レーティング:ミラン 0-0 ナポリ《セリエA》
2018.04.16 00:14 Mon
▽セリエA第32節、ミランvsナポリが15日にサン・シーロで行われ、0-0のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
▽ミラン採点
99 ドンナルンマ 7.0
終始安定したゴールキーピングを披露し、土壇場のミリクの決定機阻止で勝ち点1をもたらした
DF
2 カラブリア 5.5
インシーニェに押し込まれて我慢の試合に。なかなかスソを攻撃面でサポートできず
22 ムサッキオ 6.0
ボヌッチの代役として守備では粘り強い対応が光った
17 サパタ 6.5
ゲームキャプテンとして急造最終ラインを冷静に統率。対人守備で安定感を見せた
正確なクロスや的確なカバーリングと攻守に質の高いパフォーマンス
MF
79 ケシエ 6.5
豊富な運動量とダイナミックなプレーで抜群の存在感
21 ビリア 6.0
急造最終ラインを意識してか、いつも以上にバイタルエリアのケアを意識した
5 ボナヴェントゥーラ 5.5
立ち上がりに惜しいシュートを放つなど、2列目から虎視眈々とゴールチャンスを窺う。守備の切り替えも申し分なし
(→ロカテッリ -)
FW
8 スソ 5.5
いつも通り右サイドで攻撃の起点に。ただ、後半はなかなか攻撃に絡めなかった
7 カリニッチ 5.5
前線で身体を張ったが、やや孤立して決定的な仕事はできず
(→アンドレ・シウバ 5.0)
カリニッチ以上に見せ場を作れず…
10 チャルハノール 5.5
強烈なミドルシュートで見せ場は作ったが、逆サイドの攻め上がりが少なく得意のサイドチェンジから攻撃に変化を与えられず
監督
ガットゥーゾ 5.5
主力センターバック不在の中でナポリの強力攻撃陣を封じた。ただ、攻撃面は迫力不足だった
▽ナポリ採点
25 レイナ 6.0
来季加入も噂される渦中の相手に対して、2つの好セーブなど見せ場を作った
DF
11 マッジョ 5.5
ビッグマッチでチャンスを得て攻守に堅実なプレーを見せた
33 アルビオル 6.0
安定したビルドアップとタイトな守備で及第点以上の出来
26 クリバリ 6.0
立ち上がりこそビルドアップでバタついたが、その後は攻守に安定感を見せた
23 ヒサイ 5.5
堅実な守備で穴を空けず。ただ、攻撃面でもっとハムシクとインシーニェをサポートしたかった
MF
5 アラン 5.5
シンプルな捌きと強度の高い守備。ゴール前に飛び出す意識も見せた
(→ログ -)
8 ジョルジーニョ 6.0
質の高いポジショニングとパスで攻撃のリズムを作った
17 ハムシク 5.5
前半はインシーニェと良い絡みを見せたが、シュートの精度を少し欠いた
(→ジエリンスキ 5.5)
最低限の仕事はこなしたが、攻撃面のアイデアをやや欠いた
FW
7 カジェホン 5.0
立ち上がりこそフィニッシュに絡んだが、得意のラインブレイクはなかなか見せられず
14 メルテンス 5.5
相手センターバックの集中した対応に遭い、なかなか決定的な形を作れず
(→ミリク 5.0)
最後の決定機は決めたかった。出し手の問題もあるが、なかなかうまく攻撃に絡めず
24 インシーニェ 6.5
質の高い動き出しと精度の高い仕掛けで唯一の攻め手に
監督
サッリ 5.5
固定メンバーの影響か、全体的に動きが重かった。また、選手交代で流れを失い、逆転スクデットに向けて痛恨の取りこぼし
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ドンナルンマ(ミラン)
▽19歳49日で史上最年少でのセリエA100試合出場。ボヌッチとロマニョーリ不在の最終ラインをうまく後方から動かし、最後はミリクの至近距離からシュートをビッグセーブで阻むなど見事な存在感だった。
ミラン 0-0 ナポリ
▽ミラン採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK99 ドンナルンマ 7.0
終始安定したゴールキーピングを披露し、土壇場のミリクの決定機阻止で勝ち点1をもたらした
DF
2 カラブリア 5.5
インシーニェに押し込まれて我慢の試合に。なかなかスソを攻撃面でサポートできず
ボヌッチの代役として守備では粘り強い対応が光った
17 サパタ 6.5
ゲームキャプテンとして急造最終ラインを冷静に統率。対人守備で安定感を見せた
68 R・ロドリゲス 6.5
正確なクロスや的確なカバーリングと攻守に質の高いパフォーマンス
MF
79 ケシエ 6.5
