ナポリに屈したクロトーネが2年でセリエBへ降格《セリエA》

2018.05.21 03:12 Mon
Getty Images
クロトーネは20日、セリエA最終節でナポリとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗れた。この結果、クロトーネのセリエB降格が決まっている。

▽14位キエーボ(勝ち点37)、15位ウディネーゼ(勝ち点37)、16位カリアリ(勝ち点36)、17位SPAL(勝ち点35)、18位クロトーネ(勝ち点35)による痺れる残留争い。

▽前節ラツィオに善戦して2-2と引き分けたクロトーネが、クラブ史上最多の勝ち点を積み上げたナポリのホームに乗り込んだ一戦。
▽勝ち点を加えなければ2年ぶりの降格となるクロトーネは立ち上がりからナポリに押し込まれると、23分に失点する。ボックス手前左からのインシーニェのクロスをファーサイドのミリクにヘディングで決められた。

▽さらに32分、左サイドからのインシーニェのクロスをカジェホンにボレーで叩き込まれ、リードを広げられてしまう。その後も攻撃のチャンスを掴めないクロトーネは、42分にカジェホンにミドルシュートでゴールを脅かされるなど、劣勢のまま前半を終えた。
▽迎えた後半、ゴールが必要なクロトーネがリスクを負って前がかっていく。しかし、ナポリを脅かすには至らない攻撃が続くと、64分までに3枚の交代枠を使った。

▽だが、引き続きナポリペースで試合が進むと、74分にジョルジーニョにミドルシュートで牽制される。

▽追加タイム1分、トゥッミネッロのミドルシュートで一矢報いたクロトーネだったが、反撃はここまで。勝ち点を積み上げられず降格となった。

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