季からプレーするユベントスで主力となると、今季ここまでも公式戦25試合出場2ゴール2アシストの活躍を見せていた。 2025.01.17 10:30 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly