ミュラーのハットなどレバークーゼンを6発粉砕のバイエルンが決勝進出《DFBポカール》

2018.04.18 06:18 Wed
Getty Images
▽DFBポカール準決勝、レバークーゼンvsバイエルンが17日に行われ、2-6でバイエルンが圧勝し、決勝へ進出した。
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▽準々決勝でブレーメンを下したレバークーゼンと、パーダーボルンを下したバイエルンの決勝進出を懸けた一戦。
▽レバークーゼンは4-1で快勝した直近のフランクフルト戦のスタメンから2選手を変更。ベイリーとヘンリクスに代えてベララビとターを起用した。

▽一方、バイエルンは5-1と大勝したボルシアMG戦のスタメンから5選手を変更。レヴァンドフスキやリベリ、ロッベンにアラバ、J・ボアテングら主力が先発に戻った。

▽試合は開始3分、バイエルンがあっさり先制する。J・ボアテングのフィードをボックス左のミュラーがヘディングシュート。これはGKレノのセーブに阻まれるも、ルーズボールをボックス中央のハビ・マルティネスが左足でゴール右へ蹴り込んだ。
▽先制後の6分、フォラントのヘディングシュートをGKウルライヒがセーブしたバイエルンは、9分に加点する。左サイドを突破したリベリのクロスをファーサイドのレヴァンドフスキがボレーで蹴り込んだ。

▽2点を追う展開となったレバークーゼンは16分、1点を返す。FKの流れから混戦となったところをL・ベンダーが頭で押し込んだ。

▽その後は一進一退の攻防で推移した中32分、レバークーゼンに同点のチャンス。CKの流れからS・ベンダーがシュートに持ち込んだが、GKウルライヒの好守に阻まれた。さらに37分、再びCKの流れからベララビがボレーシュートを浴びせるも、ここもGKウルライヒのファインセーブに阻まれた。

▽2-1で迎えた後半、開始4分にフォラントの決定的なシュートを三度ウルライヒの好守で凌いだバイエルンは、52分に突き放す。チアゴの鋭いスルーパスをボックス右で受けたミュラーが確実にゴールへ流し込んだ。

▽リードを広げたバイエルンは、61分に勝負を決定付ける。リベリの絶妙なスルーパスを起点に、最後はチアゴがネットを揺らした。その後、ミュラーが2点を追加してハットトリックを達成したバイエルンは、ベイリーに一矢報いられるも6-2で圧勝。王者の実力を示して決勝に進出している。

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