バルセロナが4連覇達成で通算30回目の優勝! スアレス&メッシ&コウチーニョにイニエスタ弾で大爆発!《コパ・デル・レイ》
2018.04.22 06:35 Sun
▽21日、コパ・デル・レイ決勝のセビージャvsバルセロナがワンダ・メトロポリターノで行われ、5-0でバルセロナが勝利。この結果、バルセロナが4連覇を達成し通算30回目となる優勝を果たした。
▽準々決勝でアトレティコ・マドリーを、準決勝でレガネスを下して勝ち上がってきたセビージャは、0-0で引き分けた直近のリーガエスパニョーラ第33節デポルティボ戦からスタメンを6名変更。ラユン、カリーソ、ガイス、ピサーロ、カルロス・フェルナンデス、サンドロ・ラミレスに代えて、ラングレ、エスクデロ、エンゾンジ、サラビア、フランコ・バスケス、ムリエルを起用した。
▽準々決勝でエスパニョールを、準決勝でバレンシアを下して勝ち上がった3連覇中の王者バルセロナは、2-2で引き分けた直近のリーガ第33節セルタ戦からコウチーニョ以外のスタメン10名を変更。GKにシレッセン、最終ラインに右からセルジ・ロベルト、ピケ、ユムティティ、ジョルディ・アルバ、中盤にコウチーニョ、ラキティッチ、ブスケッツ、イニエスタ、2トップにメッシ、スアレスが入った。
▽高いテンションで試合に入ったバルセロナが、序盤から主導権を握って試合を進行する。8分、フランコ・バスケスが自陣でバックパスを送ると、最前線のスアレスがディフェンスラインの背後からプレスをかけてボールを奪う。バネガが素早くカバーに入り事なきを得たが、ボックス手前右の危険なゾーンでFKを与えてしまう。
▽直後のFKでキッカーを務めるのはメッシ。すると、左足から放たれたシュートがゴール右上隅を捉える。しかし、GKソリアが好守を披露してボールを弾き出した。
▽反撃に出るセビージャは16分に鋭いカウンターを繰り出す。メルカドが低い位置でボールを奪うと、バネガを経由して右サイドをオーバーラップするヘスス・ナバスにボールが渡る。しかし、ヘスス・ナバスのアーリークロスに反応したムリエルのヘディングシュートは、枠を捉えなかった。
▽さらに23分、ボックス手前右でボールを持ったヘスス・ナバスが、縦に突破を図る。そのまま対面のジョルディ・アルバの股を抜くグラウンダーのクロスを供給したが、ボックス内に飛び込むエンゾンジにはわずかに合わない。
▽ややセビージャの攻撃がうまく行き始めていた28分、バルセロナが再びGKソリアをヒヤリとさせる。ボックス手前でボールを持ったイニエスタが、左足でミドルシュートを狙う。シュートはバーに阻まれたが、セビージャゴールを脅かした。
▽31分、セビージャ陣内中央でボールを持ったメッシが、イニエスタに縦パスを入れる。イニエスタとうまく連係してボックス左に侵攻したジョルディ・アルバが、ボックス左からヒールで中央に折り返す。エンゾンジのマークを外したメッシが左足で合わせ、追加点とした。
▽さらに40分、最終ラインからのパスを前線で収めたスアレスが、後方のメッシに預けてディフェンスラインの裏に駆け上がる。メッシは右サイドでフリーになっているコウチーニョに身体を向けつつ、中央へのスルーパスを選択。これがスアレスに渡り、さらにセビージャを突き放した。
▽バルセロナが3点のリードを得たところで試合は折り返しに。モンテッラ監督はハーフタイム中にコレアに代えてサンドロ・ラミレスを起用し、巻き返しを図っていく。
▽すると49分、バルセロナ陣内中央でボールを持ったサンドロ・ラミレスが、左サイドのサラビアにボールを渡す。サラビアが素早く中央に折り返すと、ボックス手前中央のフランコ・バスケスが左足で合わせたが、シュートはジョルディ・アルバにブロックされた。