豊富な運動量とダイナミックなプレーで抜群の存在感
21 ビリア 6.0
急造最終ラインを意識してか、いつも以上にバイタルエリアのケアを意識した
5 ボナヴェントゥーラ 5.5
立ち上がりに惜しいシュートを放つなど、2列目から虎視眈々とゴールチャンスを窺う。守備の切り替えも申し分なし
(→ロカテッリ -)
FW
8 スソ 5.5
いつも通り右サイドで攻撃の起点に。ただ、後半はなかなか攻撃に絡めなかった
7 カリニッチ 5.5
前線で身体を張ったが、やや孤立して決定的な仕事はできず
(→アンドレ・シウバ 5.0)
カリニッチ以上に見せ場を作れず…
10 チャルハノール 5.5
強烈なミドルシュートで見せ場は作ったが、逆サイドの攻め上がりが少なく得意のサイドチェンジから攻撃に変化を与えられず
監督
ガットゥーゾ 5.5
主力センターバック不在の中でナポリの強力攻撃陣を封じた。ただ、攻撃面は迫力不足だった
▽ナポリ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK25 レイナ 6.0
来季加入も噂される渦中の相手に対して、2つの好セーブなど見せ場を作った
DF
11 マッジョ 5.5
ビッグマッチでチャンスを得て攻守に堅実なプレーを見せた
33 アルビオル 6.0
安定したビルドアップとタイトな守備で及第点以上の出来
26 クリバリ 6.0
立ち上がりこそビルドアップでバタついたが、その後は攻守に安定感を見せた
23 ヒサイ 5.5
堅実な守備で穴を空けず。ただ、攻撃面でもっとハムシクとインシーニェをサポートしたかった
MF
5 アラン 5.5
シンプルな捌きと強度の高い守備。ゴール前に飛び出す意識も見せた
(→ログ -)
8 ジョルジーニョ 6.0
質の高いポジショニングとパスで攻撃のリズムを作った
17 ハムシク 5.5
前半はインシーニェと良い絡みを見せたが、シュートの精度を少し欠いた
(→ジエリンスキ 5.5)
最低限の仕事はこなしたが、攻撃面のアイデアをやや欠いた
FW
7 カジェホン 5.0
立ち上がりこそフィニッシュに絡んだが、得意のラインブレイクはなかなか見せられず
14 メルテンス 5.5
相手センターバックの集中した対応に遭い、なかなか決定的な形を作れず
(→ミリク 5.0)
最後の決定機は決めたかった。出し手の問題もあるが、なかなかうまく攻撃に絡めず
24 インシーニェ 6.5
質の高い動き出しと精度の高い仕掛けで唯一の攻め手に
監督
サッリ 5.5
固定メンバーの影響か、全体的に動きが重かった。また、選手交代で流れを失い、逆転スクデットに向けて痛恨の取りこぼし
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ドンナルンマ(ミラン)
▽19歳49日で史上最年少でのセリエA100試合出場。ボヌッチとロマニョーリ不在の最終ラインをうまく後方から動かし、最後はミリクの至近距離からシュートをビッグセーブで阻むなど見事な存在感だった。
ミラン 0-0 ナポリ
ナポリの関連記事
セリエAの関連記事
|
ナポリの人気記事ランキング
1
ナポリが新スタジアム建設へ…会長が1959年開場“マラドーナ”利用終了を明言「市長へ協力を依頼済み」
ナポリが新スタジアムを建設するようだ。イタリア『メディアセット』が伝えている。 現在のナポリは、半世紀以上前の1959年に開場したスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ(旧スタディオ・サン・パオロ)を本拠地利用。1990年のイタリア・ワールドカップ(W杯)に合わせて一度改修されているが、歴史は古く、老朽化が進む。 イタリアが2032年のユーロ(欧州選手権)をトルコと共同開催することが決まっているなか、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が7日、突如としてナポリ市内に新スタジアムを建設する構想を表明した。 「私にフオリグロッタ(現本拠地)を改修するつもりはない。バニョーリ(※1)に新しいスタジアムを建設する準備がある。例えば2027年7月に大規模なレセプション、パーティ、花火大会が開催されるだろう」 (※1)現本拠地フオリグロッタから直線距離にして約1kmほど南西に進んだ位置にあるバニョーリ地区 地元紙『イル・マッティーノ』によると、スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナの改修計画はここ数年しきりに叫ばれていたようだが、どうやらデ・ラウレンティス会長は歴史ある“マラドーナ”の利用を終えることで、つい最近、所有者のナポリ市行政と合意したという。 