▽52分、バルセロナがまたしても決定機を作り出す。セビージャ陣内でスアレスがバネガの後ろからプレスをかけ、ボールを奪い切る。スアレスからのパスを受けたイニエスタが、メッシとのワンツーでボックス右に侵攻。中央にコウチーニョが走り込んでいたが、イニエスタは自らシュートを狙い、角度のないところから決め切った。
▽さらに55分、バルセロナはセビージャ陣内やや左の位置でFKを獲得。キッカーのメッシが合わせるボールを入れると、スアレスのヘディングシュートが枠を捉える。しかし、GKソリアが弾き出し、こぼれ球に詰めたDFユムティティのシュートもファインセーブで阻んだ。
▽64分、前戦でボールを持ったサンドロ・ラミレスが、独力でボックス左に侵攻。しかし、GKシレッセンと一対一の状況で放ったシュートはセーブされ、得点に繋げることができない。
▽69分、ラングレがボックス内でハンドを犯したとして、バルセロナがPKを獲得。キッカーのコウチーニョが冷静にGKソリアの逆を突き、リードを5点に広げた。
▽大量リードを得ているバルセロナは、76分にブスケッツに代えてパウリ―ニョを投入する。ややハードな守備が目立つようになった中盤に、力強いプレーを得意とするカードをチョイスしていく。さらに、82分にコウチーニョに代えてデンベレを投入すると、セビージャはサラビアに代えて左サイドバックのラユンを送り出し、ヘスス・ナバスを一列挙げる采配を行った。
▽しかし、モンテッラ監督の采配も虚しく、大勢に影響は与えることはできず。セビージャは一矢報いることもできずに、0-5のスコアで試合終了の笛を聞くこととなった。
▽この結果、バルセロナが1930年~1933年のビルバオ以来、85年ぶりとなる4連覇を達成し、通算優勝回数を30回にまで伸ばした。セビージャは、延長戦の末0-2で敗れた2016年のコパ・デル・レイ決勝の借りを返すことは叶わず、屈辱の大敗を喫することとなった。
▽準々決勝でアトレティコ・マドリーを、準決勝でレガネスを下して勝ち上がってきたセビージャは、0-0で引き分けた直近のリーガエスパニョーラ第33節デポルティボ戦からスタメンを6名変更。ラユン、カリーソ、ガイス、ピサーロ、カルロス・フェルナンデス、サンドロ・ラミレスに代えて、ラングレ、エスクデロ、エンゾンジ、サラビア、フランコ・バスケス、ムリエルを起用した。
▽準々決勝でエスパニョールを、準決勝でバレンシアを下して勝ち上がった3連覇中の王者バルセロナは、2-2で引き分けた直近のリーガ第33節セルタ戦からコウチーニョ以外のスタメン10名を変更。GKにシレッセン、最終ラインに右からセルジ・ロベルト、ピケ、ユムティティ、ジョルディ・アルバ、中盤にコウチーニョ、ラキティッチ、ブスケッツ、イニエスタ、2トップにメッシ、スアレスが入った。
▽直後のFKでキッカーを務めるのはメッシ。すると、左足から放たれたシュートがゴール右上隅を捉える。しかし、GKソリアが好守を披露してボールを弾き出した。
▽セビージャが危機を脱したのも束の間、14分にもバルセロナがチャンスを作り出す。GKシレッセンの高い精度のゴールキックが、右サイドを駆け上がるコウチーニョにそのまま渡る。ボックス右まで侵攻したコウチーニョがGKソリアを引き付けて中央に折り返すと、スアレスが難なく蹴り込んで先制点とした。
▽反撃に出るセビージャは16分に鋭いカウンターを繰り出す。メルカドが低い位置でボールを奪うと、バネガを経由して右サイドをオーバーラップするヘスス・ナバスにボールが渡る。しかし、ヘスス・ナバスのアーリークロスに反応したムリエルのヘディングシュートは、枠を捉えなかった。