「元々は私も“マラドーナ”を改修したかったんだ。しかし、関係者らと視察を重ね、大衆を最も惹き寄せるのは、新たなスタジアムを作ることだという意見が占めた。そのためには、少なくとも3シーズンはマラドーナを離れなくてはならない」 「すでにバニョーリ地区の再開発担当者とも顔を合わせているよ。ナポリ市長にはこのプロジェクトへの協力を依頼してある。新たなスタジアムは、我々用の施設だけでなく、ショッピングセンターなども併設した地域のコミュニティを目指す」 その一方、ナポリ市郊外の山沿いの地区・アフラゴーラから新スタジアム誘致の話があるというが、これについては「何ヘクタールもの土地を提供してくれるというありがたい話があったが、スタジアムを全く別の場所へ移すことは考えていない」としている。 今回、初めて明言されたナポリの新スタジアム建設計画。ユーロ2032まで8年、どんな経過を辿るだろうか。 2024.03.08 11:20 Fri2
【伝説のチーム】マラドーナ全盛期のナポリはどんなチーム?後に柏でプレーするFWカレカにゾラの名も
フットボール界のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏(60)が25日に急逝した。 10月30日に60歳の誕生日を迎えたばかりのマラドーナ氏だったが、その後に硬膜下血腫が見つかり緊急手術。無事に手術は成功していたが、この度心不全で帰らぬ人となった。 そのマラドーナ氏が全盛期を過ごし、チームに黄金期をもたらせたのがナポリだった。 現在はイタリア屈指の強豪として認知されているナポリだが、初めて歓喜の渦に包まれたのは1980年代後半だった。1984-1985シーズンにバルセロナからやってきたディエゴ・マラドーナによって、チームは数々のタイトルを獲得した。 マラドーナが中心のチームは、1986-87シーズンにセリエAとコッパ・イタリアの2冠に輝き、その後も優勝を争いながら、1988-89シーズンにはUEFAカップ(現EL)を獲得。そして、迎えた1989-90シーズンにクラブ史上2度目となるスクデットを手に入れることとなる。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/1989-90napoli.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><</div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アルベルト・ビゴン(52) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆マラドーナのチーム</div> 開幕から順調に勝ち点を積み重ねたナポリは、このシーズンにチャンピオンズリーグ2連覇を達成したミランやインテルと優勝争いを繰り広げた。後半戦ではそのミランとインテルとの直接対決に敗れたが、粘りを見せて最後の5試合で5連勝を達成。ミランを追い抜いて見事に優勝を決めた。 フットボールの世界では、絶大なる個の力を有する選手がそのチームの戦術となることがしばしばある。そして、この頃のナポリは、まさにマラドーナのチームだった。 そのマラドーナを支えるため、チロ・フェラーラを中心とした守備陣とフェルナンド・デ・ナポリなどの中盤の選手は守備に奔走した。ナポリは、当時のイタリア代表メンバーを中心にマラドーナを支える土台を固めていた。 攻撃は前線のトライアングルで形成した。自由を与えられたマラドーナは攻撃の全権を掌握。また、後に柏でプレーするブラジル代表FWカレカとイタリア代表FWアンドレア・カルネバーレの2トップがゴールを重ね、当時23歳のジャンフランコ・ゾラも存在感を示した。 “ナポリの王様”と評されたマラドーナは、イタリア随一の陽気な街に2度のスクデットをもたらした。数々の魅力的なプレーで観客を魅了し、自身が付けた10番が永久欠番になるほどサポーターから愛された。ただ、かねてからコカイン使用が疑われるなど、イタリアマフィアの巣窟であるナポリで麻薬に染まり、プロ選手としてのキャリアが終焉に向かっていった。 <div id="cws_ad">◆全盛期のマラドーナがナポリで見せたスーパーゴール集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJRQkZwNEVQayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2020.11.26 17:30 Thu3