▽さらに23分、ボックス手前右でボールを持ったヘスス・ナバスが、縦に突破を図る。そのまま対面のジョルディ・アルバの股を抜くグラウンダーのクロスを供給したが、ボックス内に飛び込むエンゾンジにはわずかに合わない。
▽ややセビージャの攻撃がうまく行き始めていた28分、バルセロナが再びGKソリアをヒヤリとさせる。ボックス手前でボールを持ったイニエスタが、左足でミドルシュートを狙う。シュートはバーに阻まれたが、セビージャゴールを脅かした。
▽31分、セビージャ陣内中央でボールを持ったメッシが、イニエスタに縦パスを入れる。イニエスタとうまく連係してボックス左に侵攻したジョルディ・アルバが、ボックス左からヒールで中央に折り返す。エンゾンジのマークを外したメッシが左足で合わせ、追加点とした。
▽さらに40分、最終ラインからのパスを前線で収めたスアレスが、後方のメッシに預けてディフェンスラインの裏に駆け上がる。メッシは右サイドでフリーになっているコウチーニョに身体を向けつつ、中央へのスルーパスを選択。これがスアレスに渡り、さらにセビージャを突き放した。
▽バルセロナが3点のリードを得たところで試合は折り返しに。モンテッラ監督はハーフタイム中にコレアに代えてサンドロ・ラミレスを起用し、巻き返しを図っていく。
▽すると49分、バルセロナ陣内中央でボールを持ったサンドロ・ラミレスが、左サイドのサラビアにボールを渡す。サラビアが素早く中央に折り返すと、ボックス手前中央のフランコ・バスケスが左足で合わせたが、シュートはジョルディ・アルバにブロックされた。
▽52分、バルセロナがまたしても決定機を作り出す。セビージャ陣内でスアレスがバネガの後ろからプレスをかけ、ボールを奪い切る。スアレスからのパスを受けたイニエスタが、メッシとのワンツーでボックス右に侵攻。中央にコウチーニョが走り込んでいたが、イニエスタは自らシュートを狙い、角度のないところから決め切った。
▽さらに55分、バルセロナはセビージャ陣内やや左の位置でFKを獲得。キッカーのメッシが合わせるボールを入れると、スアレスのヘディングシュートが枠を捉える。しかし、GKソリアが弾き出し、こぼれ球に詰めたDFユムティティのシュートもファインセーブで阻んだ。
▽64分、前戦でボールを持ったサンドロ・ラミレスが、独力でボックス左に侵攻。しかし、GKシレッセンと一対一の状況で放ったシュートはセーブされ、得点に繋げることができない。
▽69分、ラングレがボックス内でハンドを犯したとして、バルセロナがPKを獲得。キッカーのコウチーニョが冷静にGKソリアの逆を突き、リードを5点に広げた。
▽大量リードを得ているバルセロナは、76分にブスケッツに代えてパウリ―ニョを投入する。ややハードな守備が目立つようになった中盤に、力強いプレーを得意とするカードをチョイスしていく。さらに、82分にコウチーニョに代えてデンベレを投入すると、セビージャはサラビアに代えて左サイドバックのラユンを送り出し、ヘスス・ナバスを一列挙げる采配を行った。
▽しかし、モンテッラ監督の采配も虚しく、大勢に影響は与えることはできず。セビージャは一矢報いることもできずに、0-5のスコアで試合終了の笛を聞くこととなった。
▽この結果、バルセロナが1930年~1933年のビルバオ以来、85年ぶりとなる4連覇を達成し、通算優勝回数を30回にまで伸ばした。セビージャは、延長戦の末0-2で敗れた2016年のコパ・デル・レイ決勝の借りを返すことは叶わず、屈辱の大敗を喫することとなった。
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