MLSへの移籍迫るインシーニェ、先駆者ジョビンコが助言「ナポリを離れろとは絶対に言いたくない」
トロントFCへの移籍が迫るナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェについて、“先駆者”が助言した。 地元出身のインシーニェは、ペスカーラや、フォッジャといったクラブで武者修行を積んだ期間を除き、ここまでナポリ一筋でプレー。約10年にわたって中心選手として活躍しており、通算で公式戦415試合114得点95アシストを記録している。 しかし、契約満了まで残り6カ月と迫った中で、延長交渉は進んでおらず、先月末からはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のトロントFCへの今冬加入の噂が急浮上。年俸1150万ユーロ(約15億円)に加え、ボーナス450万ユーロ(約5億9000万円)という破格の給与が用意されているとのことで、移籍が大きく近づいているとも伝えられている。 そんなインシーニェにアドバイスを送ったのは、2015年冬にユベントスからトロントFCに加わり、4年間にわたってプレーした元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコだ。同選手はユベントスの控え選手であった自身とナポリで主将として活躍しているインシーニェでは状況が異なっていると説明。自身の経験も語りつつ、正しい決断を求めた。 「トロントは美しい街で、僕は家族でそこで暮らすことにしたんだ。しかし、ロレンツォに関しては、僕とは状況が異なっている。当時、僕はユーベのバックアッパーだったが、彼はナポリのキャプテンなんだ」 「給与?オファーが来て、契約書には高い給与が書かれていたし、巨額という噂もあったが、実際に来てみるとそうでもなかったんだ。アメリカでは、たくさんの税金があり、その数字は正確なものではない。それを除けば、良い経験にはなるだろうけどね」 「ユーロを制し、代表チームとも良好な関係を築いているロレンツォが、招集リストから外れないことを願っている。僕の経験を話すと、トロントに行くことによって、そこから外れてしまったんだ。でも、もしかしたら、彼にはそういったことが起こらず、代表から落ちるリスクもないのかもしれない」 「僕が行ったころにはMLSに大物がいたけど、今はウイルスの問題なのか、王者の数が減ってきている。ロレンツォの獲得で、それもまた変わるかもしれないけどね。だけど、そこでのサッカーは本物とは言えないだろう」 「トロントに行っていいのかって?電車は一度しか通らない。でも、ナポリを離れろとは絶対に言いたくない。繰り返すけど、僕のときとは状況が異なっているんだ。僕はユーベでプレーしていなかったし、彼はナポリのキャプテンだ。僕が言える唯一のアドバイスは、お金を除けば、そこでの生活は素晴らしいということ。それは隠しても意味がないよ」 2022.01.01 19:54 Sat4
クワラツヘリアを失ったナポリ、PSVのウインガーに40.4億円を提示も完全拒否
パリ・サンジェルマン(PSG)にジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが移籍したナポリ。穴埋めを目指す中でPSVのオランダ代表FWノア・ラング(25)を目指している。 左ウイングを主戦場とするノア・ラング。アヤックスの下部組織出身で、トゥベンテやクラブ・ブルージュでプレーし、2023年7月からPSVでプレー。PSVでは公式戦45試合に出場し11ゴール10アシストを記録。左ウイングを補強したいナポリが目をつけることとなった。 クワラツヘリアは約7000万ユーロ(約113億1000万円)の移籍金でPSGへと移籍した中、ラングにもオファー。オランダ『AD』によると、PSVに2500万ユーロ(約40億4000万円)を提示したとされるが、PSVは完全に拒否したという。 ラングはナポリ行きを望んでいるともされるが、無理に退団を目指すことはないとのこと。ナポリはマンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代FWアレハンドロ・ガルナチョも狙っているとされるが、残りの少ない時間で補強は成功するだろうか。 2025.01.29 23:35 Wed5